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三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
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7日、千葉県文化会館で開催された声明コンサート「仏心響悦(ぶっしんきょうえつ)」を拝聴させて頂きました。



こちらは、同じ真言宗豊山派の千葉県布教師会が主催されたもの。
千葉県下、150名ほどの豊山派僧侶が中心になって開催された一大イベントです。昼夜2回の公演には、合計3,000名ものお客さまがお越しくださったというから驚きです。


コンサートは、2部形式で執り行われました。前半を東日本大震災でお亡くなりになられた方々の慰霊追悼法要、後半を被災地の復興と、被災された皆さまの息災を願う祈願の形。

豊山雅楽会の調べに始まり、大勢の僧侶による声明、ご詠歌、読経、そして豊山太鼓「千響」による力強い和太鼓の演奏…。
どれも直球勝負で、本当に素晴らしい内容でした。二胡・古筝・ピアノの演奏や途中休憩を間に挟み、バラエティと気遣いに富んだ素晴らしいコンサートだったと思います。



これまで、仏青の関係で幾度かこういうコンサートに出演させて頂きましたが、今回は初めて?客席でその詳細を見学させて頂きました。千葉に住む大勢の友人や仲間たちに再会すると、皆 キラキラした笑顔でそれぞれの役割を一生懸命に勤めていました。

 
実は、今年の11月、地元 伊賀でも伊賀四国霊場 開創150周年を記念して大きなイベントを実施する予定です。

その目玉として、今回のコンサートの第2部で演奏をされた豊山太鼓「千響」の皆さんをお招きして、美しい声明と、力強い和太鼓を響かせていただきたい…と。今回は、霊場会役員や実行委員長さん達と一緒に、その御挨拶と下見に訪れた次第です。

期日は、11月9日(土) 於 伊賀市文化会館・サンピア伊賀
今回の訪問で、豊山太鼓「千響」の皆さまにも出演受諾を頂きました。詳しいことが決まり次第、またこのブログや伊賀四国霊場会ホームページ等にて告知させて頂きますので、どうぞ楽しみにお待ちください。

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(先のブログの続きです)

應典院さまで開催されたのは、トークセッション「寺業再興」
昨年、常福寺が建立した 永代供養墓『久遠宝塔』 でお世話になった、みんてら(川本商店) さんが主催されるイベントです。

初めは参加に消極的だったのですが、知人に誘われ、会場の應典院さまを拝むだけでも行く値打ちがあるか…と、予定を調整して参加しました。


(應典院 会場ホール 100名ほどの聴衆がありました)

実は、当日までイベントの内容が不透明だったのですが(笑 私たちだけ?)、蓋を開けるとそこにはかなり濃厚な空間が展開されていました。

ゲストには、
大蓮寺(應典院)住職・パドマ幼稚園園長 秋田光彦 師、
インターネット寺院『彼岸寺』・「未来の住職塾」塾長 松本紹圭 師、
野村証券 金融公共公益法人課 塚嵜智志 氏、
きょうとNPOセンター常務理事 深尾昌峰 氏など、
昨今、仏教界でなにかと話題を集める方々がズラリ…。

共催者でもある秋田師の宗旨説明に始まり、塚嵜氏のキースピーチ、ゲスト全員が揃ってのトークセッション、参加者同志のペア意見交換、ゲストとの質疑応答と、休憩もそこそこに約4時間。熱く濃厚な時間が流れていきました。


(左から、秋田師、松本師、深尾氏、塚嵜氏)

概略を述べますと、少子高齢化が進み、年間20万人の人口が減り続けている我が国 日本。地方には限界集落が増え、このまま国が無策でいれば人口が半減する「モデルなき時代」がやってくる。

その人心も荒廃して、日本全体が無縁社会となってきた。その象徴ともいえる「直葬」など宗教離れが増え続けるなか、既存の教団や寺院社会は、従来の檀家制度に安住したまま座して動こうとしない。

まさに寺院経営にとって「危機の時代」に、寺院自らが社会貢献活動やNPOと協働した持続可能な新しい動き(適正進化)を模索している人々がいる。宗教法人が、本来の公益性を担保しながら、どのように経済的に自立していくか…。

公式の場ではなかなか聞けない、刺激的な言葉が飛び交うトークイベント。これは、参加した値打ちが十分にありました。
 
「寺業再興」について、こちらでも詳しく紹介されています。
 インターネット寺院 『虚空山 彼岸寺 β』 【3/1 寺業再興】

 
イベント後の懇親会では、お寺さんはもちろん、その周辺業者(石材店、仏像修復業、宿坊研究家 兼 寺社コン主催者、DVD制作者、マスコミ、大学関係者など)の方々も大勢参加されていました。お寺と民間が一緒に、何か新しい動きを始められそうな、そんな魅力的な出会いやヒントが隠れているような場所でした。
 
私も、僧侶としての活動にあせりと火を付けられたようです。何か動き出さなければと、高揚した心地で帰路につきました。

ようし、夏を目標に、うちも一つ活動を始めてみるかな!!

ご縁を頂きまして、大阪は天王寺にある「應典院」さまにお参りしてきました。

こちらは、自称「日本で一番若者が集まるお寺」
開かれたお寺の代名詞として、いま仏教界で話題を集める有名なお寺です。



檀家さんがいない、お葬式をしない、という特異性。それでいて「ひとが集まる、いのち弾ける、呼吸するお寺」をテーマに、さまざまな演劇やトークイベント・公演・ワークショップ・映画上映などを催して、年間 老若を問わず3万人の人々が訪れるそうです。

かつてお寺が持っていた地域の教育文化の振興に関する活動に特化した寺院として計画され、〈気づき、学び、遊び〉をコンセプトとした地域ネットワーク型寺院として1997年に再建。とこちらは、HPより抜粋です。

種を明かすと、こちらは隣接する浄土宗のお寺さまの塔頭なのだそうです。そちらには、きっとお檀家さんもおられるし、お葬式も年忌もお勤めされることでしょう。「應典院」はその子院として、「劇場型寺院」をコンセプトに年間さまざまな活動をされています。



内装は、ガラスとコンクリート・鉄板とこじゃれたイベント会場の様相。ロビーや境内は一般開放されているので、どなたでもふらりと訪れてゆっくり過ごすことが可能です。

大阪の都心にある、日本一開かれたお寺。今回、足を運んだ詳細は、次のブログにて紹介したいと思います。

(続き)
恒例である3日の初祈祷は、若い6名のお坊さんに助法して貰いました。
総本山長谷寺で厳しい修行を積んだ面々を中心にして、今年も新年らしく華があり、皆さまに活力をお分けするような法要を修めることができました。


(確かな実力を持った若手僧侶の皆さん。今年も、ご助法感謝!)

伊賀では珍しい、本格的な護摩祈願の法要。お蔭さまで、今年は大手新聞4紙でご紹介いただき、「新聞を読んでお参りに来た」という方も多く見えました。大変ありがたいことに、お参りやお申し込みの数も過去最多。正月の恒例行事としてますます浸透していることを強く実感しました。


(毎日新聞 1/3 伊賀版にて紹介いただきました。記事は、コチラ

法要後の接待は、一昨年から地元業者 ㈱キタモリ さまのご協力により、お酒の振る舞いやお菓子の掴み取り、お土産の販売など、賑やかにして頂いています。昨年 子供たちに大人気だったパンダの着ぐるみは、諸般の事情によりお留守番とのこと…。楽しみにしていた子供たちもいたので、来年はぜひ参加して頂きましょう!

さらに今年から、伊賀上野で人気のパン屋 liaison(リエゾン) さまもご出店。㈱キタモリさまもそうですが、用意したラスクなどの商品はもれなく完売したそうです。お正月、皆さま家族へのお土産にお買い上げくださるのでしょう。寒い中、ご好意で出店くださっているので、完売の報告はせめてもの慰めでした。

また、昨年近所に新メモリアルホールを建設された 紫蘭(しらん) さまによる うどん・けんちん汁の振る舞いは、店の前に行列ができる人気でした。やはり、厳しい寒さのなか温かい汁物はありがたいですね。私たち僧侶も、法要の後に美味しく頂戴いたしました。

午後には小雪がちらつく寒さの中、皆さん篝火の傍で、振る舞いの食事やお酒を頂きながらご歓談されていました。お蔭さまで、皆さん笑顔で和気あいあいと、境内がよい雰囲気に包まれておりました。


(子供たちに絶大な人気のパンダさん、来年は参加してね!)

今年は、お申し込みの数も多く、本堂の中に参詣者が入りきれるだろうか? 護摩をもう一座増やすべきか? などど、今後の展開に考えを置きました。小さなお寺ですので、受け入れスタッフにも限りがあり、護摩をもう一座増やすにも何かと無理が生じてきます。
すっかり年始恒例となったこの行事。今後も、ご参詣お申込みの皆さまにとってより良い姿を求めて、大切に育てていきたいと考えています。
 
ご協力いただきました全ての方々に心から御礼申し上げると共に、このブログをお読みくださった皆さまのご健康とご多幸をご祈念申し上げ、新年の挨拶といたします。

皆さま、明けましておめでとうございます。

2013年の正月は、幾分冷え込みましたが穏やかに迎えられました。
除夜の鐘を撞きに参られた皆さまに、笹酒や湯茶のご接待。パチパチと火の子を上げる篝火の傍で談笑する、その空には美しい月が輝いていました。新しい年もこのように、大過なく、穏やかに過ぎて欲しいものです。



今年は、数年ぶりに新春ウォーキングの会場となり、元旦早朝からご来光を拝もうと50名ほどの皆さまが常福寺に集まりました。
薄雲を切り裂いて、立ち昇る曙光。天候に恵まれて、家族と共にゆっくり初日を拝むことができました。


 
さて常福寺では、今年も元旦から多くの皆さまにご参拝いただきました。
総代さんや地区の役員さん方を始め、毎年お参りくださるお檀家さん、篤信のご家族、近郊にお住まいの皆さま。また遠路、本尊五大明王のご開帳に合わせてお参りくださった方々など、大勢の方と新年の挨拶をさせていただきました。

特に仏像拝観の皆さまは、今年も 東京・神奈川・石川・愛知・大阪など、遠方からお参りくださいました。五大明王さまのお蔭で、本来なら一生顔を合わせることがないかもしれない方々とも、一期一会のご縁を結ぶことができます。

一人一人と話すのはわずかな時間ですが、中には毎年お参りを楽しみにして、続けて参拝くださる篤信の方もおられます。それぞれに、本尊さまや仏像談義に花を咲かせました。
(続く)

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プロフィール
HN:
和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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