三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺
一昨日は、長谷寺へ出向。三重支所長と共に、夏に開催する青少年研修会のお願いに上ったところ、担当の執事さまが丁寧にご対応くださいました。
総本山長谷寺には、およそ30年に渡り、会場寺院として学童の教化に深いご理解とご協力を頂いております。
さて、その長谷寺が、いま巷間で何やら話題になっております。昨年の両陛下ご行幸でも注目を集めましたが、今回はテレビCMのお話。JR東海が、今夏の「うまし うるわし 奈良」のキャンペーンに長谷寺を取り上げたのです!!
その内容は、未明の登廊に始まり、響く法螺の音、朝靄に包まれる観音堂、お勤めする僧侶の姿、本尊十一面観世音、内・外の舞台から望む景色などなど…。短いながらも、良く纏まっている素晴らしいCMです。
CMも良いですが、ポスターがまた秀逸です。「天空に繁る寺」のコピー通り、大空を望む斬新なアングル。
さすがJR東海! これは、これまで長谷寺の広告にはなかったアイデアですね。
東海道新幹線に乗れば、広告にも車内誌にも長谷寺・長谷寺…。これは、全国からかなりの集客効果がありますよ~。
ご本山の朗報を喜びつつ、まだご覧になっていない方は、ぜひ一度CMをご覧になってみてください。
JR東海のCMをご覧になりたい方は…、コチラ
在山の若き僧侶たちも、多数出演しています。
総本山長谷寺には、およそ30年に渡り、会場寺院として学童の教化に深いご理解とご協力を頂いております。
さて、その長谷寺が、いま巷間で何やら話題になっております。昨年の両陛下ご行幸でも注目を集めましたが、今回はテレビCMのお話。JR東海が、今夏の「うまし うるわし 奈良」のキャンペーンに長谷寺を取り上げたのです!!
その内容は、未明の登廊に始まり、響く法螺の音、朝靄に包まれる観音堂、お勤めする僧侶の姿、本尊十一面観世音、内・外の舞台から望む景色などなど…。短いながらも、良く纏まっている素晴らしいCMです。
さすがJR東海! これは、これまで長谷寺の広告にはなかったアイデアですね。
東海道新幹線に乗れば、広告にも車内誌にも長谷寺・長谷寺…。これは、全国からかなりの集客効果がありますよ~。
ご本山の朗報を喜びつつ、まだご覧になっていない方は、ぜひ一度CMをご覧になってみてください。
JR東海のCMをご覧になりたい方は…、コチラ
在山の若き僧侶たちも、多数出演しています。
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昨年、好評を博した霊場会主催の「歩き遍路」が、今年も春から実施されています。開白法要のすぐ後から始まり、全15回で満願となる予定。すでに、5回目の行程まで終了しました。
個人的には、下見から数えて3週目となる歩き遍路。極力参加することを心がけ、出仕回数は4/5。愛知のチャリティコンサートに出仕する為、一度だけ欠席しましたが、現在のところ成績は優秀なようです。
不思議なものですね。参加できないルートは、3年続けて何か予定が入ったりする。個人的に参拝したいお寺・拝観したい仏像などあるのですが、ご縁がないのでしょうか。残念でなりません。
さて今年度からは、参加人数が増えたこともあり、「歩き遍路」のよりよい実施方法が模索されています。その一つが、上野・名張と2班への分割。人数を分けることにより参拝・休憩時間を減らす狙いがあるのですが、同時にスタッフの数も多く必要になります。
特に、先導・準備・会計などは誰でもよい役ではなく、スタッフの確保は、担当されている観音寺さんがいつも頭を悩ませてくれているところです。
分割体制のため、最近は上野組・名張組が顔を合わさない日が続いたのですが、近日実施された第5回は、珍しく合流して一緒に歩くことに…。
久々にお会いする異なる組の方々。おひさしぶり、元気だった?と、交わす言葉に咲く笑顔。和気藹々と、にこやかな遍路一行が歩を進めました。
やはり歩き遍路はいいですね! 檀信徒の皆さんと交流しながら、心身共に健康になれる気がします。
得難い日常に感謝する気持ちを忘れずに、遍路修行を続けたいと思います。
写真:第5回 喰代~比自岐ルート の様子です。
当日の様子を詳しく知りたい方は…、伊賀四国霊場ブログ
ちなみに、第5回は私が執筆しました。
不思議なものですね。参加できないルートは、3年続けて何か予定が入ったりする。個人的に参拝したいお寺・拝観したい仏像などあるのですが、ご縁がないのでしょうか。残念でなりません。
さて今年度からは、参加人数が増えたこともあり、「歩き遍路」のよりよい実施方法が模索されています。その一つが、上野・名張と2班への分割。人数を分けることにより参拝・休憩時間を減らす狙いがあるのですが、同時にスタッフの数も多く必要になります。
特に、先導・準備・会計などは誰でもよい役ではなく、スタッフの確保は、担当されている観音寺さんがいつも頭を悩ませてくれているところです。
分割体制のため、最近は上野組・名張組が顔を合わさない日が続いたのですが、近日実施された第5回は、珍しく合流して一緒に歩くことに…。
久々にお会いする異なる組の方々。おひさしぶり、元気だった?と、交わす言葉に咲く笑顔。和気藹々と、にこやかな遍路一行が歩を進めました。
得難い日常に感謝する気持ちを忘れずに、遍路修行を続けたいと思います。
写真:第5回 喰代~比自岐ルート の様子です。
当日の様子を詳しく知りたい方は…、伊賀四国霊場ブログ
ちなみに、第5回は私が執筆しました。
今年も、住民自治協議会主催のほたる観賞の夕べ「ほたると今宵ひとときを!」が、常福寺を一部会場に開催されます。
ほたる観賞に先立ち、今回は、尺八×ピアノのコンサートが予定されています。
演奏者は、尺八奏者の新田みかんさん(写真)と、ピアニストの大谷清文さん。当日は、ヒルホテルサンピア伊賀「芭蕉の湯」の入浴券を、抽選で50組の方にご用意されているそうです。
向夏の頃、皆さまご家族やご友人をお誘い合せの上、ぜひ参加されてください。
記
開催日 平成23年6月11日(土) 雨天決行・入場無料
第一部 午後7:00~午後8:00
尺八×ピアノのコンサート
場所 古郡 常福寺境内
第二部 午後8:00~
ほたる鑑賞
場所 古郡 北川堤防
駐車場 神戸小学校運動場
神戸市民センター
問合せ 神戸地区市民センター 電話0595-38-1300
演奏者は、尺八奏者の新田みかんさん(写真)と、ピアニストの大谷清文さん。当日は、ヒルホテルサンピア伊賀「芭蕉の湯」の入浴券を、抽選で50組の方にご用意されているそうです。
向夏の頃、皆さまご家族やご友人をお誘い合せの上、ぜひ参加されてください。
記
開催日 平成23年6月11日(土) 雨天決行・入場無料
第一部 午後7:00~午後8:00
尺八×ピアノのコンサート
場所 古郡 常福寺境内
第二部 午後8:00~
ほたる鑑賞
場所 古郡 北川堤防
駐車場 神戸小学校運動場
神戸市民センター
問合せ 神戸地区市民センター 電話0595-38-1300
なんだか最近、托鉢のことばかり更新していますが…。先に記したのは、仏教青年会の托鉢について。今回は、伊賀四国霊場会の活動です。
伊賀四国霊場会も、やはり被災者支援のために出来ることをしようと、開白法要の後も、記念事業実行委員会が主軸となって托鉢を行っています。
まず実施したのは、4月23日(土)と、5月8日(日)。出来る限り協力したいと思っていましたが、三重仏青の托鉢と日程が重なり8日だけ参加。やはり、どのお坊さんも予定はほぼ同じ。たまたま空いていた同じ日が設定された次第です。
今、忍者の里・伊賀では、NINJAフェスタというお祭りが開催されていて、週末や祝日になると、忍者装束に身を包んだ子供たちが伊賀の町を闊歩しています。
地元の方には自然な風景でも、初めての方には驚きの風景。近年では、NINJAが大好きな外国人観光客にも好評で、来訪者数も年々伸びているそうです。
ちょうど、取材を受けたネットTVの動画をリンクしておきます。私が行けなかった23日の映像で、霊場会会長としてうちの住職がインタビューに答えています。雨天のため観光客もまばらですが、托鉢の様子が少しでも伝われば幸いです。
動画で「托鉢」の様子を見たい方は…、コチラ
伊賀タウン情報YOU ネットTVにて紹介されました。
伊賀四国霊場会も、やはり被災者支援のために出来ることをしようと、開白法要の後も、記念事業実行委員会が主軸となって托鉢を行っています。
まず実施したのは、4月23日(土)と、5月8日(日)。出来る限り協力したいと思っていましたが、三重仏青の托鉢と日程が重なり8日だけ参加。やはり、どのお坊さんも予定はほぼ同じ。たまたま空いていた同じ日が設定された次第です。
地元の方には自然な風景でも、初めての方には驚きの風景。近年では、NINJAが大好きな外国人観光客にも好評で、来訪者数も年々伸びているそうです。
ちょうど、取材を受けたネットTVの動画をリンクしておきます。私が行けなかった23日の映像で、霊場会会長としてうちの住職がインタビューに答えています。雨天のため観光客もまばらですが、托鉢の様子が少しでも伝われば幸いです。
動画で「托鉢」の様子を見たい方は…、コチラ
伊賀タウン情報YOU ネットTVにて紹介されました。
開白法要から一月が経ちました。遅ればせながら、再びこぼれ話を紹介します。
開白法要にて、常福寺世話役の方々が着ておられた揃いの法被(はっぴ)。実は、今回の法要に合わせて新調したものです。
法被とは、日本の伝統装束で、お祭りの際や職人さん達がよく着られます。元々は武家の装束で、それを職人や町火消しが真似て着用するようになったようですね。半纏とは似て非なるものですが、江戸末期にはすでに混同されたようです。
実は私は、数年前から常福寺の揃いの法被を作りたかったのです。この開白法要を好機と住職に提案してみたら、「それはいい」とOKのお言葉。納期まで一月ほどしかありませんでしたが、業者の方と相談して制作に入りました。
さてデザイン校正。背中に入るのは、常福寺の寺紋「五大」。漢数字の「大」が5つ、お花のように配置されたデザインです。常福寺本尊「五大明王」を表す古くからある紋で、これはすぐに決まりました。
少し意匠を凝らしたのは、腰帯の部分。ここには、不動明王が左手に持されている「索」をイメージした柄を入れました。不動明王の索は、「あらゆる衆生を引き寄せ、正道に導くこと」を意味します。私たちや檀信徒を正しい道に導いてくださる。法被を着るのは、当然檀信徒の代表である方々ですから、とても相応しい意匠になりました。
あとは、生地の色。これは私のこだわりで、これまでお寺のホームページやチラシなどに、極力暖色を使うようにしてきました。言葉で色々イメージを伝えましたが、最終的には業者と職人さん任せ。納品されたものを見て、素晴らしい色合いに会心の笑みがこぼれました。
お蔭さまで、新調した法被は大好評!! よく映える色合いで、着て貰った世話役さんにも、お寺さん方にもお褒めの言葉をたくさん頂きました。これからは、寺行事で総代さん方に被着して頂くことになります。
尚、今回の制作に当り、鈴木法衣店の登丸さんに多大なご協力を頂きました。お蔭さまで、素晴らしい法被が出来上がりました。この場をお借りして、篤く御礼申し上げます。
写真1: 門前で集合写真
法被を着ているのが、世話役の方々。礼服の方は、総代OBです。
写真2: 法被の後姿
金棒役を後から撮影。お顔も紹介したかったのですが、あしからず…。
法被とは、日本の伝統装束で、お祭りの際や職人さん達がよく着られます。元々は武家の装束で、それを職人や町火消しが真似て着用するようになったようですね。半纏とは似て非なるものですが、江戸末期にはすでに混同されたようです。
実は私は、数年前から常福寺の揃いの法被を作りたかったのです。この開白法要を好機と住職に提案してみたら、「それはいい」とOKのお言葉。納期まで一月ほどしかありませんでしたが、業者の方と相談して制作に入りました。
少し意匠を凝らしたのは、腰帯の部分。ここには、不動明王が左手に持されている「索」をイメージした柄を入れました。不動明王の索は、「あらゆる衆生を引き寄せ、正道に導くこと」を意味します。私たちや檀信徒を正しい道に導いてくださる。法被を着るのは、当然檀信徒の代表である方々ですから、とても相応しい意匠になりました。
あとは、生地の色。これは私のこだわりで、これまでお寺のホームページやチラシなどに、極力暖色を使うようにしてきました。言葉で色々イメージを伝えましたが、最終的には業者と職人さん任せ。納品されたものを見て、素晴らしい色合いに会心の笑みがこぼれました。
お蔭さまで、新調した法被は大好評!! よく映える色合いで、着て貰った世話役さんにも、お寺さん方にもお褒めの言葉をたくさん頂きました。これからは、寺行事で総代さん方に被着して頂くことになります。
尚、今回の制作に当り、鈴木法衣店の登丸さんに多大なご協力を頂きました。お蔭さまで、素晴らしい法被が出来上がりました。この場をお借りして、篤く御礼申し上げます。
写真1: 門前で集合写真
法被を着ているのが、世話役の方々。礼服の方は、総代OBです。
写真2: 法被の後姿
金棒役を後から撮影。お顔も紹介したかったのですが、あしからず…。
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性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:
真言宗豊山派のお坊さん
大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。
現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
真言宗豊山派のお坊さん
大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。
現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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