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三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
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私、中山和光が住職を勤める蓮勝寺(伊賀市上郡)が、昨年、本堂復興より30周年の節目を迎えました。備忘録を兼ねて、その記念事業を記します。


平安時代、馬頭観世音菩薩を本尊に、常福寺の末寺として開創された蓮勝寺は、天正9年の兵火、明治初頭の大洪水など幾多の災難に見舞われるも、その度移転復興を重ね、村内外の厄除け観音として往昔より多くの信仰を集めて参りました。

昭和の末、祝融(しゅくゆう)の災を被り本堂本尊全てが灰燼に帰した際も、先代住職 織田杲深(ごうじん)の導きの元、復興委員会(故松田伊三雄(いさお)委員長)を組織して檀信徒内外の喜捨浄財を受け、昭和61年に本堂を復興竣工しました。



以来、檀家総代・地区役員の尽力により、厨房・洗面所の増設、墓地の大改修、毎月の境内清掃や奉仕作業と、皆様の精進よろしく逐次事業に邁進して参りました。

衆生安寧の道場たる本堂を復興して30周年を迎えたことは、誠に信心帰依の賜物であります。そこで、地区役員・檀家総代の皆様と協議して2つの記念事業を実施することになりました。

一つめは地蔵盆。毎年恒例である、子供たちと地区内の地蔵・水神塚供養を順々に拝んで巡る行事の後に「こども食堂」と題して、お寺の境内で流しそうめん・カレーライス・焼き鳥・かき氷・金魚すくい・ヨーヨー釣り・各種飲み物・ビンゴ大会等を全て無料で振る舞いました。









中でも流しそうめんの仕掛けは、巧みの技が光る見事なもの。目を輝かせながら、其々の食事をお口一杯に頬張る笑顔の子供たち。準備に汗を流しながら、大人も子供も一緒に笑い合える。素晴らしい夏の思い出になったことでしょう。

(続く)

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プロフィール
HN:
和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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