忍者ブログ
三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

地元伊賀を中心とする、真言宗豊山派の僧侶たちで活動している『山詩水明(さんしすいめい)』
今回は、錦秋の室生寺。夜間ライトアップされた紅葉に囲まれて、声明コンサートを行いました。



室生寺の紅葉ライトアップは、これで4年目。徐々に夜間お参りの人数も増えてきているそうです。18時の梵鐘の後、法螺の声にあわせて灌頂堂の正面へ。

声明コンサートは、錫杖経、奠供、散華、理趣経中曲など、スタンダードな内容で1時間ほど。山詩水明、ほぼフルメンバーが参加しました。



今年は例年に比べて暖かいとはいえ、1時間も外で拝んでいると足元から冷気が上がってきました。私たちは我慢できましたが、直立して聴いてくださったご参詣の皆さまは、きっと厳しい寒さが身に沁みたことでしょう。

今年は、室生寺をはじめ長谷寺・談山神社など奈良県の紅葉は、軒並み色付きが悪く、その状態も良くないようです。
それでも、ライトアップされた諸堂や五重塔、闇に照らされる木々はたいへん美しく、そこに声明の響きが相和して幻想的な空間が生れていました。



私たちも、摩尼宝珠の鎮まる真言密教の聖地 大本山室生寺で一座の法会を営むことは、誠に法悦でありました。聴衆の皆さまにも大変好評をいただき、また次の機会によい形で繋げることができればと考えております。

『山詩水明』の次の活動は、春頃、上野城下町で考えています。
Facebookページやこのブログで随時お知らせしますので、今後の活動を楽しみにお待ちください。

PR
今月半ば、同門後輩の結婚式がありそのお手伝いをさせて頂きました。

(ご存じでしたか? お寺で結婚式を挙げられるのですよ。仏前結婚式について、詳しくはこちらをご覧ください)



今回 私が任されたのは、式の進行を担う会奉行(兼 教授・説戒)という大役。式次第や諸準備は、新郎が常の如く緻密な仕事ぶりをみせ、職衆も普段から声明コンサートなどで一緒に活動している信頼できる仲間たち。
一抹の不安もありませんでしたが、せっかくのご慶事、僅かな洩れもなきよう気を引き締めてお勤めました。



門前へ歩みを進める花嫁行列、仲睦まじい新郎新婦、笑顔あふれる両家親族とご来賓の皆さま。心配していた空も挙式の頃にはからりと晴れ上がり、見事な秋晴れとなりました。

お寺のご本尊さまの前で、阿闍梨さまからお諭しを受けた新郎新婦が、お袈裟や念珠、指環(シカンと読みます)を交換。誓いの言葉を読み上げた後は、酌童子による三三九度、両家固めの盃。式典は滞りなく進みました。

 

いやぁ、結婚式って本当にいいですね。

披露宴の席上、新郎新婦に
「中山さんに、説戒をお願いして本当によかった」とアナウンスされ、ほっと肩の荷がおりた気がしました。

こちらこそ、華燭の祝典にお力添えさせて頂けて、皆さまの幸せをお裾分け頂いた心地でした。ご両家ますますの弥栄(いやさか)、そして新郎新婦の前途に幸多からんことをご祈念いたします。

豊山流大師講が、毎年各地で開催している全国奉詠大会。
第60回を数える福島大会は、郡山市のユラックス熱海で開催されました。

正直なところ、遠方の大会とあって始めは参加を尻込みしていました。が、一部の講員さんから「ぜひ行ってみたい!」と要望を受け、背中をえい!と押して貰った気分。大師講からの参加要請も渡りに舟と、少数ながら揚々と福島まで向かいました。



第60回という節目の大会は、常の形ではなく、コンサート形式の3部構成。北は山形から南は高知まで、地元福島の皆さまを中心に1500名近くの講員・檀信徒が一堂に会しました。
一歩足を踏み入れると、会場は皆さまの熱気でむんむん…(笑)舞台と客席もとても近くて、臨場感のある大会だったのではないでしょうか。

私は 第2部、若手ご詠歌指導者80名ほどで一斉に、
『四摂和讃』『宗祖弘法大師御遠忌和讃・御詠歌 法燈』『宗祖弘法大師鑚仰御詠歌 神通』『豊山流大師講同信和讃』などをお唱えさせて頂きました。

全国各地で活躍している、同じ豊山流のご詠歌を学び、指導している仲間たち。皆さんと再会して、親睦を深めることも全国大会の大きな歓びです。

遠方の全国大会は、講員の皆さんと小旅行する意味合いも持ちます。
普段一人で寂しく移動している新幹線の車内だって、皆さんと一緒なら、お弁当を食べたり、おしゃべりに華を咲かせたり、楽しい時間があっという間に過ぎていきました。



滞在中は、馬刺し、さくら鍋、こづゆ、輪箱(わっぱ)飯などの地元の郷土料理に舌鼓。

せっかく福島まで来たのだから、会津若松まで足を伸ばして、野口英世記念館、白虎隊討死の飯盛山、階段の無いさざえ堂、大河ドラマ『八重の桜』の舞台になった鶴ヶ城などを観光しました。



これらも、ご詠歌の醍醐味の一つ。
普段、一生懸命練習しているのだから、年に一度くらい同じ仲間でしっかり命の洗濯したっていいじゃありませんか(笑)

錦秋の福島。郡山から会津若松にかけて、公私に満ち足りた旅でありました。

真言宗豊山派 三重県布教師会は、布教誌『三昧』の発行や年2回の研修会など、檀信徒向けの布教や、僧侶の資質向上へつながる活動に力を入れています。

平成27年からは、三重県下の住職方が交代で法話したものを“テレホン法話”として、檀信徒の皆さまに電話回線を通して聞いていただく布教も始まりました。



ご指名を頂いて、
その11月分の法話を、私 中山和光が担当いたしました。
今年一年の法話テーマは「いのち」について。

5分程度の拙い法話です。
機械の都合か、ものすごく音声が悪くて お耳汚しですが、興味のある方は ぜひお聞きになられてください。

電話番号:0595-36-0010
 ※ 通常の通話料金が必要になります

真言宗豊山派の若い僧侶たちが、声明ライブや法話などを不定期で開いている『山詩水明(さんしすいめい)』

春に続いて、今秋も活動しますよ!!
錦秋に染まる室生寺にて、夜間ライトアップされた紅葉に囲まれてお唱えすることになりました。

(クリックすると大きく表示されます)

 『山詩水明』 過去の活動
 平成25年 3月 『お坊さんと話そう!』
 平成27年 4月 『花まつりスペシャル』  などなど…
  ※ 詳しくは、右側のカテゴリー → 声明ライブ をご覧ください

オファーを頂いた 室生寺については、こちらに詳しく記してあります。
近年ご詠歌や青少年の研修会などで交流が増えてきましたが、声明をお唱えできるのは稀有なこと。メンバー一同、はりきって準備しております。

            記

日 時: 平成27年11月20日(金)
        午後6時 開演(50分ほど 予定)

場 所: 室生寺 灌頂堂

入山料: 大人500円 小人300円

 ※ お問い合せは、室生寺まで(電話 0745-93-2003)


今回の声明コンサートは 座席の用意は無く、銘々 紅葉ライトアップを楽しみながら散策していただくBGMとして考えられています。

11月末 また夜間イベントとあり、寒いことは間違いありません。どうぞ充分温かくして、足元にお気をつけてお出掛けくださいませ。

カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
SNS
Wakou Nakayama

バナーを作成


TweetsWind
最新CM
[07/13 meg]
[06/28 和光]
[06/28 じゅんじゅん]
[03/02 和光]
[03/01 じゅんじゅん]
ブログ内検索
プロフィール
HN:
和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
カウンター
最新TB
バーコード
忍者アナライズ
Copyright © 江寄山常福寺のブログ All Rights Reserved.
Materal by photo material Kun Template by Kaie
忍者ブログ [PR]