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三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
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平成28年という新しい年を、日々ご健勝の中に迎えられましたこと、心よりお喜び申し上げます。

文化は急速に進み、物質的に恵まれた生活を迎えられますのは、先徳の精進と各自の努力による「おかげ」であります。

しかし、今まで経験の無い豪雨災害や、地殻変動、火山の噴火、台風の襲来、豪雪による災害等々、逃れられない天変地異による苦しみが次々現れている昨今。犠牲となられた方々のご冥福と、災害に遭われました皆さまにお見舞い申し上げるとともに、本来備わっている「ほとけの心」を見出し、復興にご精進していただく事を念じ乍ら、ご本尊「五大明王」御開帳護摩祈祷法要を厳修し、五穀豊穣・万民豊楽・伽藍安隠・興隆仏法・所願成就をご祈願申しあげ、萬人が平和で豊かな生活ができ、御仏の教えが浸透し、清らかな社会環境が整う事を念じ執り行っています。



お大師さまは、『如実知自心』(ありのままの己を知ること)と申され、「自分の心を知るということは、佛(大宇宙の生命の働き)の心を知る事であり、佛の心を知るということは、つまり大衆の心を知ることである。自分の心も、佛の心も、大衆の心もみんな同じ心である、と分かったとき、大きな悟りを開くことができる」と説かれ、そして貴い命を授けられているという自覚を持たねばならないこと、今生かされている命の大事なことの自覚に生きることであり『己の命を生かしきる』という教えであります。

在ることに感謝することは、明日への希望の基となると思われます。
人は静かに己の来し方を振り返る時「ずいぶん色々な事を経験した。然し、良く此処までやってこられた」と喜びや感謝の心を持てる人になること、その時こそ、その方の歩んでこられた生涯が何ものにもかえがたい一番貴いものとなっていると思います。

仏道を精進して行くことが正しい真言行者の修行であり、真言宗の目指す即身成仏の道を歩む事になります。そして、よりよい生活環境を築きあげることになるのであります。



「春種を蒔かずして、秋どうして実りを収めることができようか」と申された如く、良い種を蒔いておけば、必ずや種は芽を出し、花を咲かせ実を結ぶ日がやってきます。その良い種を蒔くには、己が良い畑を、肥えた畑を持っていなくてはなりません。

人には本来備わっている仏性があります。「まよい」「とらわれ」「ゆうわく」によって隠されている本性を見いだし努力して参りたいと思います。

新年を迎え平穏な、ひときわ良い年でありますように祈念いたしましょう。

                   常福寺住職 織田杲深 執筆

※ 常福寺 正月寺報より転載

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和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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