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三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
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夏季中断されていた歩き遍路が、再開されました! 12日(日)と17日(金)に連続して開催。仕事を調整して、両日とも参加してきました。

12日、第10回目のルートは、依那古方面8ヶ寺、約17kmの行程。今回は、珍しく日曜日の開催となりました。
伊賀遍路 '10.09.12当日は、まさに炎天下! 残暑のとても厳しい中を巡拝いたしました。久々の歩き遍路に炎天が相まって、皆さん疲労困憊のご様子…。口数も少なく、まさに厳しい修行をしている様相でした。
最後に、大師座像を背負わせて頂いたところ、皆さまの汗を吸ってカバー等がぐっしょり…。きっと、あれは1キロほど重くなっていましたね(汗)。
当日夜は、青少年研修会の慰労会があり、歩き遍路を終えてあわただしく出掛けました。とても充実した一日となりましたが、翌日は午後まで体が動きませんでしたm(_ _)m

17日、第11回目のルートは、花垣・法花方面6ヶ寺、約15kmの行程。前回の歩き遍路から、わずか5日後の開催となりました。
伊賀遍路 '10.09.17きっと皆さん、前回の疲労がようやく抜けたころ。歩き出すまで少し心配しましたが、陽射しも和らぎ、涼しい風の吹くとても爽やかな日となりました。皆さんからも、自然と話し声が聞こえてきて、和気藹々と笑顔でお参りされているご様子。前回がかなり過酷でしたから、たまにはこういう日もあって頂かないと。
同じ実行委員をしているお仲間のお寺にもお参りしました。普段ご縁のないお寺もありますので、この機会にしっかり拝観・見学させて頂きました。

ともあれ、「歩き遍路」もあと4回を残すのみ。
第12回は、10月1日(金) 喰代・比自岐方面6ヶ寺となります。

当日の様子を詳しく知りたい方は…、伊賀四国霊場ブログ
 実行委員が、交代で更新しています。今回は、私もたくさん写っているなぁ~。

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7月、伊賀市文化会館で大きなコンサートを成功させた『山詩水明』。
続いては、恒例のつぐみカフェにて秋季ライブを行います!!

過去に、つぐみカフェを会場に行った3回のライブは全て満員御礼!
聴衆の皆さまにも、大変ご好評を頂いている処です。

文化会館の成功を経て、またパワーアップした『山詩水明』。
ぜひ一度、迫力ある本物の声明、太鼓を体感されてください。

              記

日 時: 平成22年11月7日(日) 午後6時30分 開演
場 所: つぐみカフェ (60席)
代 金: 1500円(ケーキセット付き)

予約申込みは…、つぐみカフェ(電話 0595-65-8282) まで
 定員60名で、先着順になります。 
先月末は、青少年研修会や地元の地蔵盆などで、大勢の子供たちと接する機会がありました。個人的に、最近の子供は挨拶もろくにできないという印象がありますが、こちらから声を掛けてあげると、少し照れながらもちゃんと答えてくれます。子供の性質は、本来は純粋なもの。挨拶がきちんとできないのは、その親が悪いのでしょうね。

長谷寺 十一面観音菩薩観世音菩薩の功徳を説く『観音経』の中に、「慈眼視衆生(じげんししゅじょう)」という言葉があります。有名な言葉なので、皆さん一度は聞いたことがあるのではないでしょうか? 

観音さまは、とても慈悲深いほとけで、諸難に苦しむ私たちの元に駆けつけ、さまざまな姿に変化をして救済してくださいます。私たちが、悩み苦しむ時、救いの手を差し伸べてくださる方は、みんな観音さま。「慈眼視衆生」とは、観音さまが私たち(衆生)を見守ってくださっている眼差しを表す言葉なのです。

大勢の子供たちと接していると、子供は本当に「宝物」であると実感できます。
家族はもちろん、地域の宝、国の宝。心無い親が幼い子供を虐待死させるようなニュースをよく耳にしますが、それは万に一つの割合さえない珍しい事例。圧倒的多数の親や家族は、子供に絶対の愛情を注ぎ、その生命を大切に育んでいるのです。

青少年研修会のリピーターの子供たちに再会すると、この1年間の目覚しい成長ぶりに驚くことがよくあります。一人一人の健やかな成長がとても眩しく、嬉しくてつい眼を細めてしまいます。観音さまには比べるべくもありませんが、地域の大人たちも、私たち有縁の存在も、確かに「慈しみの眼」をもって子供たちを見守っています。

写真: 長谷寺本尊 十一面観音菩薩
今月22日23日、今年も総本山長谷寺を会場にお借りして、第27回となる青少年研修会三重教場が開催されました。 

個人的には、仏青会長に就任して最初の青少年研修会になります。この数年、参加児童数が伸びませんでしたので、今年はメディアを通じて広く一般の方々にも参加募集の声掛けをしました。それが奏功して、今年は28名と数多くの参加児童を迎えることに。やはり、研修会は大勢で賑わっている位が良いものです。

この夏は、酷暑の中の開催に加え、過去の参加経験者(リピーター)が少ない、低学年の児童がかなり多いと幾許かの心配はありましたが、多くの参加児童たちは、その心配を吹き飛ばすように明るく元気な姿を見せてくれました。

今年の研修生たちは、いい意味で物怖じしないというか、まず素直に何でも取り組もうとしてくれる。上級生たちも、さまざまな場面で、とても上手に下級生をリードしてくれていました。一時的に体調を崩した児童もいましたが、少し休むとすぐ復調してくれて、休憩時間などには皆の笑顔がこぼれる、全体的に明るい研修会であったように思います。

当研修会は、「お寺」という特殊な環境で、同世代の学友と一緒に集団生活を過ごす場です。毎年、一泊二日という限られた時間でありますが、集団生活を通して色々なルールやマナーを学ぶ。そして、さまざまな仏教的体験に参加することによって、相手やご先祖、そしてほとけさまを敬い大切にする気持ち「仏心」を育む。こういったことが、研修生たちの情操教育に繋がる素晴らしい機会になると信じております。

この研修会は、来年も同様に開催する予定です。今年参加してくれた研修生の皆さん、出来れば来年もぜひ参加して、その成長した姿を私たちに見せてください。「慈眼視衆生」ご家族と共に、私たちも皆さんの成長を温かく見守っていきたいものです。

昨年の分ですが、参考までにコチラをどうぞ。

※青少年研修感想文集に寄稿したものを、一部抜粋しました。
今年も、お盆が終わりました。常福寺では、11日から15日までの5日間にお檀家さん方のお宅に伺ってお経をあげています。棚経(たなぎょう)とよばれるこの行事。厳しい暑さも相まって、毎年まさに体力勝負の修行といった様相です。

お檀家さんのお宅は、さまざまです。繰り位牌を広げてお盆のお飾りをしっかりされている家があれば、仏壇に新しいお花とお供えがあがっている家があり、子供やお孫さん達が帰省されて賑やかな家もある。お盆のお供えにも土地やその家独自のルールがあって、なかなか興味深いものがあります。

8257458b.jpgそんな中、あるお檀家さん宅の仏壇に、お盆の飾りとは別に新聞と眼鏡がお供えしてありました。5年前にお祖父さんが亡くなられてから、毎日ずっと朝刊に故人の眼鏡を沿えて仏壇にお供えされているのだそうです。

お祖父さんは、家族に本当に愛されていたのでしょうね。祖母の隣りに座るお孫さんを見て、お葬式の後、まだ小さいお孫さん達がお勤めの当番表を作って読経されていたことを思い出しました。

小さかったお孫さんももう中学生。「来年、七回忌になります」と話されるご家族の言葉に、確かに続く先祖供養の気持ちを感じました。厳しい棚経の折、心温まる活力を分けて頂きました。
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プロフィール
HN:
和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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