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三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
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7634f142.jpg4日5日と、豊山派仏教青年会が主催する記念コンサート
「千響 ~いのちのひびき~」に出演してきました。会場は、東京六本木のサントリーホール。伝統ある素晴らしい舞台で、200名近くの仲間とともに豊山声明をお唱えしてきました。

豊山声明「唱禮」の三部混声に始まり、200名の僧侶による声明大合唱、サントリーホールの目玉であるパイプオルガンに乗せたオペラ調のご詠歌、発足した豊山太鼓「千響」が30台ある太鼓で新曲「不動響炎」を見事に演奏する。
豊山派とも縁が深い和太鼓奏者・林英哲氏と風雲の会の皆さまも、パイプオルガン・二胡の奏者の方々も、さすがはプロの奏者。見事な音色を奏でてくれていました。出演者の一員である私も、休みのパートでは一観客のような気持ちで聞き入ってしまいました。

終了後、仲間とともにお客さまをお見送りさせて頂くと、皆さま笑顔笑顔。「感動した!」「素晴らしいコンサートだった!!」とたくさんの賛辞の言葉を頂きました。

手前味噌ですが、本当に素晴らしいコンサートだったと思います。はるばる伊賀から駆けつけた甲斐がありました。仏縁あって、得難い体験をさせて頂けたように思います。

 豊山太鼓「千響」について詳しく知りたい方は…、コチラ
  これからの活動にもご期待ください。
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節分の日、私は千葉県君津市のお寺でお手伝いをしていました。
そこは、君津駅前に位置する長安寺という立派なお寺。ご詠歌を通じた親しい友人が住職を勤めていて、別件の東京出張と重なったところ、「それなら、一日前から入ってぜひお手伝いをして欲しい」とご依頼を受けたのです。

任された役目は、節分会の説戒師(法要の進行に合わせて、解説をいれる話し手)。僅かな打合せの後、法要に即興の解説を入れていく。他に、法要前に20分ほど、檀信徒の方々の前でご法話もさせて頂きました。

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本堂で護摩法要を終えたら、いよいよ豆まき。近郊から、檀信を含む300人程の方が豆を拾いに集まられていたようです。お寺の役員さんや、年男年女の方々と一緒に豆まきをさせて頂いたのですが、やはり節分は楽しいですね! 老若男女の隔てなく、皆さん笑顔で飛んでくる豆やお餅・お菓子を拾われていました。

法要後には、住職さんのご好意で、お寺の役員やお手伝いの方々の打上げに同席させて頂きました。皆さんとても気さくな方ばかりで、初参加の私にも隔てなく親切に接してくださいました。説戒も大変好評を得たようで、「来年もぜひ来て欲しい!」なんて嬉しいお言葉もちらほら。皆さん、それはご住職に言って頂かないと…(笑)。

初めて出仕させて頂いた長安寺さまの節分会。説戒のみならず、多くのことを学ばせて頂いた貴重な体験となりました。

写真1: 豆まきの様子。皆さん、とてもいい笑顔でした!
写真2: 用意された豆やお餅・お菓子。升は、記念にお配りするようです。
昨年より蓮勝寺の住職になると同時に、その地区にある宗旨を越えた寺院の集まりである依那古仏教団の一員となりました。先に記した「法縁」は、年始に発行されるその教化誌に寄稿したものです。

依那古仏教団の活動の一つに、年始に行う寒行があります。どういうことをするの?と妻にも聞かれたのですが、初参加の私にも当初はピンとこず「うーん、傘地蔵のようなことをお坊さんがするのかな?」と憶測でものを言っていました。

f623aacf.jpg内容は、結構ハードなものでした…。
朝8時より、出仕した僧侶全員で、在所に住むお檀家さん達のお宅を一軒一軒訪ねて廻る。在宅でも留守でも、玄関先で短めのお経をお唱えする。もちろん食事や休憩はありますが、初日が終わったのは午後4時近くになっていました。
これを3日続けて、併せて600戸ほどのお宅を拝んで廻るのです。

初日の歩数が、33000歩ほど。これはなかなかの行ですね。お餅とおせち料理でついた脂肪が少しでも減ることを期待します…。
155b6c83.jpg今年も、伊賀各地で大般若の法要が営まれています。『大般若波羅蜜多経』という六〇〇巻の経本を、転読(てんどく)するという独特な法要。伊賀では、すっかり正月の風物詩といえるでしょう。

2ヶ寺の住職となった今年からは、自然とさまざまな仕事が増えました。例えば、各地区の辻々に立てる辻札を作成する。準備として、導師のお唱え(説草)を練習する。大般若自体が珍しい法要ですので、住職でないとお唱えする機会は全くありません。私も、学生の頃に学んだのみの10数年ぶりのお唱えとなりました。

他にも、職衆(お手伝いの僧侶)の手配をしたり、檀信徒の皆さんに法話をしたり…。慣れないことばかりで、師僧にご指導を仰ぐこともしばしば。
新米住職、まだまだ勉強することばかりです。

 大般若転読会(てんどくえ)について詳しく知りたい方は…、江寄山常福寺HP
   左側メニュー「年間行事」をクリックしてください。
新年あけましておめでとうございます。

今年の年越しは、波乱含みとなりました。大晦日に強風が吹き荒れ、清掃を終えた境内がめちゃくちゃに荒らされて、荘厳したお飾りまで飛んでいく。除夜の篝火も、強風に煽られ火の粉を周囲に撒き散らす。他にも、息子が急に39度の高熱を出すなど、てんやわんやの状態でした。

常福寺には、今年も元日から多くの方にご参拝いただきました。毎年顔を見せてくださる檀信徒の方々に、近郊にお住まいの方々。メディア等でご開帳を知られた方々とも、できる限り時間をとってお話させていただきました。

59e1404e.jpg恒例である3日の初祈祷は、今年も職衆5名の助法をお願いしました。今年初めて参加する顔があれば、4年の学生生活を終えこれが最後の参加になる顔もあり。まさに一期一会の法要となりました。


一騎当千の言葉が相応しいご助法の方々は、期待通り正月らしく、元気で華のある法要を修めてくださいました。常のことですが、初めてお参りされた方も法要の素晴らしさに驚かれたようです。伊賀で、本格的な祈願の法要は珍しいですからね。「こんなにありがたい法要をしていただけるなんて」という言葉に、新年の活力をいただいた気分でした。

気が付けば、お寺の全員が息子の風邪を貰ってしまったようです。今年は、特に寒かったですからね。少し休んで、体調を整えたいと思います。
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プロフィール
HN:
和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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