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三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
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瀬戸内海は小豆島にある八十八ヶ所霊場を、お参りしてきた常福寺巡拝団。
第3回は、島の東部 27札所を巡拝。いよいよ満願を迎えます。

台風18号をやり過ごし、さらに大型の台風19号が近づく合い間に、お参りの日程が計ったように納まりました。お蔭さまで、二日間傘いらずの雨知らず。
毎度のことですが、皆さまの日頃の行いに頭が下がる思いです。

今回は、姫路港からフェリーに乗船。福田港から上陸します。
結願近く、海沿いの札所は小さな庵が続き、景色を楽しみながら快調に歩を進めました。


(第15番 大師堂にて、愛らしい修行大師さま)

二日目は、小豆島随一の高所 寒霞渓(かんかけい)の札所から参拝スタート!
雲を見下ろす山の木々は、色づき始めたばかり。有名な紅葉には、まだ早かったようです。

(第18番 石門窟  険しい山道・石段を登り、参拝所に至る)

第2番 清瀧山からは、バスから離れ、三つの札所を歩いて巡りました。
青空のもと、眼下に瀬戸内海のパノラマを見渡しながら歩む遍路は、やっぱり気持ちがいいですね。同行の皆さまも、言葉を交わしながら笑顔で歩まれていました。

(第1番 洞雲山の参道より、草壁港を見下ろす)

第1番 洞雲山は、高山の岩壁に配された札所。
大きな岩の裂け目に本尊が祀られており、夏至の前後50日ほどに限っては、日照によって岸壁に観音さまのお姿を拝むことが出来るとか。

古来より、信仰を集めた修行道場なのでしょう。天然の造形を活かした境内には、神秘的な趣きがありました。

(大自然のいたずら? 神秘的なお姿を、一度は拝んでみたい)

さて、小豆島の特産品といえば何が有名でしょう?

島の西側は、オリーブ推しでしたが、東側に来ると、醤油の会社・商店が軒を連ねています。休憩時間に、札所近くの商店で、醤(ひしお)のソフトクリームを試食したり、お土産を物色したり…(笑) これも旅の楽しみの一つです。

時間に余裕があったので、有名な『二十四の瞳』映画村にも足を伸ばしました。

(島の分教場、ジブリ作品のようなロケーションでした)

さて、常福寺巡拝団。
少人数ながら皆さま和気藹藹とお参りして、無事に3回で満願を迎えることが出来ました。

小豆島は、本四国と趣きが少し異なり、小さな庵や参拝所、洞窟や岩屋の祠が多かったのが印象的です。
幾つもの札所を預かるお寺さんや、庵を守るお婆ちゃん達。そこに暮らす皆さまの祈りの姿に、私たちも改めてお大師さまへの信仰を深めることが出来ました。

(第4番 古江庵にて、皆で記念撮影)

小豆島っていい所ですね。島の景色は風光明媚で、食べ物も美味しい。今度は、家族を連れて訪れてみたいです。

来年は、高野山が開創1200年を迎えます。
ご詠歌の関係で、春頃にお参りできそうな予定。混み合うので、早めに計画を立てないといけませんね。

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プロフィール
HN:
和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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