三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺
仏青会長として望む2度目、そして最後の研修会。会長が自動的に指導員のリーダーになるので、多忙なお盆の最中も準備・調整に勤め、しっかり気合を入れて臨みました。
諸々ありましたが、無事成功を納めることが出来たのは、関係諸氏皆さまのご協力のお蔭と感謝しております。
さて、そんな研修会。実は今回、小学2年になる息子が初めて参加しました。本来は小3からの参加ですが、役員で話し合って保護者がいるお寺の子供さんは特例で許可して貰えることに。
しかし、蓋を開けてみれば小2はうちの息子のみ。少し躊躇しましたけどね、何ごとも体験と参加させてみることにしました。
女子児童が過半数を占め、全体的に大人しかった今年の研修生たち。挨拶や返事の声も小さかったのですが、事前の仕込みが効いたのか、うちの息子が一人大きな声で返事をしていました。
時折目をやると、新しい友達とすぐ仲良くなって、休み時間になると走り回って汗だくになっているし、正座もよく我慢できている。食事もしっかり摂っていたし、親バカかもしれませんが、「へぇー、うちの息子、小2なのに結構やるじゃないか」と感心♪(^-^)b
指導員仲間にも、「活発だ」「社交性がある」などお褒めの言葉を頂きました。
今年もお盆の後と、大変だった青少年研修会。成功の達成感と共に、息子の確かな成長に小さな喜びを得ることが出来ました。
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お盆も済んだこの時期になると、
境内のあちこちに高砂百合(たかさごゆり)が咲き始めます。
今年は21ヶも蕾を付けた、見事なひと株を
見つけましたのでご紹介します。。
8月12日
堅い蕾が21ヶ確認できます。
![71308e3c.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/d3a5fc7bfd6d3c4602924d8f6933a391/1314497261?w=150&h=112)
![22e5fdf6.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/d3a5fc7bfd6d3c4602924d8f6933a391/1314497307?w=150&h=112)
8月24日
開き始めました。
高さは132cm 石の間から2本出ています。
8月27日
下の蕾が咲きそろいました。豪華!
この高砂百合は、花が終わると花1つ1つに莢が出来ます。
莢の中は6列に分かれており、中にビッシリ薄い種がつまっていて、秋から冬に掛けてはじけて放出されていきます。
薄い種は石 石垣 アスファルトの隙間 植え込などにもぐりこみ、年を重ねて生長していきます。人に刈り取られにくい 除草されにくいところで大きな球根になって花の数も増えていきます。
昨日も伊賀四国巡拝の方が、「21ヶというのが良いですね」と言われましたが、来年はどうなるのか注視していこうと思います。
常福寺寺族 育子
※21は、お大師さまの縁日。
常福寺では、毎月21日に月並御影供を厳修しています。
境内のあちこちに高砂百合(たかさごゆり)が咲き始めます。
今年は21ヶも蕾を付けた、見事なひと株を
見つけましたのでご紹介します。。
8月12日
堅い蕾が21ヶ確認できます。
8月24日
開き始めました。
高さは132cm 石の間から2本出ています。
8月27日
下の蕾が咲きそろいました。豪華!
莢の中は6列に分かれており、中にビッシリ薄い種がつまっていて、秋から冬に掛けてはじけて放出されていきます。
薄い種は石 石垣 アスファルトの隙間 植え込などにもぐりこみ、年を重ねて生長していきます。人に刈り取られにくい 除草されにくいところで大きな球根になって花の数も増えていきます。
昨日も伊賀四国巡拝の方が、「21ヶというのが良いですね」と言われましたが、来年はどうなるのか注視していこうと思います。
常福寺寺族 育子
※21は、お大師さまの縁日。
常福寺では、毎月21日に月並御影供を厳修しています。
並びにあった海洋堂フィギュアミュージアムでは、息子のテンションが上がる上がる!! ようやく、子供が楽しめる場所に来たものですから。私も童心に返って、二人で隅々まで満喫していました。
午後は、米原まで足を伸ばして、同門の先輩 安田学臣さんのお寺を表敬訪問しました。日頃、ご詠歌や仏青など多方面でご指導いただいている大先輩。厚かましくも家族でお伺いして、楽しく歓談させて頂きました。
大日如来、日光月光菩薩、弘法大師、四神の装飾から、小ぶりの念持仏まで。不意の訪問にも関わらず、快く見学させて頂くことができました。
私一人でも、貴重な体験に興奮しきりなのですが、今回は小さい子供連れの状態。息子が誤ってパキッと踏んでしまわないように、くしゃみなど粗相をしないように、細心の注意を払って拝観させて頂きました。
その後は、さらにご好意に甘えて、伊吹の見える美術館も見学。中川先生がこれまで造られた仏像が常設されている他、高さ10m近い仁王像や、伊吹山を描いた絵画などを、贅沢にも先生の解説付きで観賞させて頂きました。
まさに眼福の一時でしたが、特に目をひいたのは巨大な仁王像。アトリエでは、これから組み合わせていく寄木の状態でありましたし、精巧に作られた縮小版も実に見事な出来栄えでした。
私たちが普段拝み、信仰されている仏像がこのような過程で造られていくのかと、大変勉強になりました。大先輩のお寺を表敬訪問した二日目。お蔭さまで、大変充実した一日となりました。
写真1: 海洋堂フィギュアミュージアムにて
赤いドラゴンがお迎え。前には、息子のちびドラゴン。
写真2: 護国寺悉地院
伊吹山麓に在る古刹。蜩の声が鳴り響き、涼しい風がそよいでいました。
写真3: 中川大幹師のアトリエ1F
この白木が寄せられ、巨きな仁王さまに成るのです。
7月末から、嫁のお義母さんが一週間ほどお寺に滞在されていた。普段、東京で高齢の祖母を介護されているお義母さん。息抜きになればと、お寺にお招きしました。
ちょうど息子の誕生日が重なり、お寺の皆さんと一緒にBBQをしたり、地元の温泉へ足を伸ばしたりと、楽しい親子交流の一時。加えて、普段できていない分しっかり親孝行しようと、一泊で出掛けることにしました。
向かったのは、滋賀県。琵琶湖に浮かぶ竹生島宝厳寺。私は今春訪れたばかりですが、他の家族は今回初めての参拝になります。長浜からフェリーに揺られること30分、竹生島に上陸しました。
宝厳寺は、西国観音霊場 第30番札所ですが、実は、本尊に弁才天さまをお祀りする弁天信仰の聖地の一つ。弁才天は、音楽や学芸、福徳にご利益のある神様なのですが、一説によると実は非常に嫉妬深いのだとか…。
恋人や夫婦でお参りすると、その嫉妬心からよくない働きを為すことがあると聞いていたので、私と息子の男子チーム・嫁と義母の女子チームに分かれて参拝しました。
気にしすぎかもしれませんが、仏さまにだって作用副作用はあります。実際、昔の方はこんな風に男女別にお参りされたのだそうですよ。
参拝後、鮎づくしの昼食に舌鼓を打った後は、早めに宿に入りました。今回の目的は、親孝行もそうですが、皆でゆっくりのんびり過ごすこと。まさにぴったりの素晴らしい宿を見つけることができて、家族水入らず、贅沢な時間を過ごすことができました。
(小学生の息子は、動き足りずそわそわしていましたが、一晩DSを許可したら大人しくなりました。もともと聞き分けはいい方ですので)
写真1: 宝厳寺の唐門(国宝)
写真2: 湖畔より、朝靄に包まれる竹生島。
ちょうど息子の誕生日が重なり、お寺の皆さんと一緒にBBQをしたり、地元の温泉へ足を伸ばしたりと、楽しい親子交流の一時。加えて、普段できていない分しっかり親孝行しようと、一泊で出掛けることにしました。
向かったのは、滋賀県。琵琶湖に浮かぶ竹生島宝厳寺。私は今春訪れたばかりですが、他の家族は今回初めての参拝になります。長浜からフェリーに揺られること30分、竹生島に上陸しました。
恋人や夫婦でお参りすると、その嫉妬心からよくない働きを為すことがあると聞いていたので、私と息子の男子チーム・嫁と義母の女子チームに分かれて参拝しました。
気にしすぎかもしれませんが、仏さまにだって作用副作用はあります。実際、昔の方はこんな風に男女別にお参りされたのだそうですよ。
(小学生の息子は、動き足りずそわそわしていましたが、一晩DSを許可したら大人しくなりました。もともと聞き分けはいい方ですので)
写真1: 宝厳寺の唐門(国宝)
写真2: 湖畔より、朝靄に包まれる竹生島。
「見てみて、こんなに大きな皮がむけたよ!」
夏本番。プールや海水浴などで、真っ黒に日焼けしたお子さんがおられる家庭では、恒例ともいえる夏のやりとり。きっと皆さんも、同じような記憶があるのではないでしょうか?
しかし今回は、違う生き物の話。苦手な方もおられることでしょう、ニョロニョロと地を這う蛇の話です。(苦手な方は、ごめんなさいm(_ _)m )
三重県伊賀市。のどかな田舎にある常福寺は、豊かな自然に囲まれ、まれに野生の鹿やイノシシなどが目撃されます。本堂は、築280年となかなかの年代物ですが、どうやらそのどこかに蛇が棲みついているらしく、物陰で時折脱皮をしていきます。
不思議なことは、その場所。なぜか、毎回決まって同じ場所に脱皮をしていくのです。
常福寺本尊さまは、平安後期の五大明王尊(国重文)。十畳ほどのお厨子の中に、大きな明王さまが五体、サイコロの「5」の形に配置されています。
そして件の蛇は、なぜか左手前の「軍荼利明王の真下」でわざわざ脱皮をしていくのです。
軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)は、梵名を「Kundali(クンダリー)」といい、「甘露の壷」もしくは「とぐろを巻く蛇」という意味があります。蛇の持つ神秘性や生命力を具現化したほとけですが、わざわざ蛇が狙ったようにその真下で脱皮をしていく。
とても霊妙な現象に、偶然とは言い切れない思いでいます。
この蛇の皮、檀信徒の中でも特に巳歳生まれの方などは、大変縁起を感じて授与を望まれることがあります。
今回の蛇皮は、頭の形までキレイに残っていました。100%天然素材のお守り。かねて希望されていた方に、ようやくお渡しすることができます。
写真1:本堂 本尊厨子の左下部
普段物入れにしているこちらで、蛇がまれに脱皮しています。
写真2:蛇の皮
今回は、キレイな状態で残っていました。
もし授与を希望される方があれば、江寄山常福寺ホームページまでご連絡ください。
夏本番。プールや海水浴などで、真っ黒に日焼けしたお子さんがおられる家庭では、恒例ともいえる夏のやりとり。きっと皆さんも、同じような記憶があるのではないでしょうか?
しかし今回は、違う生き物の話。苦手な方もおられることでしょう、ニョロニョロと地を這う蛇の話です。(苦手な方は、ごめんなさいm(_ _)m )
三重県伊賀市。のどかな田舎にある常福寺は、豊かな自然に囲まれ、まれに野生の鹿やイノシシなどが目撃されます。本堂は、築280年となかなかの年代物ですが、どうやらそのどこかに蛇が棲みついているらしく、物陰で時折脱皮をしていきます。
不思議なことは、その場所。なぜか、毎回決まって同じ場所に脱皮をしていくのです。
そして件の蛇は、なぜか左手前の「軍荼利明王の真下」でわざわざ脱皮をしていくのです。
軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)は、梵名を「Kundali(クンダリー)」といい、「甘露の壷」もしくは「とぐろを巻く蛇」という意味があります。蛇の持つ神秘性や生命力を具現化したほとけですが、わざわざ蛇が狙ったようにその真下で脱皮をしていく。
とても霊妙な現象に、偶然とは言い切れない思いでいます。
今回の蛇皮は、頭の形までキレイに残っていました。100%天然素材のお守り。かねて希望されていた方に、ようやくお渡しすることができます。
写真1:本堂 本尊厨子の左下部
普段物入れにしているこちらで、蛇がまれに脱皮しています。
写真2:蛇の皮
今回は、キレイな状態で残っていました。
もし授与を希望される方があれば、江寄山常福寺ホームページまでご連絡ください。
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和光さん
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性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:
真言宗豊山派のお坊さん
大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。
現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
真言宗豊山派のお坊さん
大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。
現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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