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三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
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お寺に植えられた、2本の小さな椿。
息子が誕生した年に、知り合いの植木屋さんから譲って頂いたものです。紅白2色あり、どちらも日当たりのよい場所で一年一年すくすくと成長しています。

17d187b6.jpg21f9a671.jpg





玄関脇にある白い椿は、木齢9歳。4年前から花を咲かせ、年々その数が増えてきました。比べてみると、背丈は少し息子より上に。椿も、息子と一緒に少しずつ成長しているようです。

ちなみに11年前、私が入山した時には、奈良の岡寺さんから分けて貰った柑橘の木を植えました。小ぶりの実が年始のお飾りにぴったりなのですが、こちらは、まだまだ小さくて実をつける気配がありません。
職人さん曰く土壌がよくないので年月が掛るとか。どうやら父親の方は、実を結ぶのにもう少し時間がいりそうです…。


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b0aab8f6.jpg18日は、朝起きたら積雪10cmの銀世界!
すぐに、玄関や参道・本堂欄干・車坂を一通り雪かき(掃き)しました。

この雪では、お参りされる方も控えるかもしれませんが、そこは迎える側の心構え。万が一事故でもないよう、最低限の気遣いをしたいところです。

これだけ積もると、やはり雪の重さを感じます。作業を続けていると、汗も噴き出てくる…。改めて、雪国の苦労を偲びました。
 
043eb927.jpg午後からは、 小2の息子と妻と一緒に、雪だるまを作ってから境内で雪合戦!! 伊賀では、こんなに積もることそうありませんからね~。

家族で雪合戦、やり出すと面白くて夢中になってしまいます。しばし童心に帰れて、とても楽しい時間を過ごせました。
常福寺の境内、ちょうど鐘楼の脇に植えられた蝋梅が、5年ぶりに花を咲かせました。

きっかけは平成19年の春。
大阪にお住まいの信者さんから「どうぞお寺の境内に、たくさんの花を植えて欲しい」と、”花の種”というご寄進を頂戴したこと。
間もなく程よい蝋梅が植樹されましたが、根付きが悪かったらしく、残念なことにすぐ幹から立ち枯れてしまいました。

その後、地面から顔を出したか弱く小さな枝木を、温かく見守ること実に5年…。それが、今年はじめて小さな花を咲かせたのです。

c2d09b32.jpg蝋梅は、ロウバイ科の落葉低木。唐の国から来たことから唐梅とも呼ばれ、臘月(ろうげつ:陰暦の12月)に梅に似た花を咲かせることがその名の由来です。
また、花やつぼみから抽出した蝋梅油(ろうばいゆ)を薬として使用することもできるそうです。


この季節、繊細な花をつけて、芳香を楽しませてくれるこの蝋梅。春を告げる花として、きっと多くの人に愛されているのでしょうね。

そういえば、”花の種”をご寄進くださった信者さんは、音信不通でその後すっかりお姿を見かけなくなりました。また、ひょっこりお参りに来てくださるとよいのですが…。

お元気ですか?
ご寄進いただいた蝋梅が、再び花を咲かせましたよ。
ご存じですか? 毎年、1月26日は「文化財防火デー」なのだそうです。

36775562.jpg昭和24年同日に、奈良県斑鳩市の法隆寺に現存する世界最古の木造建造物である金堂(国宝)が炎上し,壁画が焼損されました。
日本国中に走った大きな衝撃は、文化財保護法の制定へと繋がり、以来、毎年この日を中心に、各自治体の教育委員会・消防署・文化財所有者などが協力して、全国各地で防火訓練などの文化財防火運動を展開しています。

935f2805.jpg常福寺でも、本尊 五大明王像が国重文ということで、教育委員会を通して依頼があって、消防団・地区住民が集う防火訓練が行われました。

最寄りの消防署から、連日下見にやって来る消防士さん達から「この度の演習は、大規模なものになる」と聞かされ楽しみにしていたのですが…、
残念ながら当日 私は、急な発熱と頭痛によって一人ダウン。すぐには回復せず、それから数日寝込んでしまうはめになりました。あ~ぁ、楽しみにしていたのになぁ。

真冬の1月2月は、空気が乾燥して、一年のうちで最も火災が発生しやすい時期になります。皆さまも、火元…そして体調には十分ご注意くださいませ。

写真1: 第58回 文化財防火デーのホスター(文化庁・消防庁)

写真2: 消防訓練に参加したご褒美に、消防車に乗せて貰った息子。
 ご満悦です!
伊賀では、新春の恒例行事「大般若」が始まっています。
すでに5地区のお勤めに参加した私は、連日大声を張り上げて、さすがに少し喉が傷んできました。うがい・マスクなどして、しっかりケアするよう心掛けています。

c7ab73ff.jpgさて、今日は小正月。常福寺では、早朝から篝火を熾して“どんと”焼きを行いました。
どんとは、正月飾りを外してそれらをお焚きあげする行事。早くから、地元のお檀家さん達が古いお札や注連縄などを手にお参りになります。

632ac18d.jpgお寺では、鏡割りしたお餅をどんとで焼いて、お参りされた皆さんにお雑煮ややき餅などにしてご接待します。中には、自宅から家族の数だけ小餅を持参して、どんとの炎で餅を焼いて帰られる姿も…。

お餅は、少し目を離すとあっという間に黒くこげてしまいますからね。もち焼きが得意な私は、今回専ら焼き役を務めていました。

近年、正月も様子が変わり、凧揚げや羽子板・かるたなどする姿を全く見かけなくなりました。どんとのような伝統文化を、無理ない範囲で後世にも伝えていきたいものです。
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プロフィール
HN:
和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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