三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺
昨日は、「歩き遍路」の第3回目に参加してきました。
今回のルートは、種生・青山方面4ヶ寺、約20kmの行程。参加された40名の檀信徒、お世話をする7名の実行委員と共にお参りしてきました。
実は今回も、歩き遍路の中では難所になります。
20kmの距離もさながら、山越えが続いて、じわじわと皆さんの体力を奪っていきます。しかし、今回ようやく顔を出した青空と新緑がよく映え、目を洗われるような気分で歩いていました。
個人的には、今回は正直結構キツかったです(汗)。去年歩いた時より体力を消耗してしまい、終わり頃にはヘトヘトになりました。
下見より1時間以上も超過したこともありますが、疲れの原因は、件の「宗祖大師坐像」を最初の山越えで担ったせいかな…と。前回のブログでは、厨子を含め約8kgと書きましたが、実は11kgもあるんだそうです…。「歩いて疲れる前に」と一番最初に担ったのですが、そこが登り道ばかりの難所だったらしくて。それは疲れる筈ですね。
ともあれ、「歩き遍路」第3回も無事に終了!
第4回は、5月7日(金) 赤目・名張西方面6ヶ寺となります。
尚、当日の詳しい様子については、霊場会のブログにもありますので、そちらをご覧ください。
今回のルートは、種生・青山方面4ヶ寺、約20kmの行程。参加された40名の檀信徒、お世話をする7名の実行委員と共にお参りしてきました。
20kmの距離もさながら、山越えが続いて、じわじわと皆さんの体力を奪っていきます。しかし、今回ようやく顔を出した青空と新緑がよく映え、目を洗われるような気分で歩いていました。
下見より1時間以上も超過したこともありますが、疲れの原因は、件の「宗祖大師坐像」を最初の山越えで担ったせいかな…と。前回のブログでは、厨子を含め約8kgと書きましたが、実は11kgもあるんだそうです…。「歩いて疲れる前に」と一番最初に担ったのですが、そこが登り道ばかりの難所だったらしくて。それは疲れる筈ですね。
ともあれ、「歩き遍路」第3回も無事に終了!
第4回は、5月7日(金) 赤目・名張西方面6ヶ寺となります。
尚、当日の詳しい様子については、霊場会のブログにもありますので、そちらをご覧ください。
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24日、近隣のお寺で行われた晋山式に出席してきました。
そこは、同じ真言宗でも奈良の西大寺を本山とする真言律宗のお寺さん。兼務寺院が同じ地区にあるご縁から臨席させて頂きました。
晋山(しんざん)とは、僧侶が初めて一寺(一山)の住職になることを指す言葉です。仏教用語ですので、一般の方はほとんど使うことがないでしょうね。つまり晋山式とは、新住職が就任する際に営まれる法要のことを言います。
当日は天候にも恵まれ、檀信徒が見守るなか、法要が厳かに進みました。その中で新住職さんが、長い節付きの「伝灯奉告文」(本尊さまに住職就任を報告する文)を、台本なしですらすらと読まれたことに感心しました。
新しい住職さんは、温厚で誠実そうな御方。先代譲りの明晰な頭脳と、サッカーで鍛えた行動力を兼備されています。私と同じ伊賀四国霊場の記念事業実行委員というご縁もあって、数年前から親しくさせて頂いています。
きっと、檀信徒の皆さんに愛されているのでしょうね。麗かな春の日、お檀家さん達は、新しい住職の晴れ姿に目を細めておられました。
追記: 私たち僧侶がお寺を守る、住職から弟子へと教えを伝えていくことを表現する際に、「灯(ともしび)」という言葉がよく出てきます。「法灯を継ぐ」「法灯を守る」などなど…。お釈迦さまの最後の言葉にその起源があるのですが、それはまたの機会に書かせて頂きます。
そこは、同じ真言宗でも奈良の西大寺を本山とする真言律宗のお寺さん。兼務寺院が同じ地区にあるご縁から臨席させて頂きました。
晋山(しんざん)とは、僧侶が初めて一寺(一山)の住職になることを指す言葉です。仏教用語ですので、一般の方はほとんど使うことがないでしょうね。つまり晋山式とは、新住職が就任する際に営まれる法要のことを言います。
当日は天候にも恵まれ、檀信徒が見守るなか、法要が厳かに進みました。その中で新住職さんが、長い節付きの「伝灯奉告文」(本尊さまに住職就任を報告する文)を、台本なしですらすらと読まれたことに感心しました。
新しい住職さんは、温厚で誠実そうな御方。先代譲りの明晰な頭脳と、サッカーで鍛えた行動力を兼備されています。私と同じ伊賀四国霊場の記念事業実行委員というご縁もあって、数年前から親しくさせて頂いています。
きっと、檀信徒の皆さんに愛されているのでしょうね。麗かな春の日、お檀家さん達は、新しい住職の晴れ姿に目を細めておられました。
追記: 私たち僧侶がお寺を守る、住職から弟子へと教えを伝えていくことを表現する際に、「灯(ともしび)」という言葉がよく出てきます。「法灯を継ぐ」「法灯を守る」などなど…。お釈迦さまの最後の言葉にその起源があるのですが、それはまたの機会に書かせて頂きます。
常福寺ブログを始めて1年、他にも他団体のブログに携わって5年目を数えるのですが、毎年、各方面から結構反響があるのが筍(たけのこ)掘りの日記です。
好評?につき、今年も報告してみます。今年の筍は、3月末に顔を出し始めました。昨年、総代さん方が竹林をすっきり伐採してくださったので、筍が勢いよく顔を出すこと出すこと。
写真は、昨日の収穫です。大小20本ほどあるのかな? その後一晩で、住職がまた10数本ほど掘って来られた様子です。今まさにピークを迎えているのでしょうね。
ここ数年、私の朝食前の一仕事になっていたのですが、今年は私が留守をしていたり、事務仕事が忙しかったりで、気が付けば住職がすでに掘ってくださっているような状況です。(申し訳ありません…m(_ _)m )
筍は、万能食材ですよね。たくさんの収穫できると、家族にも喜ばれるし、どこか誇らしげな気持ちになります。初モノは本尊さまにお供えして、ご近所のお檀家さん方にも順番にお配りしました。
旬の味覚、まさに地蔵菩薩からの贈りものです。
好評?につき、今年も報告してみます。今年の筍は、3月末に顔を出し始めました。昨年、総代さん方が竹林をすっきり伐採してくださったので、筍が勢いよく顔を出すこと出すこと。
ここ数年、私の朝食前の一仕事になっていたのですが、今年は私が留守をしていたり、事務仕事が忙しかったりで、気が付けば住職がすでに掘ってくださっているような状況です。(申し訳ありません…m(_ _)m )
筍は、万能食材ですよね。たくさんの収穫できると、家族にも喜ばれるし、どこか誇らしげな気持ちになります。初モノは本尊さまにお供えして、ご近所のお檀家さん方にも順番にお配りしました。
旬の味覚、まさに地蔵菩薩からの贈りものです。
初回のルートは、大山田方面4ヶ寺、約16kmの行程になります。今回参加された30名の檀信徒、お世話をする7名の実行委員と共にお参りしてきました。
当日の詳しい様子については、霊場会のブログに執筆しましたので、そちらをご覧ください。ここでは折角ですので、補足的な報告をさせて貰います。
30名の参加者のうち、常福寺の檀信徒が11名を数えました。きっと、一寺院では最多でしょうね。お檀家さん在り、ご詠歌の講員さん在り。他にも近隣寺院のご住職さんや、旧知のお檀家さん達も参加されていて、荒天のなかもワイワイと道中楽しく会話しながら歩くことができました。
後半、雨脚が強くなってきたのには参りましたが、大変さよりもお大師さま(しかも元実家の念持仏)を背負って歩けるご縁に感謝する気持ちが大きかったです。
「歩き遍路」第1回は、無事に終了! 参加された皆さんも、とてもよい体験をされたご様子でした。「今日は、参加してよかった!」「また次回も、ぜひ一緒に歩きたい!!」と笑顔笑顔の帰路となりました。
今後も、歩き遍路は続いてまいります。
第2回は、4月24日(土) 伊賀上津方面7ヶ寺となります。
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プロフィール
HN:
和光さん
HP:
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:
真言宗豊山派のお坊さん
大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。
現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
真言宗豊山派のお坊さん
大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。
現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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