三重県伊賀市 本尊五大明王の祈願寺
お盆も済んだこの時期になると、
境内のあちこちに高砂百合(たかさごゆり)が咲き始めます。
今年は21ヶも蕾を付けた、見事なひと株を
見つけましたのでご紹介します。。
8月12日
堅い蕾が21ヶ確認できます。
8月24日
開き始めました。
高さは132cm 石の間から2本出ています。
8月27日
下の蕾が咲きそろいました。豪華!
この高砂百合は、花が終わると花1つ1つに莢が出来ます。
莢の中は6列に分かれており、中にビッシリ薄い種がつまっていて、秋から冬に掛けてはじけて放出されていきます。
薄い種は石 石垣 アスファルトの隙間 植え込などにもぐりこみ、年を重ねて生長していきます。人に刈り取られにくい 除草されにくいところで大きな球根になって花の数も増えていきます。
昨日も伊賀四国巡拝の方が、「21ヶというのが良いですね」と言われましたが、来年はどうなるのか注視していこうと思います。
常福寺寺族 育子
※21は、お大師さまの縁日。
常福寺では、毎月21日に月並御影供を厳修しています。
境内のあちこちに高砂百合(たかさごゆり)が咲き始めます。
今年は21ヶも蕾を付けた、見事なひと株を
見つけましたのでご紹介します。。
8月12日
堅い蕾が21ヶ確認できます。
8月24日
開き始めました。
高さは132cm 石の間から2本出ています。
8月27日
下の蕾が咲きそろいました。豪華!
この高砂百合は、花が終わると花1つ1つに莢が出来ます。
莢の中は6列に分かれており、中にビッシリ薄い種がつまっていて、秋から冬に掛けてはじけて放出されていきます。
薄い種は石 石垣 アスファルトの隙間 植え込などにもぐりこみ、年を重ねて生長していきます。人に刈り取られにくい 除草されにくいところで大きな球根になって花の数も増えていきます。
昨日も伊賀四国巡拝の方が、「21ヶというのが良いですね」と言われましたが、来年はどうなるのか注視していこうと思います。
常福寺寺族 育子
※21は、お大師さまの縁日。
常福寺では、毎月21日に月並御影供を厳修しています。
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今春に続けて、住職婦人からこのブログに寄稿いただきました。
これを機会に、新しくカテゴリ“寺族だより”を設けて一つにまとめてみました。
今後の更新を楽しみにされてくださいヽ(^-^ )♪
『境内の蘇鉄』
境内の蘇鉄(そてつ)は今年も元気です。
6月末に古い葉を全部刈り取ると、内に丸まった産毛の若い葉が出始めぐんぐん大きく広がって、堅くて濃い緑に生長していきます。
ところが未だ葉が出ていないところに、今年は雄花と雌花が現れました。
雄花はまるで仏塔のように真っ直ぐ伸びてゆき、雌花はシャンデリアのようにふゎっと丸い安定した形をしています。
この雌花が成長すると、田端義男さんの歌の ♪赤い蘇鉄~の 実の熟れるころ~♪ にありますように、5cm程の楕円形のそれはそれは沢山の赤い実が顔を出します。
この蘇鉄は、修行大師像の横に15年程前、元総代さんが四国巡拝の折、多くのお寺で植えられているのを見て、常福寺にもと植えてくださったものです。
雄花・雌花が同時に咲くのは毎年ではありませんが、伊賀の厳寒酷暑にもペースを崩さず、施肥と乾燥期のシャワーの散水をもらい、年々生長しています。
大師の傍で、境内のシンボル的な存在となっていくのを頼もしく見守っています。
常福寺寺族 育子
これを機会に、新しくカテゴリ“寺族だより”を設けて一つにまとめてみました。
今後の更新を楽しみにされてくださいヽ(^-^ )♪
『境内の蘇鉄』
境内の蘇鉄(そてつ)は今年も元気です。
6月末に古い葉を全部刈り取ると、内に丸まった産毛の若い葉が出始めぐんぐん大きく広がって、堅くて濃い緑に生長していきます。
ところが未だ葉が出ていないところに、今年は雄花と雌花が現れました。
雄花はまるで仏塔のように真っ直ぐ伸びてゆき、雌花はシャンデリアのようにふゎっと丸い安定した形をしています。
この雌花が成長すると、田端義男さんの歌の ♪赤い蘇鉄~の 実の熟れるころ~♪ にありますように、5cm程の楕円形のそれはそれは沢山の赤い実が顔を出します。
この蘇鉄は、修行大師像の横に15年程前、元総代さんが四国巡拝の折、多くのお寺で植えられているのを見て、常福寺にもと植えてくださったものです。
雄花・雌花が同時に咲くのは毎年ではありませんが、伊賀の厳寒酷暑にもペースを崩さず、施肥と乾燥期のシャワーの散水をもらい、年々生長しています。
大師の傍で、境内のシンボル的な存在となっていくのを頼もしく見守っています。
常福寺寺族 育子
始めに、
開設以来このブログは、副住職の和光が管理人として、お寺のことや自分の活動などを気の向くまま思いつくままに掲載してきました。
しかし、ここはタイトル通り常福寺のブログ。当然、常福寺に関わる色んな方からの発信があってもよいものです。今回は、「このブログに掲載して欲しい」と、住職婦人よりお預かりした原稿を掲載いたします。
『追悼供養和讃をお唱えする』
4月28日は東日本大震災から49日目となり、犠牲者を悼む法要が常福寺においても営まれました。丁度その日はご詠歌の小グループの集まりがあり、一緒にお参りいただきました。
伊賀四国霊場 開創150周年開白記念法要に合わせて供養された位牌を前に、住職の読経から始まり中で追善供養のご詠歌を奉詠し、般若心経など一斉にお唱えいたしました。
49日の間、色々のメディアの情報から見聞きしたことなどから、被災された方々の悲しみ 苦しみ 悔しさ 怒り 諦め 不安等思うと祈らずにはおれません。
「今日の住職のお経はいつもとどこか違って心に沁みたわ」とか
「私らの気持ちもいつもの練習の時とちょっと違うしね」など言って
皆 涙目で顔を見合わせ、この気持ちが被災地に届いてくれたのではと思いました。皆様も丁度満中陰の日に陰ながら哀悼の意を捧げることが出来、仏様の御縁をうれしくおもわれたようです。
私にもできることを色々考え微力ながら応援していますが、今の気持ちを継続して長い支援をしていこうと思います。
早くこの重苦しい空気を突き破り落ち着いた日々が来ることを願わずには居られません。
≪朝の来ない夜はない≫を信じて。
常福寺寺族 育子
開設以来このブログは、副住職の和光が管理人として、お寺のことや自分の活動などを気の向くまま思いつくままに掲載してきました。
しかし、ここはタイトル通り常福寺のブログ。当然、常福寺に関わる色んな方からの発信があってもよいものです。今回は、「このブログに掲載して欲しい」と、住職婦人よりお預かりした原稿を掲載いたします。
『追悼供養和讃をお唱えする』
4月28日は東日本大震災から49日目となり、犠牲者を悼む法要が常福寺においても営まれました。丁度その日はご詠歌の小グループの集まりがあり、一緒にお参りいただきました。
伊賀四国霊場 開創150周年開白記念法要に合わせて供養された位牌を前に、住職の読経から始まり中で追善供養のご詠歌を奉詠し、般若心経など一斉にお唱えいたしました。
49日の間、色々のメディアの情報から見聞きしたことなどから、被災された方々の悲しみ 苦しみ 悔しさ 怒り 諦め 不安等思うと祈らずにはおれません。
「今日の住職のお経はいつもとどこか違って心に沁みたわ」とか
「私らの気持ちもいつもの練習の時とちょっと違うしね」など言って
皆 涙目で顔を見合わせ、この気持ちが被災地に届いてくれたのではと思いました。皆様も丁度満中陰の日に陰ながら哀悼の意を捧げることが出来、仏様の御縁をうれしくおもわれたようです。
私にもできることを色々考え微力ながら応援していますが、今の気持ちを継続して長い支援をしていこうと思います。
早くこの重苦しい空気を突き破り落ち着いた日々が来ることを願わずには居られません。
≪朝の来ない夜はない≫を信じて。
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プロフィール
HN:
和光さん
HP:
性別:
男性
職業:
副住職
趣味:
読書、息子と遊ぶこと
自己紹介:
真言宗豊山派のお坊さん
大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。
現在檀務と共に、ご詠歌、声明ライブ、豊山仏青、歩き遍路など、色々活動しております。
真言宗豊山派のお坊さん
大和国は豊山長谷寺の門前町に生を受け、仏縁あって僧侶に。
伊賀国は江寄山常福寺の副住職になりました。
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