三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺
今年も、住民自治協議会主催の「ほたると音楽の夕べ」が、常福寺を一部会場に開催されます。
ほたる観賞に先立ち、今回は、二胡と中国琵琶のコンサートが予定されています。演奏は、大阪を中心に活動されている二胡奏者 劉 志麗さんと中国琵琶奏者 王瑩(おう えい)さんのお二人。
(二胡奏者 劉志麗さんと、中国琵琶奏者 王瑩さん)
プロフィールを拝見すると、お二方ともに素晴らしい演奏者のようです。
力強くもどこか哀愁を帯びた二胡の音色は、懐旧の想いを馳せ、重なる華やかな中国琵琶の奏では、きっと心の琴線をかき鳴らすことでしょう。
これは当日が楽しみ。素晴らしい演奏が期待できそうです。
これは当日が楽しみ。素晴らしい演奏が期待できそうです。
向夏の頃、皆さまご家族やご友人をお誘い合せの上、ぜひご参加くださいませ。
記
開催日 平成28年 6月11日(土) 雨天決行・入場無料
第一部 19:00 ~ 20:00
二胡と琵琶のコンサート
場所 古郡 常福寺境内
第二部 20:00 ~
第二部 20:00 ~
竹灯り & ほたる鑑賞
場所 古郡 北川堤防
駐車場 神戸小学校運動場
駐車場 神戸小学校運動場
神戸市民センター
問合せ 神戸地区市民センター 電話0595-38-1300
問合せ 神戸地区市民センター 電話0595-38-1300
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真言宗豊山派の若い僧侶たちが、声明ライブや法話会などを不定期で開いている 『山詩水明(さんしすいめい)』
2012年にOPENしたお洒落なカフェで、私たちのホームといえる「つぐみカフェ」の姉妹店になります。
立地は抜群。V字型の店内は広いのですが、下見においてお客さまの目線を切る為の遮蔽物(柱や衝立、目隠しなど)が多いことに気付きました。
これは満員になると死角席ができる…と心配したのですが、お申込みいただいた人数が程良く、杞憂に終わったことは幸いでした。
声明ライブに先立ち、来賓でお越しの 岡本 栄 伊賀市市長によるご挨拶。
岡本市長は、声明(仏教声楽)がお好きで、就寝前には手持ちのCDをよくお聴きになる程だそう。ちなみに市長当選前にも、私たち山詩水明の声明ライブにお越しくださったことがあるのですよ。
今回も、カフェ中央に華やかな御堂・誕生仏を飾りつけ。甘茶も用意して、聴衆の皆さまにご接待しました。
尚、今回は 私がMCを担当。
法話は、愛知犬山の 岩田龍誠さんが担当してくれました。いつも力強い太鼓でライブを盛り上げてくれる岩田師。今回は法話に専念して、地声で仏さまの教えを分かりやすくお話くださいました。
ライブの合い間には、恒例の灌仏(小さなお釈迦さまに、甘茶を灌(そそ)いで供養する)作法をご参集の皆さまにしていただく。
今回も 私たちの趣旨どおり、普段あまりお寺にお参りする機会のない方にも、花まつりの雰囲気を体験していただけました。
新しい場所で、慣れない点も多々ありましたが、内山オーナー始め、加太店長・スタッフ皆さまのご理解ご協力により、厳かに執り行うことが適いました。
『山詩水明』の声明ライブ、次回は可能であれば秋頃、奈良の名刹で行いたいと調整しております。Facebookページやこのブログで、随時告知していきますので、次の活動を楽しみにお待ちください。
恒例の、ご詠歌 奈良教区奉詠大会。
今年も、奈良・三重の11支部の講員さんが参加して、日頃の練習の成果をご披露くださいました。
今年も、奈良・三重の11支部の講員さんが参加して、日頃の練習の成果をご披露くださいました。
今回は、福島県二本松市より平田英昭 詠匠を来賓にお招き。
平田先生は、豊山流大師講きってのpower vocal 上級指導者である「詠匠」の中で最も若く、力強くて緻密なお唱えをされることに定評があります。
今回先生には、お唱え後の講評のほか、口伝、立行の所作、「常住」のお唱えなどをご指導いただきました。
奉詠された曲目は、全15組。
奈良教区の講員さん方は、その大半が白房で どなたもキャリアの長い方ばかり。磨き込まれた玉のような、本当に素晴らしいお唱えをたくさん聞かせてくださいます。
そんな中で、やはり自分の指導している支部のお唱えは気になるもので…(汗) しかしそれは、いらぬ心配。どのグループも、緊張を抱えながらも、美しいお唱えを響かせてくださいました。
日頃 しっかりと研鑽を積んできた賜物ですね。
日頃 しっかりと研鑽を積んできた賜物ですね。
(古郡 なごみ会の皆さん。今回は「同行」をお唱え)
それにしても 残念なことに、参加講員の減少には打つ手がない現状です。10年前に比べるとその人数は半減。これは全国的にも言えることですが、ピークを迎えたご詠歌講員の高齢化が進み、せっかく新しい方が入ってくださっても、それ以上に退講(卒業)される講員さんの多いこと。まるで雪崩のような勢いです。
それにしても 残念なことに、参加講員の減少には打つ手がない現状です。10年前に比べるとその人数は半減。これは全国的にも言えることですが、ピークを迎えたご詠歌講員の高齢化が進み、せっかく新しい方が入ってくださっても、それ以上に退講(卒業)される講員さんの多いこと。まるで雪崩のような勢いです。
全国的な講員減少の波のなかで、福島では次代を担う若手指導者が次々に台頭して、教区活性化の原動力になっているそうです。
先生との会話にヒントを頂きながらも、第42回の歴史と伝統を受け継ぎ、守り、そして次代に伝えていくことの難しさを感じた一日でありました。
常福寺主催の霊場巡拝。
今年は、6年ぶりとなる四国霊場(お遍路)にお参りすることになりました。2泊3日の行程を全5回で、今年から来年と2年かけて満願する予定です。
今年は、6年ぶりとなる四国霊場(お遍路)にお参りすることになりました。2泊3日の行程を全5回で、今年から来年と2年かけて満願する予定です。
(第22番 平等寺さまで集合写真)
今回の道のりは、阿波一国(徳島県)の23ヶ寺。
発心の道場は お寺とお寺の間隔が短く、初めて参加された方も、とんとんとお参りしている間に 霊場巡拝の いろは が自然と身に付いてきます。
ところが…、寒の戻りで滞在中はずっと冬の気温に。
運悪く、初日は冷たい雨が降りしきり、2日3日目も 強く冷たい風に吹かれて、身の凍える厳しい修行になりました。
あれ? おかしいなぁ。常福寺巡拝団は、これまで雨知らずの傘いらず。参加される皆さんの日頃の善行で、概ね天候に恵まれてきたのですが…。
もちろん、偶にはこんなこともありますが、巡拝に慣れていない初参加の皆さんには 厳しいスタートになりました。
(第 2番 極楽寺さまのだっこ地蔵)
私が四国霊場を巡るのは、これで3回目。
6年前の記憶も新しく、お参りする先々で前回の記憶がよみがえります。さらに、前回お世話になった井内先達さんとも懐かしい再会。この度も、一緒に霊場を巡ってくださいます。
私が四国霊場を巡るのは、これで3回目。
6年前の記憶も新しく、お参りする先々で前回の記憶がよみがえります。さらに、前回お世話になった井内先達さんとも懐かしい再会。この度も、一緒に霊場を巡ってくださいます。
厳しい修行の旅も、打ち納めのころには晴れ間が顔を出しました。厳しい天候に負けず、参加された皆さまも一様にお遍路の素晴らしさを体感して頂けたようです。
(第23番 薬王寺さまで打ち納め)
さて、次は土佐の国(高知県)
南国の風景のみならず、豊山派のお寺が多くて、同級生やお世話になった先輩、後輩たちとの再会が今から楽しみです。
さて、次は土佐の国(高知県)
南国の風景のみならず、豊山派のお寺が多くて、同級生やお世話になった先輩、後輩たちとの再会が今から楽しみです。
第2回の巡拝は、10月初旬に予定しています。
久々のブログ更新です。
2月半ばに (誕生日でした…涙)、珍しくインフルエンザ発症。
喉の炎症もあわせて、一週間ほど体調を崩していました。双六に例えるなら「一回休み」の気分でしたね。
今回同行したのは、普段ご詠歌で共に研鑽を積んでいる第8ブロックの先生方。愛知や滋賀、高知と離れているし、どなたもお忙しい方ばかりですが、皆さん興味があったようで某研修会の席であっという間に日が纏まりました。
巧く運ぶときはこんなものですね(笑)
(左より、滋賀の安田先生、高知の島田先生、愛知の木村先生)
他には、不動明王坐像、両界曼荼羅の版木、長谷寺有縁の寺院から集められた十一面観音像など、長谷寺で修行していた私にとっても珍しい品がたくさん。
でもここだけの話、長谷寺さん、まだ本気出してない気がしましたよ(笑)
仏像だけでも、本堂の曾我地蔵、薬師日月十二神将、護摩堂の五大明王などなど…。まだまだ美しい仏さまは沢山おられるのですから。
そして何といっても、高さ12mにも及ぶ 本尊十一面観音さま。こちらは、大きすぎて運べないのはもちろん、本尊のお姿を再現した大掛軸があります。過去には、堺の街で出開帳勧進が行われた歴史も。
(ハルカス17階のカフェにて、観音さまのラテアート)
ハルカス300(展望台)より夕焼けに染まる大阪の街並みから、長谷寺の方角に遥拝。良いタイミングで見学させて頂けたご縁に感謝申し上げました。
喉の炎症もあわせて、一週間ほど体調を崩していました。双六に例えるなら「一回休み」の気分でしたね。
今回同行したのは、普段ご詠歌で共に研鑽を積んでいる第8ブロックの先生方。愛知や滋賀、高知と離れているし、どなたもお忙しい方ばかりですが、皆さん興味があったようで某研修会の席であっという間に日が纏まりました。
巧く運ぶときはこんなものですね(笑)
(左より、滋賀の安田先生、高知の島田先生、愛知の木村先生)
さてその内容。 一番の目玉は、
本尊十一面観世音菩薩の両脇に持する難陀龍王と雨宝童子立像でしょう。普段本堂で荘厳されている処は高く、また薄暗いため、こんなに近くで拝見するのは初めてのことです。
特に難陀龍王。龍の活き活きとした姿と渋みのある老人の姿は、絶妙なバランスでした。
本尊十一面観世音菩薩の両脇に持する難陀龍王と雨宝童子立像でしょう。普段本堂で荘厳されている処は高く、また薄暗いため、こんなに近くで拝見するのは初めてのことです。
特に難陀龍王。龍の活き活きとした姿と渋みのある老人の姿は、絶妙なバランスでした。
他には、不動明王坐像、両界曼荼羅の版木、長谷寺有縁の寺院から集められた十一面観音像など、長谷寺で修行していた私にとっても珍しい品がたくさん。
でもここだけの話、長谷寺さん、まだ本気出してない気がしましたよ(笑)
仏像だけでも、本堂の曾我地蔵、薬師日月十二神将、護摩堂の五大明王などなど…。まだまだ美しい仏さまは沢山おられるのですから。
そして何といっても、高さ12mにも及ぶ 本尊十一面観音さま。こちらは、大きすぎて運べないのはもちろん、本尊のお姿を再現した大掛軸があります。過去には、堺の街で出開帳勧進が行われた歴史も。
(ハルカス17階のカフェにて、観音さまのラテアート)
ハルカス300(展望台)より夕焼けに染まる大阪の街並みから、長谷寺の方角に遥拝。良いタイミングで見学させて頂けたご縁に感謝申し上げました。
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男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:
真言宗豊山派のお坊さん
大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。
現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
真言宗豊山派のお坊さん
大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。
現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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