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三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
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13日、名張市安部田の宝泉寺(岩田善雅 住職)さまにて、鐘楼堂の落慶法要が営まれました。


宝泉寺の梵鐘は、昭和18年に戦時供出され、一時その鯨音が失われました。しかし、昭和23年に篤信の施主 竹森泰一郎氏によって新たに奉納寄進されたそうです。
然るに、鐘楼堂が築100年以上を経て 老朽甚だしく、この度 ご住職の発願によって再建立の運びとなりました。


この度の落慶法要は、有難くも化主猊下ご親修。
長谷寺寺務長、地元 無常結集の寺院さま、支所下役職の皆さまと共に出仕。私は、讃頭を仰せつかりました。

加藤猊下が登壇される法要で頭を出すのは、これで3度目でしょうか(於長谷寺 両祖慶讃法要、於高野山金堂 開創1200年法要)。この度は地元とあって、今までのように緊張することなくお唱えできました。


ご住職は、この度の落慶式典に合わせて、新しくご詠歌の講員(唱え手)を募集。日頃の檀信徒教化のたまもの、新しく20数名の皆さまが賛同してお集まりくださいました。


私は ご縁を頂いて、新集の皆さまに、ご詠歌のイロハや、鈴鉦の扱い、法要でお唱えする数曲を、一年掛けて指導させて頂きました。
他所の寺であっても、檀信徒の教化や 豊山流大師講の教線拡張にご協力できることは遣り甲斐になります。一年前から目標を定めて、一つ一つ丁寧にお伝えしていきました。


美しく輝く総檜の鐘楼堂、村落に響きわたる鯨音、檀信徒の皆さまの誇らしげな姿と満足げな笑顔。そして、新しく集まった同信の皆さまによる 瑞々しいご詠歌。

雨上がりの空の下、誠に素晴らしい落慶法要が厳修されました。この法会に尽力、参列できた仏縁をありがたく感じています。

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プロフィール
HN:
和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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