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三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
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af395970.jpg10月末日、常福寺の先代住職 光雄大僧正の50回忌法要を営みました。

こちらは、かねて予定していた先師供養の行事。二日前から準備に掛かろうと予定を空けていたのですが、そこに近隣寺院のご住職の通夜葬儀が入りました。ご縁の深い方でしたので、住職も数日前からずっとご葬家に詰めておられる。私も、仕事やお手伝いに出たりしていたので、準備もままならぬまま慌しく当日を迎えました。

不幸なことに実子を亡くされた、先代の光雄法印。後継者として40数年前に迎えられたうちの住職も、すでにお亡くなりになられていたので面識はないそうです。それでも、法類(お寺の親類)の古老の方々は、その面影をしっかり憶えておられる様子。お聞きすると、とても厳格な方でお弟子さんを多くお育てになられたそうです。

お寺が当り前のように世襲制になっている昨今。しかし昔のお坊さんは、戒律によって女性と関係を持てなかったので、当然自分の子供はいませんでした。里や近隣の家庭から素養のありそうな子供を弟子に取り、その弟子を我が子のように教育し一人前の僧侶に育てあげていったのです。「師資相承(ししそうじょう)」とよばれるこの関係性。私たち僧侶は、血の繋がりは無くとも親子のように続いていく濃い関係を、「血脈(けちみゃく)」といって大切に受け継いでいきます。

本尊五大明王さまのご意思が働いたのか、常福寺も、光雄法印、織田杲深師(今の住職)、そして私と三代続いて血の繋がりがありません。しかし本来、お坊さんはそういうもの。将来、息子が継ぐのかどうかはわかりませんが、これから先も常福寺の法灯は大切に受け継がれていくことでしょう。

写真: 法要後の一枚。法類・組寺院・総代・関係者の皆さんにご出席頂きました。
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プロフィール
HN:
和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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