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三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
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旅の後半は、長崎市内を散策。
2日間晴天に恵まれ、ちょうど桜が見頃を迎えていました。

竜馬通りを経て、亀山社中から風頭公園へ。興福寺に眼鏡橋、大浦天主堂とグラバー園。史跡料亭花月、長崎孔子廟、出島などなど。路面電車を利用して、各所を観光して回りました。

(有名なグラバー園)

(若宮稲荷神社の竜馬像。凛々しい姿)

特に亀山社中は、男子として一度は訪れたかった場所です。

「長崎はわしの希望じゃ。やがて日本回天の足場になる」

幕末、坂本竜馬はじめ多くの志士が、日本の未来を夢見て闊歩した土地を歩くのは感慨深いものがありました。資料展示場が閉まっていたことが残念。

(亀山社中にて、竜馬気分!)

噂に聞いていましたが、長崎は本当に坂が多い!! 亀山社中周辺はかなりの急坂でした。私は体格の割に健脚ですが、妻と子供が連続する坂道にかなり疲れた様子でしたね。

(観光の足、路面電車)

路面電車の乗り降りにも、階段移動(陸橋)が当り前でバリアフリーなんて何の其の。長崎に住まうお年寄りは、毎日鍛えられて、きっと足腰丈夫なのでしょうね~。

長崎グルメも、卓袱(しっぽく)料理を始め、福山雅治行きつけの思案橋ラーメン(ちゃんぽん)、トルコライス、角煮まんじゅう、食べるミルクセーキなどを、たっぷり堪能。

(眼鏡橋をゆっくりお散歩)

長崎は、観光スポットが密集していて回りやすい。これなら、一泊二日でもじゅうぶん市内観光が出来そうです。

触れ合う人々も皆親切で、なんだか温かい。長崎っていいところですね。初めて訪れましたが、長崎が好きになりました。

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春休みを利用して、久々の家族サービス。長崎まで小旅行に出掛けました。

真言宗豊山派が九州にほとんど寺院を持たないこともあって、仕事で足を運ぶ機会はそうありません。長崎へ訪れるのも、私は初めてでした。

長崎空港を降りたら、外は叩きつけるような強い雨。
「嗚呼、長崎は今日も雨だった~」と前川 清の唄が浮かびます。

今回学んだ雑学。前川 清は長崎市佐世保の出身。
しかも長崎って、全国的にも雨の多い土地ではないようですね。どうやら、有名になった歌詞が間違ったすり込みをしてしまったようです。

最初の目的地 ハウステンボスへ着くと、先程までの大雨がぴたりと止みました。天候に感謝しながら、広い園内を散策。



こちらでは今、子供たちに大人気の漫画『ONE PIECE』のコラボ企画を実施しており、作品に登場する海賊船や登場キャラクターたちを、実物サイズで楽しむことが出来ます。
子供と一緒に、いやむしろ私の方がテンションを上げて写真を撮り続けていました。





広大なハウステンボス、その広い園内にはオランダの街並みが再現されていて、風車が回ったり、チューリップがたくさん咲いていたりして、とてもよい雰囲気でした。



聞けば、開業以来18年も続いた赤字を、現在の澤田社長がたった1年で黒字に転換させて、人気リゾート施設に再生させたそうです。その手腕は「澤田マジック」と業界で注目されているとか。

「物の荒廃は必ず人に由る。人の昇沈は定めて道に在り」とは、お大師さまのお言葉(綜芸種智院式)

お寺も同様。傾いたような荒寺でも、そこに立派な住職が入れば、人は集まり、お寺は再び活気を取り戻してゆくのでしょう。

私に大きなマジックは興せませんが、これからも小さな努力を積み重ねて、常福寺の法燈を守ってゆかねば…。そう思いを新たにしました。

境内の梅の花が、見頃を迎えました。




早春を彩る梅花は、春の訪れを告げ、なんだか気持ちをわくわくさせてくれます。寒の戻りも手伝って、今年は長く綺麗に咲いてくれているようです。



そう言えば、お気付きの方もおられたでしょうか。

地元ケーブルTVのチャンネルガイド3月号「梅花見」の特集に、“地元で愛される梅名所”として常福寺をご紹介いただいています。



地元老人クラブの皆さんが、大切に手入れしてくださっているこの梅林。
花はもちろん、たくさん結ぶ実は収穫され、梅干しや梅酒など各家庭で楽しまれています。

他に紹介されているのは、手入れの行き届いた有料庭園や、レジャーも楽しめる大型公園、地元挙げて力を入れている自治体など、地元では有名な梅の名所ばかり。

常福寺のささやかな梅林が比肩するのがおこがましい気がしますが、それもまた一興。
地元の皆さんは、「伊賀中の人に知って貰えた」と喜ばれていました。

お蔭さまで、41歳の誕生日を迎えました。

数えの42歳は、男子の大厄。42 =「死に」と読めるので不吉 と昔から聞きますが、出典はかなりあいまいなようです。

しかし、我が国では平安時代より脈々と信じ、受け継がれてきた慣習に違いありません。

42歳は、いわゆる人生の曲がり角。
心身が老い始め、社会的にも様々な役割を担ってゆく年齢です。

この節目に、心を整え、身を慎んで、諸事に取り組みたいものです。


さて常福寺では、毎年2月1日の夜に、厄除祈願(星供)をお勤め。地元のご老人たちの長寿お祝いと一緒に、厄年に当たる皆さまの厄祓いをしています。

今回私は、厄除けして頂く立場でしたが、普段通り法要に出仕。
菩提寺の副住職として、錫杖を鳴らして、太鼓を叩いて、心を込めて皆さまの厄除祈願をお勤めしました。



ところで、人伝に聞いたのですが、お坊さんのジンクスに「自分の厄は自分で払えない」というのがあるそうです。だから、どこか他の社寺にお参りしてしっかり厄祓いして貰いなさいという趣旨だとか。

それは結構なことですね。理由を聞くと確かに一理あります。

では、私が今回お勤めしたことは無効なのか?というと、決してそうではないと思っています。

この法要には、私一人でなく、大壇には住職が、そして参列いただいた在所の皆さまも一緒に、大きな声で 在家勤行法則、般若心経、観音経などをお唱えくださいました。

私は 心を込めて他の皆さまの分を、皆さまは 厄年に当たる全員(私も含まれる)のお祓いをそれぞれにお勤めくださったのだと解釈しています。

そう考えると、こんなに有り難い厄除けはありませんね。
厄落としも済ませました。皆さまの功徳を分けて頂いて、この一年無事に過ごせることを願っています。

常福寺主催の霊場巡拝。
今年は、瀬戸内海は小豆島にある新四国八十八ヶ所霊場を巡拝いたします。

(クリックすると、小豆島八十八ヶ所めぐりをご覧になれます)

小豆島は、多数の半島と入江を持つ美しい孤島で、映画『二十四の瞳』や『八日目の蝉』が撮影されたことでも有名。温暖な気候に恵まれ、オリーブや蜜柑・すももなどの栽培が活発です。


(風光明媚な小豆島の風景)

此度は、1200年の歴史を持つ“元四国”と呼ばれる霊場を、一泊二日の行程を全4回で、今年一年かけてお参りする予定です。

今回は、第1回目の募集となります。参加してみたい方は、締切日までに常福寺までご連絡くださいませ。     

                 記

 日 時  : 平成26年 3月31日(月)~ 4月1日(火)
           ※2回目以降は、参加者で相談して決定します。

 宿 泊  : 小豆島国際ホテル

 費 用  : 約35,000円(バス・フェリー、宿泊、食事、納経料など)
           ※後日集計して、連絡いたします。

 参加人数 : 定員20名

 必需品  : お袈裟、念珠、納経帳、笈摺(白衣)
         白色カバン、金剛杖、金剛杖袋 など
           ※お持ちでない方は、お寺にご相談ください。

 申込締切 : 平成26年 2月28日(金)までにお知らせください

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プロフィール
HN:
和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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