忍者ブログ
三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
[39]  [40]  [41]  [42]  [43]  [44]  [45]  [46]  [47]  [48]  [49
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2ab4841b.jpgカタールで開催されたサッカーアジア杯。ザッケローニ新監督が率いる若き日本代表が、いくたの激闘を制して、見事アジア王者に輝きました!!
 

いまやスポーツ番組やワイドショーは、その話題で持ち切り。日本中で大勢の方々が、寝不足と戦いながら素晴らしい勝利に喝采を挙げ、彼らの活躍から勇気や活力を分けて貰ったことでしょう。
 
毎回アジア杯には、数多くのドラマがあります。それは、まるで一本の物語を紐解いているよう。

今回だけでも、初戦ロスタイムの同点ゴール、二戦GK川島の退場からの逆転勝利、三戦FW陣の爆発 大挙5ゴール、準々決勝の開催国カタール戦 DF吉田退場からの10人による逆転勝利、準決勝の日韓戦 延長ロスタイムで追いつかれるも PK戦GK川島の神懸りのようなスーパーセーブ、緊迫の決勝オーストラリア戦 延長後半交代したFW李の目の覚めるようなスーパーボレー。

他にも槇野・松井・香川など主力選手の負傷離脱が続くも、冴え渡る監督の采配、次々に結果を出す控え選手、しかも舞台は因縁の地ドーハ…。

選手一人一人に注目しても、優勝ゴールを決めた在日韓国人から帰化した李選手、アシストをしたSB長友選手など。彼らの半生は、熱い血肉の通った本物のドラマなのです。
 
うーん、とてもブログでは書ききれない。詳しくはスポーツ番組等をご覧ください。
 
サッカー日本代表、アジア杯優勝おめでとう!!
勇気と感動をありがとう~!!

今回も激闘の物語をたっぷり堪能させて貰いました。
PR
大寒とは、二十四節気の最後。今の暦では1月20日頃の、一年で最も寒さが厳しくなる時期を指します。

07f4e720.jpg毎年この大寒に、地元仏教団の活動の一つ 寒行(かんぎょう)が実施されます。今年は日程にも恵まれ、3日間全て出仕することができました。

さて、2度目の参加となる今年は、昨年の経験もあり心に少し余裕を持って望めました。
早朝より、それぞれのお寺から出仕した僧侶が在所に集まり、全員でお檀家さん宅を一軒一軒歩いて訪ね廻ります。在宅でも留守でも、玄関先で短めのお経をお唱えする。鍵の掛かった家あり、玄関まで出て御礼を述べる家あり、犬に吠えられる家あり、留守の家あり、丁寧なご接待を頂く家あり…。同じ在所にも、さまざまなお宅があります。

朝の気温は、一番低い日が-5℃! 今年は冷え込みが強く、雪がちらつき、寒風が吹きつける厳しい寒行となりました。3日間の歩数をみると、合計が54212歩。うーん、昨年より随分減りましたね。いくぶん経験を積んで、無駄な動きが減ったのでしょうか。

年始早々、大寒に修めるこの行い。もちろんお施主さんあっての行事ですが、個人的には自身の修行でもあると考えています。寒行によって、心身を引き締めることができました。今年一年も無事健康で過ごしたいものです。

写真: 依那古仏教団の皆さんと写真撮影
 天台宗、真言宗、曹洞宗、浄土真宗と、さまざま宗派の寺院が共に活動しています。
tb3jkl00000000na.jpg今年のNHK大河ドラマは『江 ~姫たちの戦国~』
有名な浅井三姉妹の三女 江を中心に描く戦国の世。当然、三人の天下人が歴史を動かし、姫たちはその大きなうねりに翻弄されていくことでしょう。

その江姫が生まれたのは、近江の小谷城。地元となる滋賀県では、「江・浅井三姉妹博覧会」を始めとする各種イベントや、NHK大津局による「江 歴史紀行」の放送など、大河ドラマと一緒に地元を盛り上げるさまざまな催しが行われているようです。

先日、関連の番組をみていたら、浅井氏の祈願所である小谷寺が紹介されていました。おや?と思い注目したら、やがて住職として同門の大先輩 安田学臣さんのお姿が…。

先代住職の遷化により、数年前に小谷寺を兼務されることになった安田さん。私より10歳年長で、特にご詠歌や仏青関係などで、よくお世話になっています。
しばらく絶えていた除夜の鐘を復活され、他にも地元の方々と協力して、大河ドラマのキャンペーンや地域の復興にご活躍されている様子でした。

ドラマは先日、第2回の放送がありました。ほんのわずかですが、私の住む三重県も舞台となったようです。ささやかなご縁も感じつつ、今後の物語を楽しみたいと思います。
今年も、伊賀各地で大般若の法要が営まれています。『大般若波羅蜜多経』という六〇〇巻の経本を、僧侶が大きな声で転読(てんどく)する独特な法要。伊賀では、正月の風物詩の一つといえます。

私は、常福寺を含め都合7回の法要に出仕しています。多い方と思っていましたが、上には上がいるそう。聞けば、十数回も出仕しておられる方もいるとか…。有難いことですが、年始早々に喉を痛めてしまいそうですねぇ。

e52ae509.jpgさて、今回はお札の話。大般若では、事前にお札をいくつか作成して、大般若経の功徳をそのお札に頂戴(加持)します。「辻札(つじふだ)」と呼ばれるそのお札は、法要のあと各地区の辻々に立てられ、今年一年の地区の往来、交通安全を願うものです。

正直なところ最初は、自分の下手な字が多くの方に晒される辻札に少し抵抗がありました。それでも往来していると、嫌でも目に入ってくる…。しかし何度も何度も、年月を重ねて目にしていると、心持ちも少し変わってくるものです。

今では、夜ライトに浮かび上がる辻札を見ると、不思議と見守られているような、ありがたい気持ちが生じるようになりました。自分の書いたお札に、地元の方々も同様に感じてくださっているならば、こんなに嬉しいことはないですね。

心を込めて大般若の法要をお勤めする。下手は下手なりに丁寧にお札を書く。当たり前のことを心掛けて、今年も粛々と勤めたいと思います。
新年もはや10日。常福寺では、今日から各地区で大般若の法要が始まります。

「一年の計は元旦にあり」

よく耳にする諺を調べてみると、中国・明代の『月令廣義』という古書に由来するそうです。

一日之計在晨 (一日の計は晨にあり)
一年之計在春 (一年の計は春にあり)
一生之計在勤 (一生の計は勤にあり)
一家之計在身 (一家の計は身にあり)

晨とは朝、春とは新年のこと。意訳すると、元旦に一年の計画を立てなさいというものではなく、何事も始めが肝心であると解釈するのだとか。

さて私は、あまり一年の計画を立てる方ではないのですが、昨年は珍しく5つの具体的な目標を設定していました。詳細は記しませんが、家庭のことが2つに、仕事面が3つ。しかし、結果はわずか2つのみ達成…。しかもそれは、全て仕事のことだけでした。

うーん、目標が大きすぎたのが。はたまた忙しさに感けて、目標を見失っていたのか。

宿題をやり残した感があるので、今年も目標を設定しようと思います。今年は、背伸びしないで小さなことを積み上げていこうかな、でも果たしたい願望もあるし…。

松の内があけるまで、もう少し今年の目標を考えてみようと思います。
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
SNS
Wakou Nakayama

バナーを作成


TweetsWind
最新CM
[07/13 meg]
[06/28 和光]
[06/28 じゅんじゅん]
[03/02 和光]
[03/01 じゅんじゅん]
ブログ内検索
プロフィール
HN:
和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
カウンター
最新TB
バーコード
忍者アナライズ
Copyright © 江寄山常福寺のブログ All Rights Reserved.
Materal by photo material Kun Template by Kaie
忍者ブログ [PR]