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三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
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ご縁を頂いて、地元FMなばり83.5の番組に出演しました。

『元気の素本舗』という 伊賀名張で活躍する元気な人を、数珠つなぎで紹介するコーナー。面白そうなことには目が無い私は、知人の紹介を即OKして、興味津々でスタジオ入り。



迎えてくださったインタビュアー 野上 峰さんは、常福寺のほたるコンサート 初回(平成17年夏)に出演くださったオカリナ奏者 野上圭三 氏の奥さま。大変素晴らしい演奏と詩の朗読によって拍車が掛かり、ほたるコンサートも地元の人気行事としてすっかり定着しました。
その功労者と久しぶりの対面です。

大変ご無沙汰しております。お変わりありませんか…とインタビュー開始。小一時間ほど楽しく歓談した後、20分ほどの本番。それを上手に編集して、15分ほどに纏めてくださいました。



実はコレ…、1月半ばにすでに放送済みなのですが、有り難いことに知り合いの方が録音して届けてくださいました(しかも、高音質で!!)
こちらをクリックすると再生します。よければ聴いて笑ってやってください。

FMなばり83.5 『元気の素本舗』2017.01.23 野上 峰 × 中山和光


ご縁を頂いたラジオ出演。
個人的には、生い立ちから遡って頂いて、半生を振り返った気分。40数年も生きていれば、誰にも色んな体験がありますよね~ としみじみ。

若い頃の東奔西走ぶりをもう少し話したかったのですが、残念ながらお時間となってしまいました(笑)ちゃんちゃん

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(続き)

二つめは、復興30周年の奉告法要。
11月、雲一つない秋晴れのもと本堂復興30年の節目を本尊さまにご報告しました。



奉告法要には、先住職と復興委員・歴代総代の皆さまをご招待。お勤めの後には、往時のご苦労を労いながら思い出話などを聞かせて頂きました。

また仏さまの和讃をお唱え頂くために、有志のご婦人方を改めて募集。役員・総代の奥さま方を中心に、半年前から月一回練習を重ねて、当日は20数名のご婦人が一緒にお唱えくださいました。

皆さま緊張した面持ちながらも、真心のこもった妙なるお唱え。涼やかな金鈴に載せられた法悦の響きに、本尊さまもさぞお慶びであったことでしょう。

お釈迦さまの教えを守り、伝えていくこと、またその存在を「法燈を守る、継ぐ」という言葉で表します。
平安の御代から幾星霜、これまで一体何人の僧侶が、檀信徒が蓮勝寺を守り、次の世代に繋げる為に尽力してこられたことでしょう。




(蓮勝寺の檀信徒。当代の皆さまと次の世代の子供たち)

復興30周年の節目は、当時 本堂再建の為に尽力くださった方々、また今正に蓮勝寺を守り「自分たちのお寺だ」と自信と誇りをもって護持運営くださる当代現職の皆さま。

そして、次代の蓮勝寺を受け継ぐ若い世代にも、上郡にお寺がある意味を、またそれを守り、次代に受け継ぐことの大切さを改めて認識する又とない機会になりました。

記念事業を推進するに当り、ご協力くださった地区役員・檀家総代・ご婦人方・檀信徒の皆さま。全ての方に改めて御礼申し上げます。誠にありがとうございました。


※ 依那古仏教団の教化誌『法縁』第92号に寄稿したものを加筆修正しました。

私、中山和光が住職を勤める蓮勝寺(伊賀市上郡)が、昨年、本堂復興より30周年の節目を迎えました。備忘録を兼ねて、その記念事業を記します。


平安時代、馬頭観世音菩薩を本尊に、常福寺の末寺として開創された蓮勝寺は、天正9年の兵火、明治初頭の大洪水など幾多の災難に見舞われるも、その度移転復興を重ね、村内外の厄除け観音として往昔より多くの信仰を集めて参りました。

昭和の末、祝融(しゅくゆう)の災を被り本堂本尊全てが灰燼に帰した際も、先代住職 織田杲深(ごうじん)の導きの元、復興委員会(故松田伊三雄(いさお)委員長)を組織して檀信徒内外の喜捨浄財を受け、昭和61年に本堂を復興竣工しました。



以来、檀家総代・地区役員の尽力により、厨房・洗面所の増設、墓地の大改修、毎月の境内清掃や奉仕作業と、皆様の精進よろしく逐次事業に邁進して参りました。

衆生安寧の道場たる本堂を復興して30周年を迎えたことは、誠に信心帰依の賜物であります。そこで、地区役員・檀家総代の皆様と協議して2つの記念事業を実施することになりました。

一つめは地蔵盆。毎年恒例である、子供たちと地区内の地蔵・水神塚供養を順々に拝んで巡る行事の後に「こども食堂」と題して、お寺の境内で流しそうめん・カレーライス・焼き鳥・かき氷・金魚すくい・ヨーヨー釣り・各種飲み物・ビンゴ大会等を全て無料で振る舞いました。









中でも流しそうめんの仕掛けは、巧みの技が光る見事なもの。目を輝かせながら、其々の食事をお口一杯に頬張る笑顔の子供たち。準備に汗を流しながら、大人も子供も一緒に笑い合える。素晴らしい夏の思い出になったことでしょう。

(続く)

今年の干支は、丁酉(ひのととり)
酉とは、皆さまご存じ鳥のことです。

鳥はくちばしを持つ卵生の脊椎動物。体表が羽毛で覆われ、前足を飛翔するため翼へと進化させました。
大きな翼で風を切り、軽やかに空を舞うその姿は、古来より人類の希望であり憧れでありました。



酉といっても、一般的には鶏のことを指します。
十二支の動物は人の暮らしに関りの深いものが多く、鶏も類にもれず代表的な家禽として世界中で飼育されています。
安価で安心な栄養源として、玉子・鶏肉は私たちの食卓に欠かせないものになっています。

飛べなくなった鶏は、養鶏されて人々の暮らしの一部になりました。
朝一番に大声で鳴いては夜明けを告げる、そのユニークな生態は古くより人々に重宝され、愛され、多くの神話や物語に登場しました。

私たちに聞こえる「コケコッコー」も、世界中ではさまざまに聞こえることが不思議です。英語の「クックドゥードゥルドゥー」は有名ですが「東天紅」や「ココリコ」などが同義なのは知りませんでした。



さて、仏教の世界にも鳥は多数登場します。
有名なのは、孔雀明王でしょうか。その名の通り翅(はね)を広げた孔雀に座すその優美な姿は、忿怒相(ふんぬそう)が特徴である明王の中で唯一、慈悲を表した菩薩の姿で表現されます。

孔雀は、毒虫やコブラなどの毒蛇を食べても平気なことから「人々の災厄や苦難を取り除く功徳を持つ」と信仰の対象となりました。仏教では、煩悩の根源である三毒(貪り・瞋り・痴行)を慎み、それから離れ滅することの大切さを説きます。

優雅に翅を広げる孔雀同様、金色に輝く孔雀明王の麗しい姿も古来より多くの信仰を集めて参りました。


(常福寺 本尊五大明王の中央 不動明王)

酉年の守り本尊である不動明王も紹介させてください。
人々の暮らしを守り、憤怒の姿で正道に導く不動明王は、やはり多くの信仰を集める仏さまです。右手に剣を左手に索を持つ姿は、あまりにも有名。

では、その身に纏う火炎の中に鳥がいることはご存じでしょうか?

不動明王の火炎は迦楼羅焔(かるらえん)と呼ばれ、その炎には迦楼羅(かるら)という火の鳥が含まれています。

口から金の炎を吐き、龍を常食する。炎の翼を広げると336万里に達するという巨鳥、インド神話に登場するガルーダが仏教に取り入れられたもので、仏法の守護神として天龍八部衆にも数えられています。

意外かもしれませんが、お不動さまにもその炎は熱いのです。
火生三昧(かしょうざんまい)といって我が身を焼き焦がしながら、あえて炎の中に座しておられる。何故なら、その炎が人々にとって有益だから。煩悩を焼き盡し、人々の暮らしを守ることに役立つから。

危険な火災現場で働く消防士、福島第一原発で収束作業に励む作業員の姿は、まさに現世の不動明王。人々の暮らしを守る献身的な働きに、心から敬意を表します。


(極楽を舞うという共命鳥。浄土系の寺院にその姿をよく見ます)

他にも極楽に住まう大層美しい声で鳴く半人半鳥の迦陵頻伽(かりょうびんが)や、体が一つで頭が二つある共命鳥(ぐみちょう)など仏教には鳥が沢山登場します。探してみるのも楽しそうですね。

酉年に当り、鶏のように一年の計を大声で宣言してみませんか。目的を忘れず精進すれば、きっと輝かく朝日のような結果を得ることでしょう。

※ 常福寺 正月寺報より転載

日々ご健勝の中に新しい年を迎えられましたこと、心よりお喜び申し上げます。

一年の計は元旦にあり。
一日の計は目覚めにありと申し、一日の活動の心構えを、

佛は忍辱の鎧、精進の甲をもって、持戒の馬に乗り、定の弓、恵の箭をもって、外には魔王の軍を摧き、内には煩悩の賊を滅す。故に佛と称するなり(大日経開題)
と説かれています。


(京都 東寺の胎蔵界曼荼羅。大日経の教えを図像化したものです)

「朝に礼拝 夕べに感謝」のスローガンこそ家庭を明るくする第一歩だと思います。
六度とは六波羅密をいい、六つのよい行いをすることによって圓満な人格をつくり明るい家庭を建設するということであります。

毎日お仏壇にお供えする六種の供具が、実はこの六度の教えを表わしています。六波羅密とは、布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智恵の六つのことで、この六つを修めると、迷いの此の岸から、悟りの彼の岸と渡ることができるので六度ともいいます。



①お水をお供えすることが第一の「布施」を意味しております。水は方円の器に随い、丸い容器でも、四角い入れ物でも、そのまま入ります。これは平等の意味をもっており、仏教でいう慈悲心。即ち、親切心奉仕の精神は、なんらの報いを求めない真実至誠の発露から生ずる佛の心であり、奉仕させて頂く、この清らかなる心を意味しております。
お水をお供える度に、この精神を養ってほしいものです。

②仏様に参拝する前に口をすすぎ、手を洗い、香を手に塗ったりして参拝します。心身を浄めることは戒をまもる意味で、これは「持戒」を表わしています。
仏様に身心共に浄めて参拝する気持ちで、世に処して行くことが大切であり、法律を守り規則に従うことがこの意味であります。

③お花を捧げることは「忍辱」を意味しています。綺麗なお花を見て怒る人はありません。花を見れば荒んだ心も和らぐでしょう。花が人に微笑みを投げかけているように忍耐の徳を積みたいものであります。

④お線香を捧げます。お線香は休むことなく最後まで燃え続けるので「精進」を表わしています。途中でへこたれることなく弛みない努力心を、このお線香の煙を眺めながら養って頂くことを教えています。

⑤ご飯をお供えすることは「禅定」を意味しています。衣食足って礼節を知ると申し、お腹がすいていては心の落ち着きがありません。満腹の時は心も落ち着きます。心の落ち着きがないと諸事不安定となります。
仏様にご飯を捧げる時にはこの意味を噛みしめて、心の落ち着きが大切と、自分の心に言い聞かせて頂きたいと思います。

⑥お灯明を捧げることは「智恵」を意味しています。
お灯明をあげると、この光に照らされて明るくなります。光が万辺なく行き渡るように明るい心で暮らしたいものです。お灯明を捧げる度に、この明るい気持ちで今日も暮らしましょうと、ご先祖様にお誓いし、この気持ちが家庭を明るくすることと思われます。



六度の行の中で、布施と持戒は修行の根本であり、忍辱と精進は外部から加えられるいろいろの災難を防ぐ。禅定と智恵は恐怖から逃れる武器となります。

お仏壇のご先祖の前に座るときには、この六度の行をしているのだ、という気持ちで六種のお供えをし、明るい家庭を、よりよい人格形成に努めたいものです。

新年を迎え、平穏なひときわいい年でありますよう精進致しましょう。

             常福寺住職 織田杲深 執筆

※ 常福寺 正月寺報より転載

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プロフィール
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和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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