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三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
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古い資料の中から、懐かしい写真が出てきました。

f21acf5e.jpg昭和59年(1984)は、弘法大師1150年御遠忌の年。当時私は、小学5年生かな? 学校を公休して、長谷寺で催された行事に持幡童(じばんどう)として参加しました。


持幡童とは、私たち衆生と神仏とを繋ぐ神聖な存在だそうです。
そんなことは露知らず、最初は「よしっ、学校を休める!」と邪まな気持ちで快諾したものですが、美しい着物を身に付けて、厳粛な法要に参加させていただけたことは子供心に新鮮な喜びでした。

前を歩かれている緋衣の方は、人間国宝であられた故 青木融光大僧正。仏縁をいただいて、父親と、お寺の住職であった祖父と親子三代でお練りに参加して、大僧正とも個別に記念写真を撮らせて頂きました。

その後、祖父の弟子として仏門に入り、僧侶として修行を積む間に、この写真に写っている他の皆さまとも再会や新しいご縁を頂戴しました。

いま考えれば、この出来事が、酒屋の次男坊として育った私が、お坊さんの道を歩む原点であったと強く感じています。私の人生を決めた一日。こういうものを、確定フラグ(flag)というんですね。


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GWは2日予定が空いたので、近場で家族サービス。「釣りがしたい!」という息子のリクエストに答えて、海辺に出掛けることにしました。

5817be13.jpg訪れたのは、三重県志摩市の御座白浜。真珠の養殖で有名な英虞湾の、岬の最果てにあるのどかな港町です。
初めて訪れましたが、遠浅で白砂の美しいビーチがある人気の海水浴場だそうです。海水浴にはまだ早いので、混み合うことなくのんびり過ごせました。

さて目的の釣りですが、こちらは子供の頃にした他には、釣り堀に数度出掛けたことがある程度。
しかし、子供にあまり格好悪いところを見せられませんからね。前もって釣具屋さんに掛け込んで、店員さんから漁師結びやしかけなど、色々レクチャーして貰いました。お父さんも何かと準備が必要です。

46d51347.jpg肝心の釣果は、4時間ほど挑戦して、小ぶりの鯛が1匹と雑魚2匹のみ。やはり、自然相手はなかなか難しい。先の爆弾低気圧の影響も残っていたのでしょうが、こちらは完全に素人ですからね。ポイントもコツも、基礎さえしらない。まぁ、ボウズじゃなかっただけ良しというところです。

ちなみに、いま息子がハマっているWiiの釣りゲームでは、糸を垂らすと5秒ほどで魚が食いついて、大物でも簡単に釣りあげることができます。これはあくまでゲームの話。今回息子も、現実のシビアさを学ぶよい機会になったことでしょう。

釣った魚は、食べれるものだけ宿で調理して貰って、あとはリリース。家族みんなで「いただきます」と感謝して頂きました。


新年度を迎え、気分一新! 2つの役職から離れ、少し肩の荷がおりた心地です。
予定が空いたので、息子の春休みと休日を利用して家族サービス。所用も済ませながら、いくつか社寺参拝をしてきました。

言うまでもなく、奈良・京都は歴史と伝統ある社寺の宝庫! 今は縁あって三重県民になりましたが、どちらも車を少し走らせれば十分日帰りで行ける距離です。奈良に住んでいた頃は、いつでも行けるとつい後回しにしていましたし、寺坊の勤めもあってそうお参りできる機会もありませんでした。今回は、家族を案内しようと出掛けました。

b9f74609.jpg0f5ad3f9.jpg





訪れたのは、云わずと知れた総本山長谷寺に、吉野の蔵王堂(金峯山寺)、京都の六角堂(写真1)・神泉苑(写真2,3)などなど…。よく見知ったお寺もあれば、話しに聞いていた初参拝の場所もあります。それぞれの縁起については、リンクしてありますのでそちらをご参照ください。

c4a22c1f.jpg息子にとっては、たいくつな外出だったかもしれませんが、門前町のおだんごを物色したり、池の鯉にエサをあげたり、それなりに満喫していた様子。お蔭さまで、息子もこの春 小学3年生になりました。


健やかに成長している喜びと共に、家族でこうして一緒に出掛けてくれるのも何時までだろう?という寂しさも覚えます。日々、限りある貴重な時間を過ごしていることを再確認しました。



今年は、私が常福寺に入山して10年という節目の年。そして同時に、私たち夫婦が結婚10年を迎えた記念の年でもあります。

仕事の関係で数日遅れましたがが、先般、家族でお祝いをしてきました。


結婚記念日に、それぞれ別称があることは有名ですね。最初のうちは廉価で柔らかい日常品から始まり、徐々に高価で硬い貴重品に変わっていきます。

あまり聞きませんが、結婚10年は“錫婚式”というそうです。錫(すず)製品でもプレゼントしようか…と考えましたが、なかなか良い物が見付からない。結局お祝いに間に合わなかったので、プレゼントはまた何か別のものを考えることにしました。


お祝いの席で、私は妻に10年分の感謝を込めて「10のありがとう!」の言葉を記した手紙を、8歳になった息子にも「ママの好きなところ8つ」を書かかせて手紙と一緒に渡しました。すると、妻も同じ思考だったらしく、微笑みながら自分が認めた手紙をそっと差し出す。さながら、手紙交換会の様相になりました。

息子の書いた「ママの好きなところ8つ」はかなり傑作で、お祝いの席に多くの笑いをもたらしてくれました。2,3紹介したい処ですが、成長期の息子を気遣いこの場でお話することは控えておきます。

ともあれ、お蔭さまで結婚10年を迎えることが出来ました。妻に感謝、息子に感謝、私たちを取り巻く全ての方に感謝。感謝の気持ちを忘れず、これからも20年30年と歩んでいきたいものです。


 類似のブログ 『あれから10年…』は…、コチラ
  常福寺の副住職として歩んだ、この10年を振り返っています。
休日を利用して、家族サービス。
今回は、キッザニア甲子園にやってきました!!

家族二人はすでに体験済みですが、私は今回が初めて。以前から興味を持っていたので、わくわくしながら入国しました。

fe1cb268.jpgキッザニアは、子供がいきいきと働く夢の国。衣装や店舗、機材も本格的に作られており、子供たちは、大人さながら消防士・パイロット・新聞記者・パン職人・漫画家などのざまざまな職業を体験して、キッザニア独自の通貨(キッゾ)を受け取る。
それを使って、銀行口座を開設したり、運転免許証を取得したり、買い物や習いごとをすることが出来ます。

f0667ffb.jpgいやー、本当によく出来ています。「リアルな社会体験を通じて、未来を生き抜く力を育てる」の言葉通り、子供たちは真剣に“ごっこ遊び”をすることによって、さまざまな職業を見習い体験していく。
どんどん働いて、自分でお金を貯めて、たくさんの経験を積んでいく訳です。

半日国内にいましたが、付き添いの親御さん達の休憩所もちゃんと用意されているし、入場制限もあるので、混むことも全く苦ではありませんでした。

子供たちが主役の国。小学生くらいのお子さんがいる家庭には、ぜひお薦めのスポットです!!


写真1: 消防士を体験
 ちゃんと消防車で出動するんですよ。写真は、消火活動の様子。

写真2: 警察官を体験
 街をパトロールして事情聴取。珍しくリーダーになっているみたい。


キッザニアの公式ホームページは・・・、コチラ
 東京(東)と甲子園(西)の二箇所にあります。 
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プロフィール
HN:
和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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