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三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
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私たちがお盆行事で忙しくしていたこの一週間、先月6歳になった息子はずっと別の場所で過ごしていました。そこは、私の実家。同世代のいとこ(姉夫婦の子供たち)と一緒に、祖父母の家にお泊りをしていたのです。

息子にとって、今回が初めての外泊と連泊。この話が出た時は少し不安がりましたが、祖父の「一緒に虫取りに行こう」の言葉であっさり陥落。祖父母曰く、両親の不安をよそに、いとこ同士ご機嫌で過ごしているとのことです。

毎年この季節は、夏休みなのに忙しくてどこにも連れて行ってやることが出来ず、正直申し訳ない気持ちを持っていました。今回の話は、まさに渡りに船。お盆の間、私たちも仕事に集中できるし、息子も楽しく過ごせると一挙両得の提案でした。
…とは言っても、私たちにとっても、初めて体験する息子がいない一週間。正直ふとした瞬間に、淋しさや会いたい気持ちが湧いてきましたね。息子も同じだったのかな?

「男子三日会わざれば刮目して見よ」という言葉があります。一週間ぶりに再会する息子は、どれだけ成長しているのでしょうか? これから迎えに行ってきます。

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通常、初施餓鬼と言えば、この一年間に亡くなられた方の御魂と、その遺族が迎える初めてのお施餓鬼のことを指します。ですが、今回のタイトルは少し意味が違います…。
 
蓮勝寺と蓮花寺、二ヶ寺の兼務住職になって最初の夏を迎えました。
住職として初めてお施餓鬼の導師を務めたのですが…、傍目には解らないかもしれませんが導師(真ん中で拝む僧侶。主に住職が勤める)と役僧(脇で拝む僧侶。お手伝いの方が多い)では、拝む内容も、必要な所作も使う神経も、大きく異なってきます。

例えるならば、それは自動車を運転する時の運転手と助手席のような感覚でしょうか。もちろん私も、免許証のように導師をする資格は修得済みです。ただペーパードライバーの様に、実際に導師をしたことがなかっただけ。
今回その機会が訪れたので、確認の意味も込めて、少し前から師僧に色々と教わって準備してきました。

その甲斐あって、二ヶ寺の施餓鬼は無事に終了。導師の勤めも、滞りなく終えることができました。一抹の安心感を胸に、続く棚経に集中したいと思います。
7cb200cb.jpg関西地方も、ようやく梅雨明けとなりました。午後から快晴となり、久しぶりに青空を目にした気がします。
 
今年の梅雨は平年より15日も長く続き、各地での災害のほか、日照不足から農作物にも深刻な影響がでるそうです。地球温暖化の影響か、毎年「異常気象」という言葉を耳にします。近頃は、「異常」であることが「通常」になっているようで…、「異常気象」もそのうち死語になるのでしょうか。
 
今日は、組寺院のお施餓鬼。うちのお寺も、いよいよお盆行事がスタートします。これから22日まで、お盆行事が目白押し…。梅雨も明けたし、暑さも本格的なものになってきそうです。体調に気をつけて、お盆を乗り切りたいと思います。
1699a5c3.jpg昨夜、友人の家族と一緒に、天理教の「おぢばがえり」おやさとパレードを見物してきました。

「おぢばがえり」とは、天理教が毎年夏休みに行っているお祭のこと。その中の一つに、本部周辺で行われるおやさとパレードがあります。
なかなか本格的なもので、地元天理高校のグラスバンド部やバトン部、全国の信者さん達など、天理教関係の団体がそれぞれ順番にパレードします。参加者だけでも軽く1000人は超えるこのパレードはとても人気があり、私が知るだけでも30年近く続けられています。

私は、天理という土地に少し縁があります。父親が天理中学OBだったこともあり、実家のある桜井から天理まで中学・高校と6年間電車通学していました。たくさん思い出がありますし、その頃から付き合いが続いている友人もいます。

今回は、その友人家族と恒例のお食事会。中学生からだと、もう20年以上も顔を合わせているのですね。どうりで、3人ともすっかりおじさんになりました。
毎年この時期は、東京・日暮里にあるお寺へお手伝いに行きます。
そこは、私が若い頃に勤務していたお寺さん。本山研修所を出た20代半ばの頃に、4年ほどお世話になっていました。ご住職にとても可愛がって頂いて、10年以上経った現在でも、上京した際には連絡を取らせて頂いています。

7月21日は、そのお寺のお施餓鬼。例年、準備も合わせて泊りがけで数日お手伝いをします。年1回の御礼奉公のつもりですが、かえってご迷惑ばかり掛けているかもしれません。反省しきりです…(汗)。

東京の施餓鬼は、伊賀のものと様子が違います。一度の法要に数百人のお参りがあって、上がる塔婆はほぼその倍数…。当日はお手伝いの人数も多く、にぎやかでちょっとしたお祭?の様でもあります。

忙しい中ですが、元上司やお寺のご家族の方々、後輩たちと共に過ごす時間は貴重なものです。必要とされる限り、一年でも長くこの御礼奉公を続けたいと思っています。
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プロフィール
HN:
和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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