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三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
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14日は、恒例の竹灯りコンサート&ほたる観賞会。
常福寺を会場に開かれるこの催しも、今年で10年目を迎えました。

梅雨に行われるこの催し、スタッフの皆さんは当日の天候が心配でなりません。例年、降らないでおくれ!と空とにらめっこしている姿が印象的ですが、今年はその心配なく からりと晴れ上がりました。





コンサートに出演されたのは、地元で活動されているフルートアンサンブルle ciel(ル シエル)の皆さま。
定番のクラシック曲を中心に、「花は咲く」「川の流れのように」「Jupiter」「となりのトトロ」のジブリメドレーなど、大人も子供も楽しめる曲を演奏くださいました。



le ciel(ル シエル)は、確かな技量をお持ちで東海地方の大会などで入賞されているそうです。
幸い当日は、風も雨もなく、野外コンサートに適した素晴らしい環境。
辺りが穏やかに暗やむなか、木管の優しい音色が美しいハーモニーを奏でていました。

檀信徒のみならず、近郊・郊外から大勢の方々が集い、ほたるとコンサートを楽しむこの催し。お寺と地域とを結び、自然と仏教文化に親しむことのできる素晴らしい機会になっています。



今回も、本尊五大明王さまを臨時ご開帳して、フルート四重奏を献曲。コンサート後には、ご参詣の皆さまに多数お参りして頂くことが適いました。

当日に受付を通られた方は、250名ほど。
回を重ねるごとに、遠方よりお越しの方や、家族に連れられた小さい子供たちの姿も増えているように感じます。

関係の皆さまの努力によって、今年も大勢の方々にほたるの姿を楽しんで頂くことができました。

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境内の梅の花が、見頃を迎えました。




早春を彩る梅花は、春の訪れを告げ、なんだか気持ちをわくわくさせてくれます。寒の戻りも手伝って、今年は長く綺麗に咲いてくれているようです。



そう言えば、お気付きの方もおられたでしょうか。

地元ケーブルTVのチャンネルガイド3月号「梅花見」の特集に、“地元で愛される梅名所”として常福寺をご紹介いただいています。



地元老人クラブの皆さんが、大切に手入れしてくださっているこの梅林。
花はもちろん、たくさん結ぶ実は収穫され、梅干しや梅酒など各家庭で楽しまれています。

他に紹介されているのは、手入れの行き届いた有料庭園や、レジャーも楽しめる大型公園、地元挙げて力を入れている自治体など、地元では有名な梅の名所ばかり。

常福寺のささやかな梅林が比肩するのがおこがましい気がしますが、それもまた一興。
地元の皆さんは、「伊賀中の人に知って貰えた」と喜ばれていました。

今年の夏は、とんでもない暑さ!!
日本各地で真夏日となり、高知の四万十では、気温41℃が3日も続くなど記録的な酷暑となりました。

例年以上の暑さの中も、お坊さんは普段通り涼しい顔で、せっせとお施餓鬼・棚参りなどの盆行事に勤しんだ次第…。

今年つかんだコツとしては、暑さを感じる神経を全てOFFにすることですね(苦笑) もちろん、塩分・水分補給は欠かさずに。

さて今年は、常福寺で小さなサプライズが。小学4年生になった息子が、小坊主デビュー!! 初めてお坊さんの格好をして、一緒に拝んでくれました。



もちろん、得度(出家)はまだの小坊主見習いですが、お経だってちゃんと読めるのですよ。夏休みに入って、毎朝おじいちゃん(住職)と一緒にラジオ体操 → 朝勤行のコース

これは、去年から続く夏休みの決まりごとです。予定がない日は全て早起きして、眠くても盆行事のために欠かさず練習したようです。

お施餓鬼を一座拝んで、檀信徒の皆さまにご紹介。あと、在所の棚参りをおじいちゃんに付いて2時間ほどお手伝いしてくれました。


(お施餓鬼に初めて参加。きれいな合掌していますね~)


(棚参りの前に、記念撮影。おじいちゃん&息子がペアで廻りました)

まだ着なれない法衣が初々しいですね。檀信徒の皆さんにも好評で、各家でちやほやされたようです(笑)

感想を聞いたら「拝むのは大丈夫だけど、とっても暑かった!」とのこと。まだ嫌がらず、進んでお手伝いしてくれる素直さがかわいいものです。

常福寺ですくすく成長しているお坊さんの卵。
そろそろ、得度も考えてみようかな?と、父親は密かに計画しています。

15日は、恒例のほたるコンサート。
今年で9回目を数える催しが、「ほたると音楽の夕べ」と題して常福寺を会場に開かれました。

今年は空梅雨で、雨降りが少ない。台風も逸れたと安心していたら、イベント当日に限って午後から本降りの雨になりました。

残念な天候ですが、地作りをする農家さんにとっては喉から手が出るほど欲しかった“恵みの雨”でもあります。わずか1時間ほどのコンサート。雨降りもまた一興、大自然の姿をありのままに受け入れ、楽しみましょうと冒頭にご挨拶させて頂きました。


(19:00開演。雨も、次第に降りやみました)

さて、ほたるコンサートで演奏して頂いたのは、今は東京を拠点に活動されている、名張出身のフルーティスト Yumikoさんと、ピアニストの筒 優大さんのお二人。

「ハナミズキ」「上を向いて歩こう」「情熱大陸のテーマ」「見上げてごらん夜の星を」「愛燦々」など有名な曲のほか、オリジナル曲の「月灯りのエンドロール」「アカシックレコード」など、息の合った素晴らしい演奏をしてくださいました。


(本堂正面がステージ。躍動感を感じる、Yumikoさんの演奏)

フルートには、どちらかというと繊細で華奢な楽器という印象がありましたが、Yumikoさんは、時に力強く、情感たっぷりに美しい音色を響かせていました。

演奏が始まるころに雨は降りやみ、澄んだ空気のなか、お二人は楽しそうに 気持ち良さそうに演奏されていました。


檀信徒のみならず、近郊・郊外から大勢の方々が集い音楽とほたるを楽しむこの催しは、お寺と地域とを結ぶ、素晴らしい機会になっています。


(コンサート後、本堂にて記念撮影)

コンサートを目当てにお越しになった方も、自然とお寺や仏教文化に親しみ、興味を持ってくださいます。臨時ご開帳した本尊五大明王さまも、ご参詣の皆さまに多数お参りして頂きました。

当日の悪天候がありましたが、回を重ねるごとに、遠方よりお越しの方や、家族に連れられた小さい子供たちの姿も増えてきたように思います。関係者の努力によって、今年も大勢の皆さまにほたるの姿を楽しんで頂けました。

梅雨に入りました。山の木々も新緑に装いを替え、目にも爽やか。

しかしこの季節、当然境内では、少し気を抜くとあちこちに雑草が顔を出してきます。暇を見つけて除草作業に勤しみますが、境内も広いし次々と生えてくるのでなかなか捗りません。

そこで、業者に頼んで新しく砂利(じゃり)を補充することにしました。



よく、お寺や神社に敷かれている砂利。
もちろん、その空間を清浄に保つことが最たる目的ですが、他にも庭園などの美観のため、水はけを良くするため、防犯のため、さらには雑草を抑えるなど多くの働きがあるようです。

やはり、雨で流されたり、日常のご参詣や掃除などで少しずつ減っていくのでしょうね。うちのお寺では、数年に一回のペースで補充しています。

さて、やって来たのは砂利を満載した2tトラックが3台。あわせて10t以上の砂利が、境内各所に小山を作りました。


(息子も、小学校から帰宅後にお手伝いしてくれました)

お寺の人間総出で、とんぼとスコップ、一輪車(ねこ)を手に作業開始!
新しい砂利を、境内の隅々に行き渡らせました。これは筋肉痛確定! かなり量がありますので、なかなかの運動になりましたよ~。

10t以上の砂利も、敷いてみれば嘘のように姿がなくなります。
やはり、新しい砂利が敷かれると美しいものですね。これで雑草も少しは抑えられることでしょう。

15日に開催される“ほたるコンサート”にも間に合いました。

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プロフィール
HN:
和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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