忍者ブログ
三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
[24]  [25]  [26]  [27]  [28]  [29]  [30]  [31]  [32]  [33]  [34
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

お釈迦さまのご誕生を祝う法要を、花まつりといいます。常福寺では、旧暦に準えて毎年5月8日にお勤めしています。

03ef0296.jpgこの花まつり、日本では4月8日に行っている寺院が多いようですが、世界的にみると4月に行うのは日本くらいで、大半の仏教国では旧暦で実施されているそうですね。個人的には、最近知った目からウロコの情報でした。

b2db6492.jpgここ数年、常福寺では、息子もお世話になった地元保育所の児童たちが、遠足を兼ねて遊びにきてくれています。
簡単なお話をして、たくさんのお花に囲まれたお釈迦さまに甘茶を灌ぐ。その後は、甘茶とお菓子をご接待して、本堂で簡単な遊戯をして楽しみます。

お寺サイドは、かわいいお客さん達と一緒に遊べてとても楽しんでいるのですが、先生方は、本堂の中をはしゃぎ遊ぶ子供たちが「何か壊したらエライことになる」と戦々恐々のご様子。ひょっとすると気苦労が絶えないイベントなのかもしれません(笑)。

他には、ご詠歌講の皆さんが集まって練習されたり、地元に住む息子のお友達や子供たちがペットボトル持参で遊びにきたり、老若男女が一緒に楽しく過ごしています。

近くにお住まいの皆さま、どなたでも大歓迎ですので、来年の花まつりは遊びにいらっしゃいませんか? かわいらしい誕生仏(生まれたばかりのお釈迦さまの像)と一緒に、皆さまのお越しをお待ちしております。


PR
GWは2日予定が空いたので、近場で家族サービス。「釣りがしたい!」という息子のリクエストに答えて、海辺に出掛けることにしました。

5817be13.jpg訪れたのは、三重県志摩市の御座白浜。真珠の養殖で有名な英虞湾の、岬の最果てにあるのどかな港町です。
初めて訪れましたが、遠浅で白砂の美しいビーチがある人気の海水浴場だそうです。海水浴にはまだ早いので、混み合うことなくのんびり過ごせました。

さて目的の釣りですが、こちらは子供の頃にした他には、釣り堀に数度出掛けたことがある程度。
しかし、子供にあまり格好悪いところを見せられませんからね。前もって釣具屋さんに掛け込んで、店員さんから漁師結びやしかけなど、色々レクチャーして貰いました。お父さんも何かと準備が必要です。

46d51347.jpg肝心の釣果は、4時間ほど挑戦して、小ぶりの鯛が1匹と雑魚2匹のみ。やはり、自然相手はなかなか難しい。先の爆弾低気圧の影響も残っていたのでしょうが、こちらは完全に素人ですからね。ポイントもコツも、基礎さえしらない。まぁ、ボウズじゃなかっただけ良しというところです。

ちなみに、いま息子がハマっているWiiの釣りゲームでは、糸を垂らすと5秒ほどで魚が食いついて、大物でも簡単に釣りあげることができます。これはあくまでゲームの話。今回息子も、現実のシビアさを学ぶよい機会になったことでしょう。

釣った魚は、食べれるものだけ宿で調理して貰って、あとはリリース。家族みんなで「いただきます」と感謝して頂きました。


4月末、永代供養墓見学ツアー@東京が実現しました。
(注 勝手に命名しています)

こちらは、久遠宝塔を設計してくださった川本商店(みんてら)さまのご案内で、都心で永代供養墓を運営して、広く一般にも成功されている寺例を幾つか見学しようというもの。
供養塔を建立して「はいおしまい」ではなく、私どもに実際に供養塔を運営するノウハウを勉強して貰う為の、素晴らしいアフターケア企画です。

1cd092a6.jpgご厚意に甘えて、地元から元請けの石の中原さんと上京して、一泊二日でたくさんのお寺を見学。さらには、幾人かのご住職さまのご厚意で、直接お話を伺わせていただく大変ありがたい機会も得ました。



都心と田舎では、もちろん人口や価値観、永代供養墓を求める意義やそのあり方が大きく変わってきますが、その運営の仕方、注意点、納骨に留まらない生前からのコミュニティ作りなど、学ぶべきところが多く、とても濃密な時間を過ごせました。

5f5ba579.jpg思うに、人が多く集まるところは、外観やシステムだけでなく、ご住職やスタッフの皆さんの人柄、丁寧な対応によるところも大きいように感じました。
供養=おもてなし・ご接待ですからね。これも、しっかり学ぶべきところです。


得がたい機会を頂けて、頭の中で今後の展開がさまざまに膨らんできました。

今回お伺いした全てのお寺さま、またお世話になった川本商店(みんてら)さま、石の中原さまに、心から感謝申し上げる次第です。


写真1:町田 いずみ浄苑さま
 この緑の芝生もお墓です。樹木葬といって、桜がシンボルになるそうです。

写真2:巣鴨 功徳院さま
 写真は、月1回の説明会の様子。皆さん、とても熱心に質問されていました。


66662873.jpg散る桜をみると、どの生命も桜と同じと感じる。
散る花々は一つ一つの生命にしかず、そこには尚、力強く種族・同朋・一族(家族)という幹が残っている。
 
災難に遭い、不幸にも手折れた枝もあろう。
しかし、枝の元にはより太い幹が確かに残っている。そこからまた、新しい枝花が芽を出すだろう。
 
桜が一花散ったとて、「死んだ」と言う物はいまい。
次の春には、子供・孫という名の花がまた咲く。
 
カバラのセフィロト、
北欧神話のユグドラシル、
旧約聖書の生命の樹、
釈尊が悟りを得た菩提樹…。
 
散る桜に、あまたの宗教が説く”世界樹”の姿が重なった。


伊賀四国霊場会が、開創150周年記念事業の一つとして実施している「歩いて参ろ 伊賀遍路」(通称 歩き遍路)が、3巡目を迎えました。

これまでは1年間に15回、全て日帰りで実施してきましたが、今回は少し余裕をもって、1年半かけて巡拝することになります。お申込みも回を重ねるごとに増えているようで、大変ありがたいことですね。

伊賀遍路 '12.04.13_1さて初日は、第1番 春日寺さんから始まる大山田方面4ヶ寺 18kmの行程。
過去最多82名の檀信徒の皆さまを、2班に分けて巡拝しました。


伊賀遍路 '12.04.13_2天候にも恵まれ、咲き始めた桜花を愛でつつの巡拝。ちなみに今回は、伊賀四国霊場会会長を勤めるうちの住職(第29番 常福寺住職 織田杲深)もお遍路さんに交じって一緒にお参りしています。


尚、当日の様子は、伊賀四国霊場会ホームページに詳しく更新してあります。私が寄稿しましたので、よろしければご覧になられてください。

個人的には、大勢の皆さまとお話するのだからとマスクを外してお参りしていたら、夜のご詠歌指導の頃には、涙ぽろぽろ鼻水ズルズル…。どうやら、大量飛散していたスギ花粉にやられてしまったようです。
お蔭で、数日間は花粉症の薬を飲むはめに…。油断大敵、この季節はなりふり構わず、花粉対策をせねばなりませんね。

3巡目を数えた「歩いて参ろ 伊賀遍路」。今回も、可能な限り参加していこうと思っています。


カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
SNS
Wakou Nakayama

バナーを作成


TweetsWind
最新CM
[07/13 meg]
[06/28 和光]
[06/28 じゅんじゅん]
[03/02 和光]
[03/01 じゅんじゅん]
ブログ内検索
プロフィール
HN:
和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
カウンター
最新TB
バーコード
忍者アナライズ
Copyright © 江寄山常福寺のブログ All Rights Reserved.
Materal by photo material Kun Template by Kaie
忍者ブログ [PR]