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三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
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4月3日、伊賀四国八十八ヶ所霊場 開創150周年開白法要が、常福寺を会場に厳修されました。

当日は、寒が戻りつつも晴天に恵まれ、伊賀一円から札所寺院のご住職方、各寺院の檀信徒を併せて、600名以上のご参詣を頂きました。

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内容は、法話、お練り、稚児加持、塔婆加持、堂内法要、式典、柴燈護摩、もち配りなどなど…。霊場会ブログに詳しく執筆しましたので、興味のある方はこちらをご覧くださるよく分かると思います。

開白法要について詳しく知りたい方は…、コチラ
 当日の様子を、写真付きで紹介しています。


cc0de59a.jpg当日は、霊場会会長であるうちの住職が、大導師という一番大切な役目を勤めました。
霊場開創一世紀半を経て、発祥の地であるこの常福寺で150周年の開白法要が営まれたことは、誠にありがたい仏縁であります。

ちなみに私は、承仕(じょうじ)という主に下作業の役目を勤めました。本来は若手の役なのですが、法要の流れを全て理解して、先んじて行動しないといけない大切な仕事。法要の間は、ずっとバタバタ慌しく動いていました。

今回は、法要当日よりも先立っての準備が大変でしたね(^-^;A
先のブログ「てんやわんや」にも書きましたが、会場寺院ということで色んな準備をさせて頂き、どれも大変勉強になりました。また時間があれば、ブログでこぼれ話を出来ればいいなと思います。

尚、当法要は、震災直後その開催の是非も検討されましたが、東日本大震災で犠牲になられた方々のご冥福を祈る追悼法要を兼ねて執行しました。
会場各所でご参詣の皆さまから義援金を募り、当日のご浄財を併せて 384,024円を、自治体を通して日本赤十字に寄付されたことをご報告いたします。

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今般、東北・関東など東日本のほぼ全域がその被害となった大震災において、被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げますと共に、犠牲になられた多くの方々のご冥福をお祈り申し上げます。

皆さま、今回の未曾有の大震災について、それぞれテレビやラジオで情報を得て頂いていることでしょう。
情報が入るにつれ明らかになる被害の大きさ。二次災害といえる相次ぐ火災や、「安全」だと保障されていた原子力発電所のトラブル。東京電力や自衛隊の懸命の対処にも関わらず、飛散される放射能…。

牙をむいた自然の猛威に、刻一刻と悪化をとげる史上最悪の事態に、多くの方が悲嘆と絶望を感じておられることでしょう。

いま私たち日本人、一人一人に何が出来るか。多くの方がそれを自問しています。
しかし、何か役に立ちたい、自分に何か出来ることがある筈だと、熱意ある僧侶が被災現場に赴くも、遺体安置所に近づくことも出来ず門前払いを受けたようです。秩序なき単独行動は、還って混乱をまねくだけ。理性なき行動も、またしかりです。

私の属する真言宗豊山派仏教青年会では、災害後すぐに、援助やボランティアの準備を進めると共に、ホームページなどを活用して関係各方面からの情報収集に力を入れております。
さまざまな情報が入ってきていますが、状況は悲惨なものばかり。確かなことは、今はまだ救援・医療など各方面のプロや自治体にお任せする時期ではないかと。

その後、宗派と組織立って協力を申し出ることによって、それぞれの立場によって可能な援助を行うことができる筈です。
その時こそ、正当な手段で募った義援金を渡す、現地に入ってボランティアに汗を流す、お寺や当地で犠牲者の冥福を祈る、被災者に寄り添うことで心の痛みを和らげる…。

そう、私たちに出来ることはたくさんあります。
愛知の仏教青年会(真言宗豊山派)が、創立30周年を迎えました。
今年一年間に、総本山長谷寺や地元霊場への団体参拝、結縁灌頂や柴燈護摩など、10もの記念事業を邁進してこられた熱意と実行力には敬意を表します。今回は、有縁のお招きを頂き、その事業に浴することになりました。

5日は、犬山の薬師寺さんで太鼓と声明のコンサート。いつも声明ライブを一緒にしている後輩が、家族で招待してくれました。

愛知仏青30th 太鼓・声明コンサートいやー、さすがに愛知は人材が豊富です。太鼓が10台以上に、シンセサイザー有り、バイオリン有り。ご詠歌や声明の先生方もおられて、充実の内容! 太鼓もよほど練習したのでしょう、よく纏まっていたし、新曲の披露も含めて見事な演奏でした。

しかも、500円ワンコインというのがいいですね。私たち『山詩水明』もそうですが、僧侶はお金儲けをしているのではありませんから…。聴衆の皆さまも、大満足であったことでしょう。

10日は、その記念事業満願の祝賀会。私は三重仏青の会長として、後輩を一人伴って参加しました。地元愛知の先生方、東京方面からお越しの豊山仏青・全真言宗青年連盟の役職の方々、そういった方々とご縁を頂くのもこういう機会ならでは。後輩を連れて、多くの先輩方に紹介して歩きました。こうして上から下に、世代を重ねて多くのものが受け継がれていくのです。

今回は、隣県 愛知の持つ力をまじまじと目して、私たちもよい意味で大いに刺激を受けました。「せっかくお隣ですし、何かの形でコラボ出来れば嬉しいなぁ~」そんな話を、いつか実現させたいものです。

写真: 太鼓と声明コンサートの様子
 最前列に座ったので、舞台が全て写りませんでした。残念!   
啓蟄になりましたね。あまたの命が芽吹く季節の到来。寒の戻りも厳しいですが、美しく咲く梅や桃の花が目を楽しませてくれます。
 
さて、私はこのところ、タイトル通り「てんやわんや」の状態が続いています。

1番大きな課題は、先のブログでご案内をした伊賀四国霊場の開創150周年記念開白法要。お稚児さんを募ったり、出店を開いたり、山伏を呼んで柴燈護摩をしたりと諸々盛大に行う予定ですが、当日のお参りは、少なく予測しても600人超。一体、それ以上何人お参りくださるかは予測がつきません。
うちのお寺を会場に厳修されるということで、その準備に追われ、会議・打合せが続く慌しい日々を過ごしています。

他にも、今月は奈良教区のご詠歌大会、愛知の池戸義久詠匠をお招きして盛大に開催いたしました。当日は、皆さんのお唱えを講評。大会後は、それらの会計を纏めて決算。また、地元仏青の会長も勤めていますので年度末の会計監査と、総会の準備をしなくてはなりません。

さらには、春彼岸ですので、戦没者慰霊法要やそれに伴う塔婆書きもしておかなくては。
…うーん、明日はWEB委員会があるから東京に行かなくちゃいけない。でも、まだ何の準備もしていないぞ~。

以上、キャパ以上の仕事を抱え、大変困っております~という現状報告でした。
謹啓 啓蟄の候、皆さまには益々ご健勝の段お喜び申し上げます。

江戸末期に、常福寺の住職であった本田光照法印が開創された伊賀四国八十八ヶ霊場が、平成25年に開創150周年を迎えます。霊場会ではその記念事業を控え、檀信徒を募って巡拝する歩き遍路や、ホームページ・リーフレット・記念旗の作成などを実施してまいりました。

そして今春、常福寺におきまして、各記念事業の幕開けとなる開白法要が厳修されます。一世紀半を経て、伊賀四国発祥のこの常福寺で、150周年の開白法要が営まれることは誠にありがたい仏縁であります。

皆さまには、この150年に一度の大法要に是非お揃いでご参拝くださり、報恩感謝の誠を捧げて頂きますことをお薦めいたします。
皆さまのご一家益々の隆昌をお祈りいたします。

               記

  一.日  時   平成23年 4月3日(日) 午後1時~ ※雨天決行
  一.会  場   常福寺   ※神戸駅 午前12時より送迎バスあり
  一.内  容   法話、お練り、お稚児さん、塔婆加持、堂内法要、
             柴燈護摩、式典、もち撒きなど(予定)


b37f8fd4.jpg開白法要の実施に向けて、実行委員会でこのようなポスターを作製しました。昨年行った歩き遍路と、過去のお山開き法要の様子が分かります。

このポスターをご覧になった方、興味を持たれた方は、ぜひ開白法要にお越しになられてください。皆さまのご参拝をお待ちしております。

 開白法要について詳しく知りたい方は…、コチラ
  伊賀四国霊場ホームページをご覧下さい。

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プロフィール
HN:
和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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