忍者ブログ
三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
[189]  [188]  [187]  [186]  [185]  [184]  [183]  [182]  [181]  [180]  [179
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

6aada00a.jpg湖北2日目。宿でゆっくり朝食を頂いた後は、長浜スクェアに移動しました。商店街を歩きながら、土産物を物色。

並びにあった海洋堂フィギュアミュージアムでは、息子のテンションが上がる上がる!! ようやく、子供が楽しめる場所に来たものですから。私も童心に返って、二人で隅々まで満喫していました。

午後は、米原まで足を伸ばして、同門の先輩 安田学臣さんのお寺を表敬訪問しました。日頃、ご詠歌や仏青など多方面でご指導いただいている大先輩。厚かましくも家族でお伺いして、楽しく歓談させて頂きました。

16627160.jpg併せて、かねて噂を聞かせて頂いていた古刹 悉地院さまも参拝。伊吹山麓に在るお寺は、何と開基673年! 天武天皇の勅願寺というから歴史が違います。伊吹山の豊かな自然に囲まれた、でも意外と新しい伽藍が印象的でした。


0962ccda.jpg続けて、彫仏も嗜まれる安田さんの師匠に当る仏師 中川大幹先生のアトリエを見学させて頂けることに。
大日如来、日光月光菩薩、弘法大師、四神の装飾から、小ぶりの念持仏まで。不意の訪問にも関わらず、快く見学させて頂くことができました。

私一人でも、貴重な体験に興奮しきりなのですが、今回は小さい子供連れの状態。息子が誤ってパキッと踏んでしまわないように、くしゃみなど粗相をしないように、細心の注意を払って拝観させて頂きました。

その後は、さらにご好意に甘えて、伊吹の見える美術館も見学。中川先生がこれまで造られた仏像が常設されている他、高さ10m近い仁王像や、伊吹山を描いた絵画などを、贅沢にも先生の解説付きで観賞させて頂きました。
まさに眼福の一時でしたが、特に目をひいたのは巨大な仁王像。アトリエでは、これから組み合わせていく寄木の状態でありましたし、精巧に作られた縮小版も実に見事な出来栄えでした。

私たちが普段拝み、信仰されている仏像がこのような過程で造られていくのかと、大変勉強になりました。大先輩のお寺を表敬訪問した二日目。お蔭さまで、大変充実した一日となりました。

写真1: 海洋堂フィギュアミュージアムにて
 赤いドラゴンがお迎え。前には、息子のちびドラゴン。

写真2: 護国寺悉地院
 伊吹山麓に在る古刹。蜩の声が鳴り響き、涼しい風がそよいでいました。

写真3: 中川大幹師のアトリエ1F
 この白木が寄せられ、巨きな仁王さまに成るのです。 
PR
COMMENT
名前
タイトル
文字色
メール
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret
TRSCKBACK
trackbackURL:
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
SNS
Wakou Nakayama

バナーを作成


TweetsWind
最新CM
[07/13 meg]
[06/28 和光]
[06/28 じゅんじゅん]
[03/02 和光]
[03/01 じゅんじゅん]
ブログ内検索
プロフィール
HN:
和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
カウンター
最新TB
バーコード
忍者アナライズ
Copyright © 江寄山常福寺のブログ All Rights Reserved.
Materal by photo material Kun Template by Kaie
忍者ブログ [PR]