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三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
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新年あけましておめでとうございます。

今年の年越しは、波乱含みとなりました。大晦日に強風が吹き荒れ、清掃を終えた境内がめちゃくちゃに荒らされて、荘厳したお飾りまで飛んでいく。除夜の篝火も、強風に煽られ火の粉を周囲に撒き散らす。他にも、息子が急に39度の高熱を出すなど、てんやわんやの状態でした。

常福寺には、今年も元日から多くの方にご参拝いただきました。毎年顔を見せてくださる檀信徒の方々に、近郊にお住まいの方々。メディア等でご開帳を知られた方々とも、できる限り時間をとってお話させていただきました。

59e1404e.jpg恒例である3日の初祈祷は、今年も職衆5名の助法をお願いしました。今年初めて参加する顔があれば、4年の学生生活を終えこれが最後の参加になる顔もあり。まさに一期一会の法要となりました。


一騎当千の言葉が相応しいご助法の方々は、期待通り正月らしく、元気で華のある法要を修めてくださいました。常のことですが、初めてお参りされた方も法要の素晴らしさに驚かれたようです。伊賀で、本格的な祈願の法要は珍しいですからね。「こんなにありがたい法要をしていただけるなんて」という言葉に、新年の活力をいただいた気分でした。

気が付けば、お寺の全員が息子の風邪を貰ってしまったようです。今年は、特に寒かったですからね。少し休んで、体調を整えたいと思います。
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今年も、残すところ10日余り。本当に、月日の経つのは早いものです…。

先週、「おじゅうや」とよばれる行事を行いました。正しくは十夜念仏と言い、本来は十昼夜続けてお堂に籠り、念仏を唱え続ける法要です。常福寺では、毎年12月15日の昼と夜、2回に分けて法要を行っています。

72945bcf.jpg本堂の正面に、現在・過去・未来の三世(さんぜ)における三千の仏の御姿が描かれた掛け軸をお祀りし、その仏名をお唱えして、檀信徒の皆さんと一緒に今年一年の罪業を懺悔する。そして、その消滅を祈るという形を取っています。

一般に「仏名会(ぶつみょうえ)」とも呼ばれるこの法要。最後には、参加者全員で般若心経やご真言をお唱えしながら、特大の数珠を何度も何度も繰り回します。皆でお唱えしながら、今年一年の無事を感謝すると共に、自分自身の行いを見つめ直す行事なのです。 

 十夜念仏について詳しく知りたい方は…、江寄山常福寺HP
   左側メニュー「年間行事」をクリックしてください。
今月2日、常福寺が開催した二つの霊場巡拝(昨年の伊賀四国霊場と、今年の西国観音霊場)の満願御礼として、高野山まで御礼参りをしました。

今回は、高野山のみを参拝する日帰りの行程。二つの霊場巡拝に参加されたお檀家さんを中心に、37名の方が参加くださいました。師走に入り、寒さも日毎に厳しくなってきましたが、当日は好天に恵まれた暖かな日和となりました。

c5873329.jpg高野山に到着後、ガイドの方に案内され奥の院へと歩みを進めます。個人的には、10数年ぶりの高野山参拝。大師信仰の聖地である奥の院は、以前と変わらぬ厳粛でありながら穏やかな神秘的な空気に満たされていました。

奥の院にて、全員でご法楽をお唱えします。参加された方のなかには、感動のあまり目にうっすらと涙を浮かべておられる方も…。お大師さまの信仰が、今なお強く受け継がれていることを実感した瞬間でした。

御礼参りも無事終わり、皆さん満ち足りた笑顔で家路に着かれました。
無事にお参りできたことに感謝。ご理解ご協力してくれた家族や周囲の方に感謝。お大師さまに感謝。感謝感謝の御礼参りでありました。
師走に入り、本格的に年始の支度が始まりました。多少慣れたとはいえ、左手のみの作務はやはり不便でしょうがありません。

goma_H22_thumb.jpg常福寺の年始最大の行事。『初祈祷護摩供』が、新春1月3日に執り行われます。修行を積んだ青年僧侶に多数お手伝いいただく、華やかな堂内護摩の法要です。

今年の案内チラシは、本職のカメラマンに撮影していただき納得のいくものが仕上がりました。
中央の燃え上がる炎が気に入っています。その炎の隣りには、まんまるの護摩師(私)の顔が…。しまった! これをもう少し細めにCG修正しなくてはいけませんでしたね(苦笑)。

興味のある方は、ぜひ一度、常福寺の初祈祷護摩供にご参加ください。力強く、高揚感のある法要を体験していただくことができます。

 初祈祷護摩供について詳細は…、江寄山常福寺HP
   左側メニュー「年間行事」→初祈祷護摩供をクリックしてください。
骨折して20日が経過。やはり人は何事にも適応できるのですね。左手のみの生活にも、随分慣れてきました。

お蔭さまで、左手で箸を持つことも、キーボードを弾くことも、自動車を運転することも、少し不自由ですがそれなりに上達してきました。左手を使うことは脳の働きにも良いそうですね。きっと今、私の右脳はかつてないほど活性化されていることでしょう。
とはいえ、やはり片手ではできない仕事も多々あります。急ぎでないものは保留しておいて、ギブスが取れてから取り組もうと思っています。

不自由な私を支えてくれている、家族や周囲の方々に感謝あるのみです。
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プロフィール
HN:
和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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