忍者ブログ
三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
[334]  [333]  [332]  [331]  [330]  [329]  [328]  [327]  [326]  [325]  [324
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

恒例の、ご詠歌 奈良教区奉詠大会。
今年も、奈良・三重の11支部 151名の講員さんが参加して、日頃の練習の成果をご披露くださいました。


さて今回は、福島県伊達市より、
豊山きっての伊達男 石井祐聖 師を来賓にお招き。

真言宗豊山派 総合研究院 事相研究所所長、本山特派布教師の肩書きはもちろん、事相・法話に留まらず、声明・教相・現代教化・青少年育成事業・ご詠歌など、萬(よろず)に通じて中道を歩む、真言僧として本来あるべき姿を体現されている石井先生。

整った面立ちは笑顔を欠かさず、その言舌は明朗で爽やか。
若い頃からその熱心な指導を受けた私たちにとって、目標とすべき理想の僧侶。まさに豊山の至宝といえる存在です。


さらに今回は、滋賀より安田学臣 詠秀も助っ人に駆け付けてくださいました。


安田師にご参加いただくのは、これで二度目
になります。
大河内本部長が公務不在となり、一時はどうなるか心配しましたが、頼れる兄貴のご加勢により 気が付けば盤石の布陣。安田師には、お唱え後の講評を交代でお願いしました。

いわゆる「ご詠歌の先生」でない石井先生をご詠歌の教区大会にお招きするのは 一つの冒険でしたが、先生には 会報「ごえいか」に毎回寄稿されているご縁もあります。自分たちが一番来て欲しい方として、今回ご縁を結んでいただきました。


午後1時から、石井先生による講演。

桜の木に始まり、一休禅師、お釈迦さま、長島茂夫に高橋尚子、マララ・ユスフザイ(ノーベル平和賞受賞)、サラリーマン川柳などなど、柔らかな口調でつぎつぎに紹介される逸話が、聴衆の耳をつかみ惹きつけます。

特筆すべきは、大震災で大切な家族を失った方々のお話でしょう。

「どんな不運に見舞われても、不幸になっちゃいけないよ」

「失くしたものを数えて、落ち込むのではない。いま有るものを数えて、そこからスタートする」

「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ」

そこには、東日本震災の後も、福島で前向きに生きる人々の、力強い姿が幾つもありました。

先生のお話にすっかり惹きつけられ、時に大声で笑い、時に水を打ったように静寂に、時に共感の思いから涙をさそわれている聴衆の皆さま。
がっちりハートを掴まれた様子で、講演後には、石井先生のファンが新たに150名 誕生したのは間違いありません(笑)

今大会は、石井先生、安田さんと、大好きな方々に囲まれて仕事が出来ました。
ありがたい環境が嬉しくて、終始 テンションが上がっていた私。いつもと同じ仕事をしても、全く疲れが違ったのは驚きでした。

お蔭さまで、第41回大会も盛況に実施することができました。
ご協力いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

PR
COMMENT
名前
タイトル
文字色
メール
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
SNS
Wakou Nakayama

バナーを作成


TweetsWind
最新CM
[07/13 meg]
[06/28 和光]
[06/28 じゅんじゅん]
[03/02 和光]
[03/01 じゅんじゅん]
ブログ内検索
プロフィール
HN:
和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
カウンター
最新TB
バーコード
忍者アナライズ
Copyright © 江寄山常福寺のブログ All Rights Reserved.
Materal by photo material Kun Template by Kaie
忍者ブログ [PR]