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三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
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先週末、6年目を数えるコンサートとほたる観賞の集い「ほたると今宵ひとときを!」が、今年も常福寺を会場に開かれました。

cbce08f5.jpgほたる観賞に先駆けて、まずはミニコンサート。今年は、中国古箏と二胡・琵琶を、本場中国出身の戴茜(Dai Qian)さん、郭杉杉さん、何歓さんの3人が演奏してくださいました。


中でも戴茜さんは、幼少から古箏に親しみ、わずか7歳にして国家指導者の前で演奏された程の腕前だそうです。中国民族音楽を中心にした3人の素晴らしい演奏が、400人ほどの聴衆の耳を楽しませてくれました。

今年は冷夏のため、ほたるは時期的にまだ少なかったようです。それでも、関係者の努力によって、ほたるの数は数年前より目に見えて回復していると聞きます。暗闇の中を飛ぶほたるの幽玄な光…。川沿いの歩道のあちこちから、喜びと驚きの声が聞こえていました。
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ツバメ達に、恋の季節到来。番いになってせっせと巣作りに励んでいます。
お寺の庫裏玄関がよい物件らしく、よく巣作りにやってきます。しかし、ここ数年はなるべく、他所に巣を作って貰うように心がけていました。 

その理由は、境内のどこかに棲んでいる蛇がヒナ鳥を狙うから。毎年毎年、大きくなっていよいよ巣立ちという頃に、必ず蛇がやってきて全て食べられてしまう。弱肉強食といえばそれまでなのですが、数年前のある夜、ヒナ鳥たちの断末魔を聞き、捕食直後の蛇の姿を見たときは衝撃を受けました。

以来、ツバメが巣作りにやって来ても、彼らのために追い払っていたのですが、今年のツバメはどうも性根が座っています。必ずここに巣を作る!と決めたようで、巣を払っても作り、紙を張っても場所をズラしてまた作り、網を張ってもその網を口でズラしてまた作る…。なんだか、ツバメと根比べをしているような気分になってきました。

もういいや、ここまで頑張るのなら巣を作ればいい。弱肉強食は世の習い。今年も、生命のドラマを見せて貰おうじゃないか!と根負けして紙や網を全て取り払ったら、ツバメ達が諦めたのか、それ以降は巣作りにやってきませんでした。

なんだか、北風と太陽のようなお話。無責任かもしれませんが、今年も残酷な現場を作らせずに済んでホッとしています。
常福寺ブログを始めて1年、他にも他団体のブログに携わって5年目を数えるのですが、毎年、各方面から結構反響があるのが筍(たけのこ)掘りの日記です。

好評?につき、今年も報告してみます。今年の筍は、3月末に顔を出し始めました。昨年、総代さん方が竹林をすっきり伐採してくださったので、筍が勢いよく顔を出すこと出すこと。

a47d740f.jpg写真は、昨日の収穫です。大小20本ほどあるのかな? その後一晩で、住職がまた10数本ほど掘って来られた様子です。今まさにピークを迎えているのでしょうね。

ここ数年、私の朝食前の一仕事になっていたのですが、今年は私が留守をしていたり、事務仕事が忙しかったりで、気が付けば住職がすでに掘ってくださっているような状況です。(申し訳ありません…m(_ _)m  )

筍は、万能食材ですよね。たくさんの収穫できると、家族にも喜ばれるし、どこか誇らしげな気持ちになります。初モノは本尊さまにお供えして、ご近所のお檀家さん方にも順番にお配りしました。
旬の味覚、まさに地蔵菩薩からの贈りものです。
昨日は、ぽかぽかとした小春日和。境内の梅の花も咲き始め、甘い香りが時折
ふわりと風にのってきます。そんな中、近所の保育所児童たちがお寺まで散歩にやってきました。

カラフルな帽子でやってきたのは、3~7歳児までの40名ほどの児童。まだ幼い年長生がより小さい子供の手を引く姿は、とても微笑ましいものです。

5cb05b4c.jpg本堂正面でお参りをしたら、境内にシートを広げて
お弁当の時間。その様子があまりにかわいいので、先生に頼んで一枚写真を撮らせて貰いました。



昼食後は、上級生のみで裏山にある大師巡拝道の散策。その後、本堂に上がってお参りをしてくれました。子供に難しい話もできないですからね。「なむー」とお参りの仕方を教えてあげたり、手に塗香を分けてあげたり、順番に太鼓を叩かせてあげたりして一緒に楽しく過ごしていました。

「子供は国のたから」
少子高齢化社会の日本、なかでも過疎化の進む田舎では、その言葉は切実な意味を持ちます。目を背けたくなるような悲惨な事件ばかりが報道されていますが、圧倒的多数の親や家族・社会は、子供たちに愛情を注いで、暖かい眼差しをもってしっかり子育てをしているのです。

地元の子供たちと、つかのまの交流。よい癒しとなりました。
4bd46afc.jpg25日より、お寺の境内にたくさんの鉄板が敷かれ、クレーン車やトラックなど工事業者の方々が出入りしています。
 
工事現場は、本堂背面の不動山。在所古郡の上水道が再編されたため、不動山の中腹にある簡易水道の貯水タンクが不用となり、今回撤去する運びとなりました。

約20年間、古郡の上水道を供給してきたこのタンク。撤去するのも大変な作業なので、当初はそこに残した形で休憩所のようなものを作ることも考えられたのですが、資金面、また将来の安全性を熟慮した結果、タンクの上半分を撤去し、下半分は埋没させるという判断となりました。

これから、10月半ばまで工事が続く予定です。付近の住民の方々、そしてご参詣の皆さま方、大変お騒がせしております。期間中、どうか気をつけてお参りされてください。
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プロフィール
HN:
和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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