三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺
引き続き、柴燈護摩のお話を。
柴燈護摩の見所の一つに、山伏たちが順番に行う各作法があります。
導師のお手代わりとして、山伏たちが床堅(とこがた)・斧・剣・弓・槍・閼伽・柴燈・扇を用いた大きな動作を行っていきます。私は、その動きに併せて解説を入れていた訳ですが…。
導師のお手代わりとして、山伏たちが床堅(とこがた)・斧・剣・弓・槍・閼伽・柴燈・扇を用いた大きな動作を行っていきます。私は、その動きに併せて解説を入れていた訳ですが…。
宝弓を担当したのは、地元の後輩僧侶の一人。祖父の代から、常福寺にとても縁の深いお寺さんとして、年始の初護摩もお手伝い頂いています。
実は彼は、弓道二段の腕前なのだそう! 確かに、弓を構えているその所作がすでに只者ではありません。放たれた矢も、まさに舞い昇る龍のように、美しい音色を響かせて飛んでいきました。
実は彼は、弓道二段の腕前なのだそう! 確かに、弓を構えているその所作がすでに只者ではありません。放たれた矢も、まさに舞い昇る龍のように、美しい音色を響かせて飛んでいきました。
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4日、近在のお寺で行われた柴燈護摩法要に出仕してきました。
柴燈護摩とは、山中などの屋外で行う大掛かりな護摩のこと。理源大師聖宝がその祖であり、真言宗では醍醐寺を始めとする当山派の寺院でよく行われています。
柴燈護摩とは、山中などの屋外で行う大掛かりな護摩のこと。理源大師聖宝がその祖であり、真言宗では醍醐寺を始めとする当山派の寺院でよく行われています。
私は、例年通り説戒師(法要の進行に合わせて、解説をいれる話し手)を勤めさせて頂きました。山伏たちの動きに合わせ、それぞれの作法の解説を入れていきます。今年は、前日に会奉行(法要を執り仕切る責任者)の方とゆっくりお話する機会を頂けたので、手前味噌ですが、話す内容がいくらか充実してきたように感じました。
残暑厳しい一日、柴燈護摩が無魔成満いたしました。
19日、宗派が主催した新住職の初任命講習会に参加しました。
5月より、二ヶ寺の住職になって4ヶ月あまり。その間、数件のお葬式やお盆行事など、不慣れながらも何とか住職の勤めをこなしてきました。今回は、新任住職は必ず参加しなければならない講習会ということで、東京・護国寺にある宗務所まで出張してきました。
5月より、二ヶ寺の住職になって4ヶ月あまり。その間、数件のお葬式やお盆行事など、不慣れながらも何とか住職の勤めをこなしてきました。今回は、新任住職は必ず参加しなければならない講習会ということで、東京・護国寺にある宗務所まで出張してきました。
講習会の内容は、寺院(宗教法人)の運営と会計、そして寺院における同和推進について。3つのテーマを、宗派の顧問弁護士、公認会計士、同和推進委員の先生方が、それぞれご指導くださいました。
過去に同様の講習を受けたことはありますが、やはりいざ自分が住職になってみるとその意味は変わってきます。「この講習で何かを得て帰ろう」「しかし、難しい内容についていけるだろうか?」多少緊張して望んだ講習会でしたが、先生方は限られた時間の中、それぞれ丁寧かつとても理解しやすい講習をしてくださいました。
長ずるにつれ、受動的な勉学の機会は減っていく一方なので、こういう講習会を用意して頂けることはとてもありがたいことです。
今回学んだことを、これからの寺院運営に役立てたいと思います。
15日16日と、取材のため伊賀に訪れた方々に同行してお手伝いしてきました。
取材の目的は、宗派の布教誌「光明」に伊賀の土地とそのお寺を紹介するため。来年の夏号に、伊賀四国八十八ヶ所霊場と、われらが常福寺他いくつかのお寺の記事を掲載してくれる予定だそうです。
お手伝いに至ったきっかけは、取材に来る記者さんの中に、御詠歌を通した親しい友人がいたこと。何度が事前相談に乗っているうちに当日の予定が空いたので、取材の道案内や先方への取次ぎなどを手伝うことになりました。
いわゆる船頭役なのですが、考えてみれば私はもともと奈良の人。伊賀に来て8年経ったとはいえ、まだまだ知らないことが多いことに気付かされました。
地元のご老僧のお寺に道案内して、一緒に貴重な話を聞かせて頂く。初瀬街道にいくつも残されている石碑(道標)に、求める文字を探す。
常福寺では、住職のインタビューのほか、遍路装束のモデルさんを用意して写真撮影されていました。私自身、初めて見聞することが多くて、とても勉強になった2日間となりました。
今から、来年の夏の発刊が待ち遠しくなりました。
お手伝いに至ったきっかけは、取材に来る記者さんの中に、御詠歌を通した親しい友人がいたこと。何度が事前相談に乗っているうちに当日の予定が空いたので、取材の道案内や先方への取次ぎなどを手伝うことになりました。
いわゆる船頭役なのですが、考えてみれば私はもともと奈良の人。伊賀に来て8年経ったとはいえ、まだまだ知らないことが多いことに気付かされました。
地元のご老僧のお寺に道案内して、一緒に貴重な話を聞かせて頂く。初瀬街道にいくつも残されている石碑(道標)に、求める文字を探す。
常福寺では、住職のインタビューのほか、遍路装束のモデルさんを用意して写真撮影されていました。私自身、初めて見聞することが多くて、とても勉強になった2日間となりました。
今から、来年の夏の発刊が待ち遠しくなりました。
1日2日と、豊山派仏教青年会の活動に参加してきました。
1日は、総本山長谷寺での演奏奉納法要に出仕しました。観音堂で執行された、職衆20名(会長・理事)、太鼓衆20名(千響メンバー)による法要はとても厳かで、中でも核になる太鼓の演奏は、初瀬の山々に響き渡るような大音声!!
修練を重ねた、見事な演奏が心身を震わせました。
熱の入ったご指導を受けながら、ただ一心に太鼓を叩き続ける。私は、少し太鼓の下地があったのですが、中には全く始めてだという参加者も多数おられました。それでも、一日叩き続けた結果、最後には皆で魂のこもった演奏が出来たように思います。
充実した時間を過ごし、笑顔の帰宅…。翌日、軽い筋肉痛になりましたが心地よい痛みでありました。近いうちに、地元でもまた太鼓の練習を再開したいと思っています。
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プロフィール
HN:
和光さん
HP:
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:
真言宗豊山派のお坊さん
大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。
現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
真言宗豊山派のお坊さん
大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。
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