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三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
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常福寺には、ご詠歌を共に学ぶ仲間として、現在51名の講員さんがおられます。51名全員が一緒にお唱えする機会は少なく、普段は、各地区・世代・熟練度に応じて小さなグループに分かれて練習しています。

それぞれのグループには、名前が付いています。

「ひまわり」「あじさい」
これはきっと、練習を始めた季節のお花

「弥生会」
こちらは、練習を始めた月でしょうか?

「蓮花会」
これは、そのままお寺(兼務寺院)のお名前

1年前、新しくご詠歌を始めた皆さんが、自分たちの会の名前を考えておられました。常福寺がある地元の若いグループ。先ほどの様に、季節のお花、月など色々アイデアを練りましたが、なかなか良いものが決まりません。

私は、少し思案してから「なごみ(和)」という会名を提案してみました。
「和」という字は、仏教において、とても大切な文字です。

「和合衆(わごうしゅう)」
これは、仏道修行者の集まりを指す言葉。

「和顔愛語(わげんあいご)」
和やかな顔で、優しい言葉で話しかける。最も簡単にできる布施の一つ。

「和をもって尊しとなす」
仏教に篤く帰依した聖徳太子、有名な十七条憲法の第一。

そして奇しくも、私の名前「和光」にもその文字が入っています。

常福寺の地元で、副住職が一から指導しているご詠歌のグループ。結局この案が採用され、講員さん方にも「いい名前を付けて頂いた」と、快く受け入れて貰うことができました。

05c9d5f9.jpg「なごみ」の皆さんも、練習を始めて早2年が経過しました。さまざまな曲を学び、順調に上達されているところ。この秋には、都合のつく方のみですが、一緒に全国大会に登壇しようと話し合っています。


「なごみ」だけでなく、ご詠歌を学ばれている講員の皆さんは、常日頃から仏教のさまざまな智慧を学んでくださっているいわば篤信の方々。お寺にとって、とても大切な存在なのです。
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プロフィール
HN:
和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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