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三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺 
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山と渓谷社 2013年卓上カレンダー「仏像」が発売されました。4月の仏像として、常福寺の本尊五大明王のうちの一体、降三世明王が紹介されています。



降三世明王は、五大明王の東方に位置する仏さま。四面八臂で、大自在天(ヒンドゥー教のシヴァ神)とその妻 烏摩妃を踏みつける姿が特徴的です。
梵名は、Trailokyavijaya 「三界の勝利者」の意味を持ち、不動明王に次ぐ高位の明王として信仰を集めます。

2009年(丑年)に大威徳明王を掲載頂いたご縁があったので、連絡を受けた際に「来年は巳年だから、今度は軍荼利明王かな?」と推測したのですが、予想に反して降三世明王の御指名を頂きました。

2013年カレンダーの背表紙を見てみると、他の仏像は、興福寺・法隆寺・元興寺・東大寺…と、南都の名立たる寺院ばかり。このような形でご掲載頂けることは、誠にありがたいご縁です。

よい正月のお年賀を作って頂きました。年始には、総代や寺院方にお配りしようと思います。

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一昨年から、真言宗豊山派の若い僧侶たちが集まって活動している『山詩水明(さんしすいめい)』。
伊賀各所で開催したこれまでのライブ・コンサートは、常に満員御礼!! 聴衆の皆さまにも大変ご好評を頂いております。

『山詩水明』 声明ライブ '10.11.07
(つぐみカフェにて、声明ライブ)

 『山詩水明』 過去の活動

 平成22年11月 『声明ライブ 秋季公演』

 平成24年 1月 『声明×尺八×ピアノの調べ』
 
そして今回は、新しい試み。法話を中心としたトークイベント「お坊さんと話そう!」を実施します。
山詩水明メンバーの若いお坊さん達が、数名入れ替わりで10分程度の法話を披露して、その内容について皆さんの質問を受け付けます。もちろん、最後には恒例の声明ライブもありますよ!

今回は、私が以前からどうしてもやりたかった実験的な企画。さて、どのような催しになることやら…、今からワクワクしています。下記要領で行いますので、ぜひご参加くださいませ。

             記
日 時: 平成24年11月9日(金)
        午後6時 開場、 午後6時30分 開演

場 所: つぐみカフェ

代 金: 1800円(ケーキセット付き)
 
予約申込みは…、つぐみカフェ まで(電話 0595-65-8282)
 定員60名で、先着順になります。

今月に入って、常福寺の境内にて配管工事を行っています。

本堂・庫裏の浄化槽を排して、集落排水へと結合させるこの工事。連日、境内各所を掘り返して、職人さん達がせっせと作業をしてくださっています。



日によって作業する箇所は異なりますが、霊場巡拝や歩き遍路などある中、お参りの皆さまには大変ご迷惑をお掛けしています。工事期間中、どうか足元に気をつけてお参りされてください。

9月30日、大型の台風17号が本州を縦断。紀伊半島をかすめるコースで北上し、各地に多くの被害をもたらしました。

伊賀地方も雨量が多く、その影響で、近くを流れる木津川がにわかに氾濫。お寺は高台のため無事でしたが、眼下の田畑や国道422号が冠水して、一面 泥海のようになってしまいました。困ったことに、伊賀市内でも神戸周辺は水害に弱く、数年に一度はこのような事態が起こります。


(夕方、すでに眼下は泥海の様相でした)

風雨が激しくなった夕刻から、在所のお檀家さんや、国道で車を運転していた一般の方、あわせて4名がお寺に避難して台風をやり過ごされました。

今回の台風は、移動速度が速いことが救いでした。午後8時過ぎには雨風も落ち着き、道路も通行できるようになったので、避難されていた皆さんも無事に帰路につかれました。


(こちらは、翌朝の景色。田畑に水が残っています)

ちなみに避難された方の中には、急な水位の上昇で、運転していた車を乗り捨てて下半身ズブぬれになってお寺にたどり着いた方がおられました。

古いお寺は、山や地盤の強い場所を選んで建てられています。比較的災害に強い場所といえますので、いざという時は、迷わず助けを求めることをお勧めいたします。きっと多くのお寺が快く門戸を開いてくれることでしょう。

月末、ご詠歌指導者の研修会があって、東京まで行ってきました。

常福寺が属する真言宗豊山派は、奈良の長谷寺を総本山に仰いでおりますが、関東圏にお寺が多いこともあり、東京音羽の護国寺境内に、宗務運営の中心として庁舎を構えています。
そこで大きな会議や会合・研修会などが開かれることが多く、連日全国の豊山派に属するお寺さんが参集している一大拠点になっています。


(護国寺山門のすぐ右手、真言宗豊山派宗務所)

今回は、「詠秀」とよばれるご詠歌指導者の定例研修会。近年、リニューアルされた新教典を用いて、変更点や誤字誤植などを、皆で再確認いたしました。

歴史あるご詠歌ですが、古いものをそのままお唱えするのではなく、気鋭の先生方が、日々の指導や研鑽の中で気付いた、お唱え・引字・歌謡法・表記・所作の矛盾点などを持寄り、常により正確なもの・お唱えしやすいものをと、是正(いわゆるマイナーチェンジ)が繰り返されているのが現状です。


(左:旧教典 と 右:新教典 を比較しています)

「数年前に教わったことと違う!」という事態も大いにありえるのですが、そこはそれ。指導する際には、極力最新のものをお伝えするように心掛けています。

そんな時、いつも私は「ご詠歌は生きている。常に変化しているんだよ」と表現して、皆さんにご理解を求めています。あまりコロコロ変更されても困りものですけどね、常に是正されていく姿勢は間違っていないと思います。

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プロフィール
HN:
和光さん
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:

真言宗豊山派のお坊さん

大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。

現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
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