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三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
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3日は、浴日とよばれるお大師さまの縁日でした。本尊五大明王さまのご開帳日でもあり、午前・午後と合わせて40名ほどのご参詣を頂きました。

午後からは、御影供のご法要。今回は、住職が師匠筋のお寺さんの結婚式に出席されて不在ということもあり、私が留守を任されました。
本堂正面の大壇に向かい、本尊さまの供養法をする。出席された講員さん方に、ご詠歌をお唱えいただく。法要の後は、ご法話をさせて頂いて、最後に総代の皆さんと会議(総代会)を行う。例年通りのことですが、全て一人でこなすことは初めての体験でした。

宗祖大師坐像今年は、いつもと違うことがもう一つ。写真の弘法大師坐像が常福寺に寄贈されるので、その開眼法要を行うとともに、施主のご家族をお寺に招待しました。
施主…といっても、実は私の両親のこと。実家に眠っていた祖父の念持仏であったお大師さまの坐像を、縁あって常福寺に納めて貰うことにしたのです。

この像は、常福寺什物になると同時に、今年より始まる伊賀四国八十八ヶ所霊場 開創150周年記念事業 歩き遍路にて、札所寺院の僧侶によって大切に担がれ、巡拝される檀信徒の皆さまと共に遍路を巡る、まさに「同行二人」のシンボルとなります。

ありがたいご縁を頂けた春の日。出席した両親も嬉しそうにしてくれていました。
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26日、ご詠歌の奈良教区奉詠大会に出仕してきました。

第36回 奈良教区奉詠大会こちらは、教区主催の発表会。36回大会が、宇陀市文化会館・かぎろひホールを会場に開催されました。奈良県・三重県の13支部、24組202名の講員さん方が、この日のために練習した成果を、また日頃の研鑽を披露されました。

この会場で行うのは、昨年に引き続き2回目。昨年の経験もあり、準備や打合せはスムーズに進みました。使い勝手のよさは分かっていましたので、昨年の反省を活かし、よりよい運営が出来たと思います。

福永先生今回は、お二人の来賓をお招きしました。
豊山流大師講詠監 福永智聖 先生と、滋賀より安田学臣 詠秀。私たち奈良教区は、10年ほど前に長谷寺で、福永先生に数年に渡りご詠歌の指導をして頂いていたご縁があります。
久しぶりにお会いする先生の姿。古くからご詠歌をされている講員さんは、とても懐かしかったことでしょう。大会の最後にご指導を頂くと、皆さん先生のお唱えに聞き入っておられました。

2回目を迎えた宇陀会場。皆さま素晴らしいお唱えを響かせてくださいましたが、個人的には大きな反省点がありました。年度末で、多忙だったことは言い訳になりません。本分を忘れず、同じ過ちをしないよう強く自戒せねばなりません。
春のお彼岸ですね。暑さ寒さも彼岸までと申しますが、一日一日寒暖の差がとても激しくて体がまいってしまいます。個人的には、今年は春雨が多かったせいか、花粉症に苦しまずにすんだような気がします。

当然、彼岸のあいだお寺は大忙し!! この一週間は、特に予定が詰まっていて、何件もハシゴしながら拝みに出掛けています。朝から拝みに出掛けて、夜遅くまで家に戻らないなんてことも珍しくありません。

特筆すべきは、戦没者・殉国英霊の慰霊祭があります。各地区ごとに、地区や遺族会の主催で行われるこの行事。戦後65年が経った今も、戦争の犠牲となった尊い御魂を弔う法要が、各地で営まれています。

戦争を知らずに育った世代である私たちは、戦争そのものを語る言葉を持ちません。しかし、戦争で親を、家族を失った遺族の方々から発せられる言葉は、そんな私たちの胸にも熱く響いてきます。

毎年、春・秋の彼岸に営まれる恒例行事。平和のありがたさを実感できる、大切な行事であります。
13日、名張市小波田の『つぐみカフェ』で第2回目の声明ライブを行いました。

今回は、今年正月に行ったものの追加公演。前回予約が間に会わなかった方や、クチコミの方を対象にしたかったので、告知らしい告知はしませんでした。
しかし、お蔭さまで大きな反響があり、2回公演分の120席は完売!!
今回も、満員御礼となりました。

声明ライブの仲間も、大きな反響に刺激され、「何か新しいことをしよう」と練習に力が入りました。当日、ささいな(?)ミスはいくつかありましたが、前回より確実にパワーアップしたものをお届けできたと思っています。2度目ということもあり、場慣れしてきたことが大きいですね。

声明ライブ 朝日新聞掲載この声明ライブ、メンバーの皆さんも仕事があってお忙しいので、春・秋くらいのペースで『つぐみカフェ』さんを会場にお借りして、定期公演を行っていきたいと思っています。

しかし、噂が噂を呼んで、また何か新しい活動に繋がるかもしれません。また何かご連絡できることがあれば、口頭・もしくはこのブログでもお知らせさせて頂きます。  

前回の声明ライブの様子は…、コチラ

声明ライブのご質問・ご感想は…、コチラ までお願いします。

写真: 翌日の朝日新聞に、ライブの様子が掲載されました。
伊賀四国八十八ヶ所霊場 開創150周年記念事業の一つである「歩き遍路」。檀信徒や一般の皆さまへの募集が、いよいよ始まりました。

来月から始まり、今年一年かけて全15回で満願となる予定。ルートは全て日帰りで、集合・解散場所までは公共機関を利用します。もちろん、個人・単発でのご参加も可能です。

興味を持たれた方は、伊賀四国霊場ホームページの 150周年記念事業 をご覧いただくか、各菩提寺、もしくは 150周年記念事業事務局(ホームページに記載)までお問い合わせください。

伊賀の自然を肌で感じる「歩き遍路」。とてもすがすがしく、素晴らしい体験になると思います。私も参加しますので、ぜひ一緒に歩いてみませんか?
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プロフィール
HN:
和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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