三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺
今年の夏は、とんでもない暑さ!!
日本各地で真夏日となり、高知の四万十では、気温41℃が3日も続くなど記録的な酷暑となりました。
例年以上の暑さの中も、お坊さんは普段通り涼しい顔で、せっせとお施餓鬼・棚参りなどの盆行事に勤しんだ次第…。
今年つかんだコツとしては、暑さを感じる神経を全てOFFにすることですね(苦笑) もちろん、塩分・水分補給は欠かさずに。
さて今年は、常福寺で小さなサプライズが。小学4年生になった息子が、小坊主デビュー!! 初めてお坊さんの格好をして、一緒に拝んでくれました。
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/d3a5fc7bfd6d3c4602924d8f6933a391/1377513702)
もちろん、得度(出家)はまだの小坊主見習いですが、お経だってちゃんと読めるのですよ。夏休みに入って、毎朝おじいちゃん(住職)と一緒にラジオ体操 → 朝勤行のコース。
これは、去年から続く夏休みの決まりごとです。予定がない日は全て早起きして、眠くても盆行事のために欠かさず練習したようです。
お施餓鬼を一座拝んで、檀信徒の皆さまにご紹介。あと、在所の棚参りをおじいちゃんに付いて2時間ほどお手伝いしてくれました。
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/d3a5fc7bfd6d3c4602924d8f6933a391/1377513859)
(お施餓鬼に初めて参加。きれいな合掌していますね~)
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/d3a5fc7bfd6d3c4602924d8f6933a391/1377514024)
(棚参りの前に、記念撮影。おじいちゃん&息子がペアで廻りました)
まだ着なれない法衣が初々しいですね。檀信徒の皆さんにも好評で、各家でちやほやされたようです(笑)
感想を聞いたら「拝むのは大丈夫だけど、とっても暑かった!」とのこと。まだ嫌がらず、進んでお手伝いしてくれる素直さがかわいいものです。
常福寺ですくすく成長しているお坊さんの卵。
そろそろ、得度も考えてみようかな?と、父親は密かに計画しています。
日本各地で真夏日となり、高知の四万十では、気温41℃が3日も続くなど記録的な酷暑となりました。
例年以上の暑さの中も、お坊さんは普段通り涼しい顔で、せっせとお施餓鬼・棚参りなどの盆行事に勤しんだ次第…。
今年つかんだコツとしては、暑さを感じる神経を全てOFFにすることですね(苦笑) もちろん、塩分・水分補給は欠かさずに。
さて今年は、常福寺で小さなサプライズが。小学4年生になった息子が、小坊主デビュー!! 初めてお坊さんの格好をして、一緒に拝んでくれました。
もちろん、得度(出家)はまだの小坊主見習いですが、お経だってちゃんと読めるのですよ。夏休みに入って、毎朝おじいちゃん(住職)と一緒にラジオ体操 → 朝勤行のコース。
これは、去年から続く夏休みの決まりごとです。予定がない日は全て早起きして、眠くても盆行事のために欠かさず練習したようです。
お施餓鬼を一座拝んで、檀信徒の皆さまにご紹介。あと、在所の棚参りをおじいちゃんに付いて2時間ほどお手伝いしてくれました。
(お施餓鬼に初めて参加。きれいな合掌していますね~)
(棚参りの前に、記念撮影。おじいちゃん&息子がペアで廻りました)
まだ着なれない法衣が初々しいですね。檀信徒の皆さんにも好評で、各家でちやほやされたようです(笑)
感想を聞いたら「拝むのは大丈夫だけど、とっても暑かった!」とのこと。まだ嫌がらず、進んでお手伝いしてくれる素直さがかわいいものです。
常福寺ですくすく成長しているお坊さんの卵。
そろそろ、得度も考えてみようかな?と、父親は密かに計画しています。
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かねて、歩き遍路や御礼参り、このブログでも告知して参りましたが、
今秋、伊賀四国八十八ヶ所霊場 開創150周年の正当年の目玉として、記念イベント『伊風道々 ~ありがたや 大師と巡る 伊賀の国~』を実施する運びになりました。
期日は、平成25年(2013)11月 9日(土)
豊山太鼓 ”千響” による声明×太鼓のコンサートや、お砂踏み、写経、大茶盛など、内容もり沢山の参加&体験型イベントになります。
![伊風道々_ポスター](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/d3a5fc7bfd6d3c4602924d8f6933a391/1374198772)
(画像をクリックすると、大きく表示されます)
![伊風道々_チラシ裏面](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/d3a5fc7bfd6d3c4602924d8f6933a391/1374198819)
(画像をクリックすると、大きく表示されます)
詳細は、ポスター&チラシや 伊賀四国霊場会ホームページ をご覧いただくとして、いよいよ今月より、”千響”コンサートのチケット販売が開始されました!!
西大寺大茶盛のお茶券つきで、代金 3,000円也。これは、正直お値打ちものですよ!! 伊賀で本格的な声明×太鼓のコンサートは珍しいですから。
皆さま、ご家族お友達をお誘い合わせてふるってご参加くださいませ。
因みに私は、コンサートに出演いただく豊山太鼓 ”千響”さんを始め、警備・出店などの業者との窓口が主な仕事。
”千響”さんとは話がスムーズに進むのですが、大変なのは会計のやりくり。何しろ、東海道を30名以上のお坊さんに移動して貰い、しかも太鼓までご持参いただいてコンサートをするのですから、出費は幾らでも嵩んできます。
予算一つ作るのも苦労が多いですが、皆さんと相談して、よりよいイベントが開催できるよう準備しています。
豊山太鼓 ”千響”の先輩 馬場貞範師が、こんな言葉を掛けてくださいました。
「苦労した分だけ、素晴らしいイベントができる。必ず成功させるよ」
ありがたい言葉を胸に、記念イベントに向かって力を注ぎたいと思います。
今秋、伊賀四国八十八ヶ所霊場 開創150周年の正当年の目玉として、記念イベント『伊風道々 ~ありがたや 大師と巡る 伊賀の国~』を実施する運びになりました。
期日は、平成25年(2013)11月 9日(土)
豊山太鼓 ”千響” による声明×太鼓のコンサートや、お砂踏み、写経、大茶盛など、内容もり沢山の参加&体験型イベントになります。
(画像をクリックすると、大きく表示されます)
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詳細は、ポスター&チラシや 伊賀四国霊場会ホームページ をご覧いただくとして、いよいよ今月より、”千響”コンサートのチケット販売が開始されました!!
西大寺大茶盛のお茶券つきで、代金 3,000円也。これは、正直お値打ちものですよ!! 伊賀で本格的な声明×太鼓のコンサートは珍しいですから。
皆さま、ご家族お友達をお誘い合わせてふるってご参加くださいませ。
因みに私は、コンサートに出演いただく豊山太鼓 ”千響”さんを始め、警備・出店などの業者との窓口が主な仕事。
”千響”さんとは話がスムーズに進むのですが、大変なのは会計のやりくり。何しろ、東海道を30名以上のお坊さんに移動して貰い、しかも太鼓までご持参いただいてコンサートをするのですから、出費は幾らでも嵩んできます。
予算一つ作るのも苦労が多いですが、皆さんと相談して、よりよいイベントが開催できるよう準備しています。
豊山太鼓 ”千響”の先輩 馬場貞範師が、こんな言葉を掛けてくださいました。
「苦労した分だけ、素晴らしいイベントができる。必ず成功させるよ」
ありがたい言葉を胸に、記念イベントに向かって力を注ぎたいと思います。
愛知・岐阜・三重の三県に拡がる東海三十六不動尊霊場を、お参りしている常福寺巡拝団。第3回は、名古屋市内の6ヶ寺を参拝しました。
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/d3a5fc7bfd6d3c4602924d8f6933a391/1374061590)
(第13番 宝珠院。樹齢数百年と伝わる五葉松)
これまで、犬山・岐阜・伊勢と郊外のお寺を巡拝してきましたが、今回は、全てが都会のお寺。有名な大寺院も多く、その趣きはやはり異なってきます。
第15番 笠覆寺(りゅうふくじ)は、通称「笠寺」「笠観音」と呼ばれる祈願寺。
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/d3a5fc7bfd6d3c4602924d8f6933a391/1374061700)
(笠観音には、たくさんの赤い幟と、九万九千日のご案内が)
玉照姫の伝説により、笠を被ったユニークな姿の観音さまがご本尊です。
そう、東海不動霊場は、全てが本尊=お不動さまのお寺ではないのが面白いところでもあります。
毎月の縁日には、露店が軒を並べ、境内が数万人の参詣者で一杯になるそうです。町名も、最寄りの駅名も、ズバリ「笠寺」 地域に根付いた歴史あるお寺ですね。
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/d3a5fc7bfd6d3c4602924d8f6933a391/1374061830)
第36番 八事の興正寺は、高野山真言宗の別格本山。
名古屋で知らない人はいないのではないでしょうか、随一の大寺院であります。
徳川家祈願所として、本堂、五重塔、観音堂、能満堂、鐘楼、地蔵堂、一切経堂、念仏堂、行堂、総門、大書院、茶室、事務所、大日堂、弘法堂、開山堂、不動堂、八幡社などなど、広大な境内にあまねく配備されています。
その上、平成26年に、平成大仏として一体建立される予定とか。
はーーっ(ため息…)これまた破格の大寺院ですね。初めてお参りした際は、あちこちで感嘆の吐息をついていた記憶があります。
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/d3a5fc7bfd6d3c4602924d8f6933a391/1374061858)
第8番 建中寺は、浄土宗のお寺。尾張徳川家の菩提寺として、名古屋市内に五万坪の敷地を有します。広い境内に併設された幼稚園には、無邪気に遊ぶ園児たちの姿が。
浄土宗のお寺にお不動さんなんて珍しいと思ったら、こちらは尾張徳川家の念持仏。一説には、神君 家康公の勝軍不動であったとも伝わる仏像です。こちらの山号もずばり「徳興山」 なんだか信憑性があるお話で、妙に納得しました。
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/d3a5fc7bfd6d3c4602924d8f6933a391/1374061888)
(第14番 大学院。境内には、柴燈護摩の敷石がありました)
さて、今回は名古屋市内の6ヶ寺を巡拝。地元の方々の信仰を集める大寺院を続けて参拝しました。
大都会の大寺院、その有りようは立派でありがたいのですが、参詣の形は均一化されて あっさりしたものでした。大寺院ばかりで食傷気味、いささか情緒に欠けるように感じたのは、田舎寺に住持する者のひがみでしょうか(笑)
それぞれのお参りも時間を要せず、無駄足を踏んでも(私のミスです。ごめんなさい…)まだ明るいうちに伊賀に戻って来れました。
さて お盆休みを頂き、次回の霊場巡拝は 9月末。岐阜方面を予定しています。
(第13番 宝珠院。樹齢数百年と伝わる五葉松)
これまで、犬山・岐阜・伊勢と郊外のお寺を巡拝してきましたが、今回は、全てが都会のお寺。有名な大寺院も多く、その趣きはやはり異なってきます。
第15番 笠覆寺(りゅうふくじ)は、通称「笠寺」「笠観音」と呼ばれる祈願寺。
(笠観音には、たくさんの赤い幟と、九万九千日のご案内が)
玉照姫の伝説により、笠を被ったユニークな姿の観音さまがご本尊です。
そう、東海不動霊場は、全てが本尊=お不動さまのお寺ではないのが面白いところでもあります。
毎月の縁日には、露店が軒を並べ、境内が数万人の参詣者で一杯になるそうです。町名も、最寄りの駅名も、ズバリ「笠寺」 地域に根付いた歴史あるお寺ですね。
第36番 八事の興正寺は、高野山真言宗の別格本山。
名古屋で知らない人はいないのではないでしょうか、随一の大寺院であります。
徳川家祈願所として、本堂、五重塔、観音堂、能満堂、鐘楼、地蔵堂、一切経堂、念仏堂、行堂、総門、大書院、茶室、事務所、大日堂、弘法堂、開山堂、不動堂、八幡社などなど、広大な境内にあまねく配備されています。
その上、平成26年に、平成大仏として一体建立される予定とか。
はーーっ(ため息…)これまた破格の大寺院ですね。初めてお参りした際は、あちこちで感嘆の吐息をついていた記憶があります。
第8番 建中寺は、浄土宗のお寺。尾張徳川家の菩提寺として、名古屋市内に五万坪の敷地を有します。広い境内に併設された幼稚園には、無邪気に遊ぶ園児たちの姿が。
浄土宗のお寺にお不動さんなんて珍しいと思ったら、こちらは尾張徳川家の念持仏。一説には、神君 家康公の勝軍不動であったとも伝わる仏像です。こちらの山号もずばり「徳興山」 なんだか信憑性があるお話で、妙に納得しました。
(第14番 大学院。境内には、柴燈護摩の敷石がありました)
さて、今回は名古屋市内の6ヶ寺を巡拝。地元の方々の信仰を集める大寺院を続けて参拝しました。
大都会の大寺院、その有りようは立派でありがたいのですが、参詣の形は均一化されて あっさりしたものでした。大寺院ばかりで食傷気味、いささか情緒に欠けるように感じたのは、田舎寺に住持する者のひがみでしょうか(笑)
それぞれのお参りも時間を要せず、無駄足を踏んでも(私のミスです。ごめんなさい…)まだ明るいうちに伊賀に戻って来れました。
さて お盆休みを頂き、次回の霊場巡拝は 9月末。岐阜方面を予定しています。
15日は、恒例のほたるコンサート。
今年で9回目を数える催しが、「ほたると音楽の夕べ」と題して常福寺を会場に開かれました。
今年は空梅雨で、雨降りが少ない。台風も逸れたと安心していたら、イベント当日に限って午後から本降りの雨になりました。
残念な天候ですが、地作りをする農家さんにとっては喉から手が出るほど欲しかった“恵みの雨”でもあります。わずか1時間ほどのコンサート。雨降りもまた一興、大自然の姿をありのままに受け入れ、楽しみましょうと冒頭にご挨拶させて頂きました。
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/d3a5fc7bfd6d3c4602924d8f6933a391/1372068276)
(19:00開演。雨も、次第に降りやみました)
さて、ほたるコンサートで演奏して頂いたのは、今は東京を拠点に活動されている、名張出身のフルーティスト Yumikoさんと、ピアニストの筒 優大さんのお二人。
「ハナミズキ」「上を向いて歩こう」「情熱大陸のテーマ」「見上げてごらん夜の星を」「愛燦々」など有名な曲のほか、オリジナル曲の「月灯りのエンドロール」「アカシックレコード」など、息の合った素晴らしい演奏をしてくださいました。
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/d3a5fc7bfd6d3c4602924d8f6933a391/1372068342)
(本堂正面がステージ。躍動感を感じる、Yumikoさんの演奏)
フルートには、どちらかというと繊細で華奢な楽器という印象がありましたが、Yumikoさんは、時に力強く、情感たっぷりに美しい音色を響かせていました。
演奏が始まるころに雨は降りやみ、澄んだ空気のなか、お二人は楽しそうに 気持ち良さそうに演奏されていました。
檀信徒のみならず、近郊・郊外から大勢の方々が集い音楽とほたるを楽しむこの催しは、お寺と地域とを結ぶ、素晴らしい機会になっています。
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/d3a5fc7bfd6d3c4602924d8f6933a391/1372068394)
(コンサート後、本堂にて記念撮影)
コンサートを目当てにお越しになった方も、自然とお寺や仏教文化に親しみ、興味を持ってくださいます。臨時ご開帳した本尊五大明王さまも、ご参詣の皆さまに多数お参りして頂きました。
当日の悪天候がありましたが、回を重ねるごとに、遠方よりお越しの方や、家族に連れられた小さい子供たちの姿も増えてきたように思います。関係者の努力によって、今年も大勢の皆さまにほたるの姿を楽しんで頂けました。
今年で9回目を数える催しが、「ほたると音楽の夕べ」と題して常福寺を会場に開かれました。
今年は空梅雨で、雨降りが少ない。台風も逸れたと安心していたら、イベント当日に限って午後から本降りの雨になりました。
残念な天候ですが、地作りをする農家さんにとっては喉から手が出るほど欲しかった“恵みの雨”でもあります。わずか1時間ほどのコンサート。雨降りもまた一興、大自然の姿をありのままに受け入れ、楽しみましょうと冒頭にご挨拶させて頂きました。
(19:00開演。雨も、次第に降りやみました)
さて、ほたるコンサートで演奏して頂いたのは、今は東京を拠点に活動されている、名張出身のフルーティスト Yumikoさんと、ピアニストの筒 優大さんのお二人。
「ハナミズキ」「上を向いて歩こう」「情熱大陸のテーマ」「見上げてごらん夜の星を」「愛燦々」など有名な曲のほか、オリジナル曲の「月灯りのエンドロール」「アカシックレコード」など、息の合った素晴らしい演奏をしてくださいました。
(本堂正面がステージ。躍動感を感じる、Yumikoさんの演奏)
フルートには、どちらかというと繊細で華奢な楽器という印象がありましたが、Yumikoさんは、時に力強く、情感たっぷりに美しい音色を響かせていました。
演奏が始まるころに雨は降りやみ、澄んだ空気のなか、お二人は楽しそうに 気持ち良さそうに演奏されていました。
檀信徒のみならず、近郊・郊外から大勢の方々が集い音楽とほたるを楽しむこの催しは、お寺と地域とを結ぶ、素晴らしい機会になっています。
(コンサート後、本堂にて記念撮影)
コンサートを目当てにお越しになった方も、自然とお寺や仏教文化に親しみ、興味を持ってくださいます。臨時ご開帳した本尊五大明王さまも、ご参詣の皆さまに多数お参りして頂きました。
当日の悪天候がありましたが、回を重ねるごとに、遠方よりお越しの方や、家族に連れられた小さい子供たちの姿も増えてきたように思います。関係者の努力によって、今年も大勢の皆さまにほたるの姿を楽しんで頂けました。
愛知・岐阜・三重の三県に拡がる東海三十六不動尊霊場を、お参りしている常福寺巡拝団。
第2回は、鳥羽から松坂へと続く5ヶ寺を参拝しました。
例年より早い梅雨入りに、不安定な曇り空。強く降らねばよいのですが…。
最初にお参りしたのは、行基菩薩開基の古刹 正福寺。
海抜336mの青峯山は、灯明岩などあり古くから海運守護のお寺として、現在も多くの海運業者・関係者の信仰を集めています。
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/d3a5fc7bfd6d3c4602924d8f6933a391/1371606271)
(青峯山正福寺。歴史を感じさせる重厚な本堂です)
山道が細いため、マイクロバスに乗り継ぎ。山深い境内は、薄霧に包まれていました。毎年、御船祭と呼ばれる大祭には、境内に多数の大漁旗が掲げられるのだとか。機会があれば、ぜひ一度その吉日にお参りしてみたいものです。
続けて、お大師さまの師僧 勤操大徳開山の神宮寺(丹生大師)、伝弘法大師作の不動明王を祀る不動院(大石不動)など、由緒ある古刹を巡拝。
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/d3a5fc7bfd6d3c4602924d8f6933a391/1371606373)
(大石不動 不動院。見上げる本堂の脇には清い瀧が流れています)
松坂駅前に位置する継松寺(岡寺観音)は、初午の厄除けに3日間で10数万人が参拝するという三重県下最大規模の祈願寺です。
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/d3a5fc7bfd6d3c4602924d8f6933a391/1371606457)
(継松寺本堂は、三壇構え。優麗な古仏が、美しく荘厳されています)
新しく立派な本堂には、秘仏本尊のほか、伝弘法大師作の不動明王と毘沙門天像、五智如来に五大明王、四天王像などたくさんの仏像がズラリ…。噂は伺っていましたが、初めて訪れた私は、大寺院の威容にただただ溜息ばかりでした。いやぁ、凄いなぁ! この感覚、久しぶりです。
各地をお参りして、夕方まだ明るいうちに伊賀へ戻って来ました。本日最後は、皆さんの菩提寺 常福寺を参拝。これまで立派なお寺をたくさんお参りしてきましたが、やはり菩提寺はまた特別な存在であるようです。
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/d3a5fc7bfd6d3c4602924d8f6933a391/1371606614)
(常福寺本堂にて、本日仕上げのお勤め)
本堂でお勤めした後、住職よりご挨拶。最後のお参りで降りだした雨もご愛嬌です。ご接待の茶菓子を召し上がりながら、しばしご歓談くださいました。
今回のお参りは、聖武天皇の勅願寺、行基菩薩・勤操大徳・弘法大師それぞれに縁のある素晴らしいお寺ばかりでした。伊勢というとまず神宮が注目されますが、やはりそこは神仏習合ですから。お伊勢さんと同等の歴史と由緒ある、立派なお寺が数多く存在しているのですね。
次回の霊場巡拝は、6月末。名古屋方面を予定しています。
第2回は、鳥羽から松坂へと続く5ヶ寺を参拝しました。
例年より早い梅雨入りに、不安定な曇り空。強く降らねばよいのですが…。
最初にお参りしたのは、行基菩薩開基の古刹 正福寺。
海抜336mの青峯山は、灯明岩などあり古くから海運守護のお寺として、現在も多くの海運業者・関係者の信仰を集めています。
(青峯山正福寺。歴史を感じさせる重厚な本堂です)
山道が細いため、マイクロバスに乗り継ぎ。山深い境内は、薄霧に包まれていました。毎年、御船祭と呼ばれる大祭には、境内に多数の大漁旗が掲げられるのだとか。機会があれば、ぜひ一度その吉日にお参りしてみたいものです。
続けて、お大師さまの師僧 勤操大徳開山の神宮寺(丹生大師)、伝弘法大師作の不動明王を祀る不動院(大石不動)など、由緒ある古刹を巡拝。
(大石不動 不動院。見上げる本堂の脇には清い瀧が流れています)
松坂駅前に位置する継松寺(岡寺観音)は、初午の厄除けに3日間で10数万人が参拝するという三重県下最大規模の祈願寺です。
(継松寺本堂は、三壇構え。優麗な古仏が、美しく荘厳されています)
新しく立派な本堂には、秘仏本尊のほか、伝弘法大師作の不動明王と毘沙門天像、五智如来に五大明王、四天王像などたくさんの仏像がズラリ…。噂は伺っていましたが、初めて訪れた私は、大寺院の威容にただただ溜息ばかりでした。いやぁ、凄いなぁ! この感覚、久しぶりです。
各地をお参りして、夕方まだ明るいうちに伊賀へ戻って来ました。本日最後は、皆さんの菩提寺 常福寺を参拝。これまで立派なお寺をたくさんお参りしてきましたが、やはり菩提寺はまた特別な存在であるようです。
(常福寺本堂にて、本日仕上げのお勤め)
本堂でお勤めした後、住職よりご挨拶。最後のお参りで降りだした雨もご愛嬌です。ご接待の茶菓子を召し上がりながら、しばしご歓談くださいました。
今回のお参りは、聖武天皇の勅願寺、行基菩薩・勤操大徳・弘法大師それぞれに縁のある素晴らしいお寺ばかりでした。伊勢というとまず神宮が注目されますが、やはりそこは神仏習合ですから。お伊勢さんと同等の歴史と由緒ある、立派なお寺が数多く存在しているのですね。
次回の霊場巡拝は、6月末。名古屋方面を予定しています。
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HN:
和光さん
HP:
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:
真言宗豊山派のお坊さん
大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。
現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
真言宗豊山派のお坊さん
大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。
現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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