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三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
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久々のブログ更新です。

2月半ばに (誕生日でした…涙)、珍しくインフルエンザ発症。
喉の炎症もあわせて、一週間ほど体調を崩していました。双六に例えるなら「一回休み」の気分でしたね。

さて、今年2月~3月にかけて、大阪阿倍野は あべのハルカス美術館で開催されている 『長谷寺の名宝と十一面観音の信仰』 展を見学してきました。

 

今回同行したのは、普段ご詠歌で共に研鑽を積んでいる第8ブロックの先生方。愛知や滋賀、高知と離れているし、どなたもお忙しい方ばかりですが、皆さん興味があったようで某研修会の席であっという間に日が纏まりました。
巧く運ぶときはこんなものですね(笑)


(左より、滋賀の安田先生、高知の島田先生、愛知の木村先生)

さてその内容。 一番の目玉は、
本尊十一面観世音菩薩の両脇に持する難陀龍王と雨宝童子立像でしょう。普段本堂で荘厳されている処は高く、また薄暗いため、こんなに近くで拝見するのは初めてのことです。
特に難陀龍王。龍の活き活きとした姿と渋みのある老人の姿は、絶妙なバランスでした。

他には、不動明王坐像、両界曼荼羅の版木、長谷寺有縁の寺院から集められた十一面観音像など、長谷寺で修行していた私にとっても珍しい品がたくさん。

でもここだけの話、長谷寺さん、まだ本気出してない気がしましたよ(笑)
仏像だけでも、本堂の曾我地蔵、薬師日月十二神将、護摩堂の五大明王などなど…。まだまだ美しい仏さまは沢山おられるのですから。

そして何といっても、高さ12mにも及ぶ 本尊十一面観音さま。こちらは、大きすぎて運べないのはもちろん、本尊のお姿を再現した大掛軸があります。過去には、堺の街で出開帳勧進が行われた歴史も。


(ハルカス17階のカフェにて、観音さまのラテアート)

ハルカス300(展望台)より夕焼けに染まる大阪の街並みから、長谷寺の方角に遥拝。良いタイミングで見学させて頂けたご縁に感謝申し上げました。

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プロフィール
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和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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