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三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
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8月末からちょうど一月ほど、お寺のパソコンに不具合が生じていました。

通常のインターネット接続・メール送受信は何の問題もなかったのですが、特定のサイトだけなぜか閲覧することができない。ブログ運営会社やウィルス対策ソフト会社、サーバー会社などに連絡を取り、サポートセンターから技術者が2回やってきて一つ一つ可能性を潰してみても原因が特定できませんでした…。

閲覧することが出来なかったサイトとは、この「江寄山常福寺のブログ」と管理ページ。
困ったことは、私がブログを閲覧・更新できないだけですから、実害も少なく、しばらくブログはお休み、もし回復しなければそろそろ止めどきなのかな?と半ば達観しておりました。

当時は暗中模索でしたが、今では症状が回復して、その原因も推測できています。やはり因果応報、何事にも原因と結果があるのですね。

いつも楽しみにして頂いている訪問者の皆さま、お待たせしました。
「江寄山常福寺のブログ」 一月の休眠を経て、再会です!!
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伊賀地域に点在する、鎌倉後期~安土桃山時代の石仏 約300体を採拓調査した『伊賀の石仏拓本集』が出版されました。



著者は、地元の郷土史家で伊賀市文化財保護審議会委員も勤める市田進一さんです。

拓本とは、石などに彫られた文字や模様を、墨を使って丁寧に紙に写し取ったもの。一体一体石仏の汚れを落として、水で濡らして和紙を当てる。はけで軽く叩いた後に、専用の墨を立体感が出るように当てていくそうです。

その緻密な作業には、小さな石仏でも最低1時間、高さ4mに達する大きな石仏だと1週間も。この本を出版するまでには、都合6年も掛ったそうです。

B4版 277ページの中には、常福寺や兼務している蓮花寺の石仏・五輪塔・地蔵群などが10数ページに渡って紹介されています。300部を自費出版されて、研究の為に全国の大学や研究機関、文化施設に寄贈されたそうです(非売品)。


ちなみに市田氏は、以前紹介した蓮花の研究者としても活躍されており、常福寺を始め伊賀の多くのお寺では、市田さんが手掛けた鉢植えの蓮が、毎年美しい花を咲かせています。

お寺の息子として生まれた市田氏、やはり多くの仏縁が結ばれているのですね。
 
 過去のブログ  『蓮(はちす)花』


先輩に誘われて、人生で初めて宝塚歌劇を観賞してきました。



演目は、『銀河英雄伝説』 田中芳樹原作の人気SF小説(全14巻)で、銀河の覇権をかけて戦う2人の英雄を軸にして多くの人物が登場するスペースオペラです。高校生の頃この本に出会い、これまで10回以上は読み返しましたね。個人的に、若き日にその世界感にのめり込んだ思い出の小説です。

今回は、原作ありきで観劇したのですが、先輩がいい席を取ってくださったお蔭もあって心から楽しむことができました。

やはり、ライブはいいですね! 生演奏に、研修生の皆さんの素晴らしい歌声とお芝居、ダンス。とてもよく修練を積まれていて、どれも本当に素晴らしかったです。原作を知らない方にも、物語がよく解るよう演出されていたのが、往年のファンとして嬉しかったです。

宝塚に対する印象が、いい意味で変わりました。また興味のある演目があれば、行ってみたい気持ちでいます。

夏休みもいよいよ大詰め。海水浴、キャンプ、花火にすいか、浴衣、BBQ、里帰り、虫とり、盆おどり…。皆さん、たくさん思い出を作られましたか?

夏休みといえば、子供の頃は早朝にラジオ体操がありました。毎日早起きして参加して、上級生に出席のハンコを押して貰ったものです。



うちのお寺でも、夏休みが始まった頃から、息子とおじいちゃん(住職)が自発的にラジオ体操を始めていました。毎朝、ラジオ体操で体を動かした後は、本堂で朝勤行。おじいちゃんにお経を教わって、一通り読めるように仕込んで貰ったようです。



どちらが言い出したのか、夏休みの間は毎朝すると約束して、とうとう最後までやりとげてしまいました。途中からですが、私も早朝のラジオ体操がすっかり日課になって、健康的な朝を迎えることが出来ました。

明日から、いよいよ2学期。日常に戻ることで、日課のラジオ体操から離れてしまうのが少し寂しくあります。

お盆が終わり、私たちお坊さんがへとへとに疲労しきった頃。毎年恒例の青少年研修会 三重道場が、長谷寺を会場に実施されます。

今年は、38名と近年最多の児童にご参加いただき、賑やかに成満することが出来ました。
多数ご参加いただけたのは、ちょうど指導員のお子さん方が適齢期を迎えているお蔭ですね。お寺の子供たちが、それぞれお友達を誘って参加する。今回常福寺だけでも、息子の同級生たちが参加してくれて10名も送り出すことが出来ました。


(早朝、観音堂舞台よりの景色)

個人的には、仏青会長の勤めを終え、一会員として臨んだ今回の研修会。申し訳無いことに法務が重なり、日程の半分ほどしか協力できませんでした。

息子を含む子供たちとの交流も、積極的にコミュニケーションを取るように心掛けていましたが、本当にわずかの時間で、正直少し寂しい気がしましたね(笑)。

“歌のお兄さん”を担当して子供たちに3曲ほど憶えて貰いましたが、激しい豪雷雨のためお楽しみのキャンプファイヤは中止になってしまいました…。
う~ん、誠に残念! 子供たちに花火やキャンプファイヤをさせてあげたかったなぁ。


(班ごとに分かれて、法のともしびの準備)

研修の合間、新役員さん達の動きを陰ながら見つめていましたが、皆さん大小のアクシデントを乗り越え、柔軟に、工夫しながら研修会を進めてくれていました。

この研修会は、来年で30回の節目を迎えます。私たちの親世代の師僧先輩たちから受け継がれてきたこの催し。確かな流れは、若い世代にも脈々と受け継がれています。


青少年研修会、昨年までの様子は…、
 

をご覧ください。


※ 青少年研修会 三重道場は、小学3年~6年生を対象に、仏教的体験から多くを学び、家族や周りの方々、ご先祖さまを敬う「仏心」を養う研修会として、毎年長谷寺を会場に実施しております。

 興味を持たれた方、ぜひお子さまを参加させたいと思われた方は、お近くの真言宗豊山派の寺院、もしくは常福寺までお問い合わせくださいませ。
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プロフィール
HN:
和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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