三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺
伊賀四国霊場会が、開創150周年記念事業の一つとして実施している歩き遍路。二巡目となる今年は、11月に高野山に御礼参りを予定しています。
今回はその下見として、実行委員会の若手数名で高野山を参拝してきました。
高野山金剛峯寺は、宗祖弘法大師が開創された真言密教の根本道場。しかし、分派である私たち真言宗豊山派は新義(しんぎ)に属し、中興祖 興教大師覚鑁(かくばん)上人が高野山を下山された歴史から、高野山とは少し縁遠くなっているのが現状です。
豊山派の僧侶として必要な修行・行法は、総本山長谷寺や、音羽護国寺にある宗務所で全て事足りる。もちろんお遍路の御礼参りなど、これまで幾度がお参りしたことはありますが、長く滞在したり、そこで修行をした経験は全くありません。
いわば全くの素人。しかし、霊場会には古儀(こぎ)のお寺さんも多くおられるので、勉強させて頂ければと日程調節して参加しました。
今回ご活躍されたのは、以前ブログに登場した石原了文師。師は、修行時代を含み高野山でなんと12年お勤めされた経歴の持ち主。いわば表も裏も知り尽くしている訳で、道中、普通にお参りしては伺えない貴重な話をたくさん聞かせてくださいました。
一の橋から墓所を歩き、奥の院を参拝。昼食後に、大師教会本部にて菩薩戒を授かる。その後、根本大塔・金堂・金剛峯寺を続けて参拝。
最後は、塔頭 総持院でありがたくも上綱 宮田永明師と面談させて頂き、院内を直接ご案内して頂く機会を得ました。
普段お参りする際はあっさりしたものですが、今回は、丸一日 高野山を満喫することが出来ました。
トリビアをたくさん吸収して、気分はにわか高野山通。祖山信仰を考え直す貴重な一日となりました。
写真1: 御廟の橋より、奥の院を望む
写真2: 大伽藍へ、蛇腹の道を進む
今回はその下見として、実行委員会の若手数名で高野山を参拝してきました。
豊山派の僧侶として必要な修行・行法は、総本山長谷寺や、音羽護国寺にある宗務所で全て事足りる。もちろんお遍路の御礼参りなど、これまで幾度がお参りしたことはありますが、長く滞在したり、そこで修行をした経験は全くありません。
いわば全くの素人。しかし、霊場会には古儀(こぎ)のお寺さんも多くおられるので、勉強させて頂ければと日程調節して参加しました。
今回ご活躍されたのは、以前ブログに登場した石原了文師。師は、修行時代を含み高野山でなんと12年お勤めされた経歴の持ち主。いわば表も裏も知り尽くしている訳で、道中、普通にお参りしては伺えない貴重な話をたくさん聞かせてくださいました。
最後は、塔頭 総持院でありがたくも上綱 宮田永明師と面談させて頂き、院内を直接ご案内して頂く機会を得ました。
普段お参りする際はあっさりしたものですが、今回は、丸一日 高野山を満喫することが出来ました。
トリビアをたくさん吸収して、気分はにわか高野山通。祖山信仰を考え直す貴重な一日となりました。
写真1: 御廟の橋より、奥の院を望む
写真2: 大伽藍へ、蛇腹の道を進む
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プロフィール
HN:
和光さん
HP:
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:
真言宗豊山派のお坊さん
大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。
現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
真言宗豊山派のお坊さん
大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
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